猫の姫、狩りをする (妖怪の子預かります6) (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 67
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488565084

作品紹介・あらすじ

気まぐれな猫族の姫である王蜜の君が、なんと太鼓長屋の弥助のところに居候することに。弥助べったりの千弥がいい顔をするはずはなく、小妖の玉雪に至っては、大妖の気にあてられて弥助の家に近づけなくなる始末。そんななか、弥助の周辺で猫絡みのおかしな事件が頻発、おまけに仔猫を狙う不気味な女が出現するに至って、猫の守り手たる王蜜の君は放っておけず、事件の裏を探り始める。今回は猫だらけ、お江戸妖怪ファンタジイ第六弾。

感想・レビュー・書評

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  • 猫の姫、すなわち王蜜の君は、これまでの巻の登場シーンでも、近寄りがたくて、何を考えているかわからない、さらに魂を集めるのが趣味だというので怖ろしい印象があった。タイトルには狩りという言葉もあり、ちょっと怖そうって思って読み始めた。そんなことはなかった。何を考えているのかわからないんじゃなくて、好奇心旺盛すぎて常人の域を超えていたようだ。とっても可愛い。猫の姫としての仕事は、猫たちを守ること。というわけで、この巻は猫たちの話が盛沢山。個人的には漁火丸が好きです。

  • 2019年2月西宮図書館

  • 妖怪の子預かり屋シリーズ第六弾。

    なんか、「妖怪の子預かり屋」という本題から
    どんどん離れていくような気がする。
    主人公だったはずの千弥も全く活躍しないし。

    とはいえ、妖猫族の姫が自分を預かれとやってきた今回の作品は、
    猫づくしだし、諸悪の根源が「人の噂」だったというのも面白かった。

    いじめられていた婿が、
    付喪神のついた根付を壊されとうとう爆発するのは、
    自分は我慢できても友への危害は許せないということなのか、
    幸せは不幸の中で得た方が失い難いということなのか。

  • 2018年7月創元推理文庫刊。書下ろし。シリーズ7作目。猫姫である王蜜の君が妖怪王にふさわしい怖さや厳しさを持っているのが、素敵でした。楽しめました。

  • 【収録作品】猫の姫、狩りをする/猫めぐり

  • 妖と人が自然に混ざって暮らしている。ホントに上手く行ってるんだろうか?
    今回は猫がメイン。ホントの猫と、猫の妖と人。
    楽しかった (^^♪ 猫好きにはたまらないかも。
    それにしても 王蜜の君は…… 目の前にいたらじゃなくて、いらしたら、土下座して手をつきたくなる気がする。
    恐れ入ります、宜しくお願い致します ハハーッ ってな感じ。

  • 今回とても楽しかった!
    このシリーズは全体的にほっこりなのだけれど、たまにどうしようもないときもあって、悲しいのだれど、だからこそ思うことがあったり心に残ったり。それでも小さな光をちゃんと灯してくれる。

    みんな好き。
    弥助も千にいも、雪も白蜜も久蔵も。

  • 今回は猫尽くし♪人間の身勝手には気分が悪くなる思いだけど、猫の姫が上手くやっつけてくれた。さっすが女王様!今回も久蔵が活躍するけど、もしかして久蔵、活躍度からして主人公を喰ってるんじゃない?

  • 今回は猫づくし。主人公も弥助というより王蜜の君。描かれている事件は陰惨で悲しいものですが、普通の猫、猫の妖怪と色々な猫が登場するので、猫好きにとっては楽しめる1冊です。

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著者プロフィール

1981年、横浜市生まれ。横浜市立大学を卒業後、2005年、『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞大賞を受賞してデビュー。2008年、『あぐりこ』で児童文学ファンタジー大賞奨励賞を受賞。2018年、“こどもの本”総選挙で「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(偕成社)が9位に入賞。同年、『狐霊の檻』(小峰書店)が第34回うつのみやこども賞を受賞。おもな作品に、「魔女犬ボンボン」シリーズ(角川つばさ文庫)、「はんぴらり!」シリーズ(フォア文庫)などがある。

「2018年 『ぎりぎりの本屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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