ファースト・レンズマン (創元SF文庫 ス 1-5 レンズマン・シリーズ 5)

E.E.スミス 小隅黎

• 東京創元社 (2003年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[dekadannaさんの感想 · 2018年11月12日]

レンズマンシリーズますます快調で面白い。ちょっと時代を遡ったレンズマン誕生物語。これまでの4巻の伏線が、この巻で明らかになる。しかし、この本の中の以下の台詞には参った。
<blockquote>思考することに熟練した頭脳というのは、極めて少ない。</blockquote>なんとか、努力して、思考できる頭脳になりたいものだと思った。