行方知れずの仲人屋 妖怪の子、育てます5 (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2025年1月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784488565176

作品紹介・あらすじ

なんで打ち明けてくれなかった‼
力の結晶をもった十郎が消えた
奉行所の烏天狗たちが行方を追うが……
〈妖怪の子預かります〉シリーズ第2部
大人気、お江戸妖怪ファンタジイ第5弾

妖怪をさらうやつらの手から力弱い妖怪達を護るために四人の大妖の妖力を集めて作った貴重な結晶を、仲人屋の十郎が奪って行方をくらました。なぜ自分に何も言ってくれなかったのか? あせびは信頼していた恋人の裏切りに打ちのめされ家にこもってしまう。月夜公配下の烏天狗たちは必死で十郎の行方を捜していたが、なかなか見つからない。一方千吉は師匠朔ノ宮のもとで、千里眼の術の修行をしていた。大人気シリーズ第5弾!

みんなの感想まとめ

物語は、仲人屋の十郎が力の結晶を奪って姿を消すという衝撃の展開から始まります。前作から続く緊迫した状況の中で、主人公千吉はまだ成長過程にあり、脇役たちが前面に出てくることで物語に新たな深みが加わります...

感想・レビュー・書評

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  • 前作から続く十郎さんのお話です。本シリーズの主人公は千吉ですが、まだまだ子供なので、こういう大きな話になるとなかなか活躍の場がありませんね。でもまぁこんな風に、これまでは脇を固めていたキャラたちが前面に出てくると、作品としての幅は広がりますね。

  • 前作で十郎が力の結晶を奪って姿を消してからの続き。その理由である姫神様の生い立ちは哀れ。なかなからの大事件で弥助と朔ノ宮がピンチだったからこその最後の津弓の青年になる話が微笑ましくほっとする。強力なキャラ玄楽さん再登場しないかな

  • 2025年1月創元推理文庫刊。書き下ろし。シリーズ5作目。わかりにくい展開だが、ラストで明らかになる因果で一挙に解決。なんだか迷走させられて、損したような気になりました。

  • 仲人屋の十郎の裏切り?!というところからの続き。

    十郎だもの、何か理由があるはずだ…という前提で読んでしまうので、十郎の裏切りにハラハラとうより「どんな理由をもってくるのかな??」という方に注力してしまった。

    十忘丸(じゅうぼうまる)という、「自分をかぶった人間の記憶を十日分、食べてしまう付喪神」(191ページ)の力も、こんなところで必要になるのね…

    個人的には本編よりも、番外編のショート「思わぬ助っ人」での津弓の挿絵に「おおっ!」となった。
    ここの津弓を挿絵にしてくれるのが、ありがたし。

  • 十郎さんのした事はダメだけど、ちゃんと理由があって良かった。
    津弓も今後どうなるんだろう。それぞれの成長が楽しみ。

  • 【収録作品】行方知れずの仲人屋/十日の記憶/思わぬ助っ人

    シリーズ第5作。
    前作から続く騒動は一件落着。
    大騒ぎのわりにはあっけなかったが、このシリーズにはちょうどいい温かい幕引きだった。

  • 楽しみに待っていた本。
    やっと到着。

    行方知れずの仲人屋
    -妖怪の子、育てます 5 -

    楽しめました。十郎は妖だったんですね。
    半妖かと思っていました。

    前シリーズの千弥と弥助から
    弥助と千吉、人界と妖たち、その間にいる者など生い立ちも成り立ちも異なるのに、丁度いい感じにピースがはまる。
    あせびさんと十郎さんも、またとない立ち位置です。
    前巻は事件が起きたところで終わったので、今回それを回収しました。
    次はどんなお話になるでしょう?
    楽しみです。

    --
    この出版社は、この著者さんの本を巻末広告で紹介しています。また、テイストが似ている別の著者さんのものの広告もあるので、ついそちらにも興味が向きます。
    読んでみたい本は増えるばかりです。苦笑

  • 最後のお話が最高だった....!今後の津弓の成長が楽しみ。

    ずっとこの世界に浸っていたい。早く続きが読みたいな。

  • 妖怪の世界と人の世界
    人の世の不条理が苦しみを生み妖怪の世界に影響を与える
    力を合わせてそれをほどいた君たちはすごい!!

    山火事に立ち向かった彼の力があったら
    スーパーマンのように火を消せたのに

  • これまでは地味な印象だった十郎が、なんと宝を奪って逃走。おかげで、東も西も大騒動。十郎の妻で武具師のあせびは落ち込んで引きこもってしまい、子どもたちが様子を見に行くように言われるなど、事態をおさめるために総動員。今回、津弓があまり登場しないと思ったら、巻末の短編「思わぬ助っ人」で活躍。本編も良いけど、こちらの話がとても好き。

  • 大妖の力を集めた結晶をあせびの元から持ち出し姿を消した仲人屋の十郎。あせびはすっかり消沈し引きこもってしまうが、津弓や千吉たちはなんとか家から出すことに成功。千吉は千里眼の修行のため、家を留守にすることに…。

    前作からの続き。なぜ十郎が結晶を盗み出したのかは最後までわからない。結末はハッピーエンドなのだけれど、ちょっと最後が急な感じがした。

  • まぁ、児童書なんだけど、それに合わせて文章も簡単なんだけど、それでも面白い。
    物語終盤の戦闘シーンはかなり迫力があった。
    十蔵さんの裏切り、やっぱり深い理由があって、やっぱり優しくて良かった。
    おまけで津弓ちゃんの大人になった姿も分かって良かった。

  • 十郎さんがした事に凄く納得。
    前の巻で悪い方に考えていたけど、とても十郎さんらしい理由でほっとしましたね。

    姫神と呼ばれるに至った経緯を知るとなんとも言えない気持ち。

    おりくちゃんにと綺蝶が居て良かったなと思う。綺蝶が居なければ一人で死んでしまったかも知れない。

    烏天狗達、哀れ。

  • (やっと読めたーーーーーー!!!!!!)

    十郎さん、ちゃんと切ない理由があって良かった…。
    あせびさん、悲しい…とか、月夜公と朔ノ宮のキッス(非合意)とか、ぽんちゃんはずっとかわいい(かわいい)とか、玄楽破戒僧もっと出てきてほしいっすとか色々あったんだけども、最後の最後に、大人津弓が全部持ってくとはなぁ…。
    まだまだ続きが読みたいですね…。

  • 津弓の成長が楽しみ

  • あせびさん、頑張りました

  • 恋人のあせびを裏切って姿を消した十郎。
    残されたあせびさんの憔悴ぶりが痛ましい。
    でも、みんなが彼女を思いやって励ましてくれる。
    で、ああなるのねw
    うん、そうこなくっちゃね。
    今回の敵は、朔ノ宮や月夜君も苦心するほどの相手で、どうなるかとどきどき。勝つとは思っていても、ね。
    なので、そんな中、朔ノ宮を正気に戻そうとする月夜君のあの行動にはぶっとんだー。うふふふふ。
    玄楽さんが、なかなか豪快で大好きなので、また登場してほしい。
    そういえば、あの後、久蔵と初音はいったい?w
    もろもろ決着がついた後の津弓のあれにはびっくり。先が楽しみだねー。
    ということで、すでに続きが待ち遠しい。

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3(3冊セット)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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