パンドラの少女〈下〉 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488549046

作品紹介・あらすじ

〈餓えた奴ら〉は身動きせずに立ちつづける。だが獲物の臭いや音、動きを感知するやいなや、時速60マイルで目標に突進する――ただ食べるために。軍事基地から70マイル以上離れた街ビーコンの政府を目指す五人――奇跡の少女メラニー、彼女を愛してやまない教師、科学者、軍曹と兵士。かれらが目にするのは、荒廃したイギリスと無数の〈餓えた奴ら〉……。危機また危機の旅路、そして衝撃のラスト。圧巻のエンターテイメント。

感想・レビュー・書評

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  • 勢いよく最後まで読めた。
    どこに行き着くのだろうかと思っていたのだけれど、まさかこんな結末とは。
    うまく言えないけど、しっくり来る結末だったかな。その後を想像すると、かすかな希望を感じる(そう信じたいだけかもしれないけど。

  • 可もなく不可もなく。
    ゾンビ物は原因不明で解決しないものが多いけど、これは感染の原因は分かってるし一応ラストで決着もついたから不完全燃焼感はないと思う。
    キャラ設定もはっきりしてて人物像がわかりやすい。
    後半ノーマルゾンビほぼ出てこないしジャンカーズも来るかと思いきや来ないし敵に襲われてピンチ!的な場面は少なめ。

  • 新しい人間達
    そして、教育が社会を作る

  • 映画化前提で映画原作初進出のアメコミ原作者が書いた本、ということで、いい意味で映像映えするシーンが満載で読ませる。上巻は冗長感もあったけど

  • 下巻も3分の1くらいまではダルダルだったけど、その後からラストにいたるまでの絶望感とカタルシスは素晴らしい。
    壁の描写に、映画版タイトルの「ディストピア」はこれかーと思ったけど、ラストシーンでこっちだった!と納得。
    メラニーはヤンデレかわいいと思います!

  • 登場人物が少なく、キャラが明確なので読みやすかった。
    パンドラの少女が開けた箱に最後に残ったのは、希望なのか絶望なのか。見方によって、それは違うということなのか。

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