三惑星連合軍: SF (創元推理文庫 603-6)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488603069

感想・レビュー・書評

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  • 位置的には、『ファースト・レンズマン』のさらに前日譚にあたる。
    レンズのレの字も出ないし、まだバーゲンホルムもない。
    といいますか、シリーズを簡潔に導く上で重要な、キニスン家とサムズ家のかかわりを中心に、アリシアがいかにエッドールを駆逐すべく永年準備してきたかという事を、延々と語っている。

    本編は三つのパートに分けられているのだけども、実にタイトルにある三惑星連合軍(トリプラネタリー)が登場するのは、最後の第三部なのだ。

    実は、この第三部のみが、ポプラ社が児童向けに出したSFのシリーズに収録されており、これが私の本シリーズとの出会いだった。
    だから、本編には格別の思い入れがある!
    第1部と第2部はシリーズを既に読んだ読者向けということもあり、児童向けのものでは、アリシアとエッドールの対立がわかるように、短くリライトされ、第3部を中心に据えられていたわけで、ここだけを読むのが一番面白いとも言える。

  • 永遠の敵同士、
    アリシア人とエッドール人の戦いと
    思わぬ敵に遭遇し、動詞化して脱出を図る
    3人の物語です。

    途中からはエッドール人視点よりは、
    謎の知的生物によりさらわれてしまった
    3人がメインになります。

    ちなみに、サムスもキニスンも扱われ方は
    あまりよくないです。
    特に後者に関しては実に悲惨そのものと言う。

    まだまだレンズは出ては来ない方で
    むしろ知的な戦いがメインとなります。
    相手のシールドをいかに切り崩すかと言う。

    次の巻で最後。
    どんな物語なのでしょうか…

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