10月はたそがれの国 (創元SF文庫)

制作 : 宇野 利泰 
  • 東京創元社
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本棚登録 : 977
レビュー : 79
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488612023

感想・レビュー・書評

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  • あ~もうホントどれも大好き!最高に面白かったです!!

    ブラッドベリは過去に「華氏451度」しか読んだ事がなかったけれど、
    今回この「10月はたそがれの国」を読んで、一気にファンになりました。
    不気味でゾッとするようなお話が多く、怪奇好きにはたまらない。

    特に好みだった作品は、、、
    毎晩≪鏡の迷路≫に駆け込んでいく姿が印象的だった「こびと」
    幼い頃に死んだ少女は…美しく哀しさに満ちた「みずうみ」
    身体の弱い少年のために、忠犬が持ってくるものは…「使者」
    思わず赤ん坊が怖くなる!ダミアンを思い出す「小さな殺人者」
    事故が起こるといつも同じ野次馬が駆け寄ってくる事に気付く「群衆」
    閉ざされた世界の向こうは?館に住む少年の視点から描いた「びっくり箱」
    ある家族が死んだ老人から譲り受けた麦畑の秘密を描いた「大鎌」

    ちょっとブラッドベリにはまりそうな予感です。
    でも昨年亡くなったのでしたね……新しい作品が読めないのは残念ですが、
    幸い著作が多いようなので、大事に大事に読んでいこうと思います。

  • ブラッドベリの初期の作品集。子供の頃の気持ちやノスタルジックな感情を巧みに描く作家。初期の作品は無垢という肯定的な意味だけでなく残酷さも併せ持った暗い側面も多量に含まれています。「使者」、「壜」、「みみずうみ」なんて大傑作!毎年秋になると読みたくなるリストの入ったな。

  • 0049.レイ・ブラッドベリ『みずうみ』2017/1/12読了

    「10月はたそがれの国」より

    収録作品
    ①こびと
    ②つぎの番
    ③マチスのポーカー・チップの目
    ④骨
    ⑤壜
    ⑥みずうみ
    ⑦使者
    ⑧熱気のうちで
    ⑨小さな殺人者
    ⑩群集
    ⑪びっくり箱
    ⑫大鎌
    ⑬アンクル・エナー
    ⑭風
    ⑮二階の下宿人
    ⑯ある老母の話
    ⑰下水道
    ⑱集会
    ⑲ダッドリー・ストーンのふしぎな死

  • またこの国に足を踏み入れてしまった。
    十月とは暦ではなく、ある地域を指し示す言葉。永久に眠る者が住まう土地でもいいし、永遠に解けない謎と明かされない秘密が埋まる場所としてもいい。吹き荒ぶ風は過去からの呼び声であり命の叫びだ。行き交う人たちの湖みたいな、鏡みたいな瞳を覗きこむと身の内に眠っていた魔物が目を覚ましてしまう。そのままでは此岸に戻ることができないので、影なき深き思慕と執着をひとつふたつ葬り、たそがれの国を後にする。

    何度読んでも『みずうみ』と『下水道』が好きだなと思う。
    不可侵の澱んだ水底を想う。

  • レイ・ブラッドベリ作品は生涯読み続けていたい小説。久し振りに色々読み返して「10月はたそがれの国」が今更ながら素晴らしいなと感じました。最高! ブラッドベリ未体験の方には是非手に取って頂きたいです。手持ちの本もくたびれてきたので新しく買いなおそうかな?ブラッドベリ作品は表紙が美しいので、同じ作品でも2冊、3冊買ってしまいます。

  • ちいさいころから宇宙はブラッドベリと萩尾先生に習ってきたのにもう読めなくなるなんてつらい
    またちがう宇宙でも出会いたい ときどき会うとお話ししてくれる遠い親戚のおじいちゃんみたいにだいすきだった
    地下室・十月・火星・ポー・すてきな箱のなかの宇宙のおじいちゃん

  • 一話完結の空想物語
    世にも奇妙な物語のようで、面白かった

  • いつごろ読んだか? (2012/6/7 調べ ・・・図書館にはもうない)

    出版社/著者からの内容紹介
    ポオの衣鉢をつぐ幻想文学の第一人者、SFの抒情詩人ブラッドベリの名声を確立した処女短編集「闇のカーニバル」全編に、
    新たに五つの新作を加えた珠玉の作品集。
    後期のSFファンタジーを中心とした短編とは異なり、ここには怪異と幻想と夢魔の世界がなまなましく息づいている。
    ジョー・マグナイニの挿絵十二枚を付す決定版。

    著者: レイ・ブラッドベリ
    1920年アメリカ生まれ。アメリカで最も名高い小説家。映画や演劇の脚本も執筆。
    米国ナショナル・ブック・アウォードなど数々の賞を受賞。
    著書に「華氏451度」「たんぽぽのお酒」など。

  • SF

  • 遠い日に初めて出会ったブラッドベリ。今でもやっぱり好き。

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著者プロフィール

1920年、アメリカ、イリノイ州生まれ。少年時代から魔術や芝居、コミックの世界に夢中になる。のちに、SFや幻想的手法をつかった短篇を次々に発表し、世界中の読者を魅了する。米国ナショナルブックアウォード(2000年)ほか多くの栄誉ある文芸賞を受賞。2012年他界。主な作品に『火星年代記』『華氏451度』『たんぽぽのお酒』『何かが道をやってくる』など。

「2015年 『たんぽぽのお酒 戯曲版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

レイ・ブラッドベリの作品

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