- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488565060
作品紹介・あらすじ
さらわれた許嫁を取り返すのに手を貸してほしい。久蔵の訴えに、弥助は仰天した。人さらいなら、十手持ちにでも訴えるのが筋ではないか。聞けば許嫁の初音は妖怪だというのだ。許嫁が妖怪? 驚きのあまり言葉を失う弥助。だが真剣な面持ちの久蔵に心を動かされ、千弥は妖猫族の姫、王蜜の君を紹介する。王蜜の君の手引きで初音がさらわれた先、華蛇族の屋敷に忍び込んだ久蔵だったが……。久蔵に降りかかる試練を描く、人気シリーズ第五弾!
感想・レビュー・書評
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本編もさることながら、従者達、宴をひらくも余韻が楽しめて良かった
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人間の久蔵と妖怪の初音の恋には大きな壁が立ち塞がる。
でも、2人ともそれに負けないひたむきな、強い思いがあって心から応援しちゃう。
しかし、初音の乳母からの試練は一筋縄じゃいかない。
それを乗り越えていく久蔵、ほんと、たいした男だった。
へらへらいい加減な遊び人なだけじゃなかったんだねー。
初音もすごく健気で可愛らしい。
乳母萩野も、初音可愛さなんだよねぇ。
そんな萩野のってば、実はそうだったとは。
従者たちの宴会でもしやと思ったのが当たってて大笑い。
そうかー、いいじゃん、いいじゃん。
さて、次は何が起こるかな。 -
わぁいオタク廣嶋玲子先生の書く恋愛描写大好き。
という訳で満を持して、久蔵さんと初音姫様の祝言までのてんやわんや回です。
そんなんオタクはみんな好きだからね。
しかし久蔵さん、あんたはいい男だよ……。初音姫様と幸せにな…。
でも一番膝を打ってしまったのは飛黒さん萩乃さんの夫婦だよ。あんた、そんなんオタクはみんな好きだよ。
気の強そうな美女が堅物で不器用そうな男にメロってるのなんてそんな…そんなんいくらでもあっていいですからね…。 -
軽く読めて、ところどころにやっとされらる。
読後感も悪くはない。
疲れている時には丁度いい。 -
乳母の萩乃さんの馴れ初めから睦まじい関係、素敵です。
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久蔵、なかなかやるじゃないか
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内容(ブックデータベースより)
さらわれた許嫁を取り返すのに手を貸してほしい。久蔵の訴えに、弥助は仰天した。人さらいなら、十手持ちにでも訴えるのが筋ではないか。聞けば許嫁の初音は妖怪だというのだ。許嫁が妖怪? 驚きのあまり言葉を失う弥助。だが真剣な面持ちの久蔵に心を動かされ、千弥は妖猫族の姫、王蜜の君を紹介する。王蜜の君の手引きで初音がさらわれた先、華蛇族の屋敷に忍び込んだ久蔵だったが……。久蔵に降りかかる試練を描く、人気シリーズ第五弾!
令和4年2月4日~5日 -
妖怪の子預かりますは、すごいおもしろい!