ルナ・ゲートの彼方 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
3.70
  • (17)
  • (35)
  • (34)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 279
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488618094

作品紹介・あらすじ

恒星間ゲートを利用して未知の惑星に志願者を送りこみ、回収の時まで無事生きのびていられたら合格。これが上級サバイバル・テストだ。よし、やるぞ!ハイスクール生徒のロッドは、両親の猛反対を押しきって、クラスメイトたちとともにゲートをくぐった。事故で回収が不可能になることなど、露ほども知らずに…。ロッドの長い戦いが始まった。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ラノベとジュブナイルは違うよね。ページをめくる手が止まらなかった。20年前に読みたかった。オチについては「ひどいよハインライン」ではなく、「そうだね・・・ハインライン・・・」と今の年齢なら言える!私の息子に読ませたい作品。

  • 大人になってから読めてよかった思った若者に甘くはないジュブナイル

  • 「この本に耐えられた子どもは、きっとりっぱな大人になれるだろうけど、ぼくはやっぱり、大人になってから読んでよかったと思いましたね。(中略)それにしても、アメリカの子どもはこんなもの読んで大きくなるのか。日本が戦争に負けるわけだよね。(大森望による解説より)
    まったくだ
    日本の子ども持つ大人は
    この本を自身の子供に自信持って読ませるほど大人になれない

  • 古書購入

  • 想像もつかないのだろう、彼らの体験が。
    自分たちが放り出しておいて、その想像もできないなんて勝手な話だけど、仕方ないのかもしれない。
    越えちゃったのだ、大人たちを。
    大人たちの理解を越えるほどの体験をしたのだ。
    今や彼らの方が余程大人だとも言えるかもしれない。

  • 思いもよらないサバイバルテストの結末。『星を継ぐもの』のような結末を考えていたんだけど…それまでの展開とは落差ありすぎ。

  • 期待してた以上に楽しく読めた。
    帯に騙された。

  • ★★★☆☆

    ハインラインのジュブナイルものといえば、『銀河市民』や『大宇宙の少年』などが挙げられるが、これはそれらとはだいぶ趣きが異なる。

    通常ジュブナイル小説とは少年少女向けのSF小説を指す。

    僕はジュブナイル小説とは「少年であることを全肯定する小説」だと勝手に定義していたが、本作をそのつもりで読むととんでもない目に遭う。

    タイトルにもあるルナゲートはドラえもんのどこでもドアのようなもので、これによって人類が遠くの惑星へも一瞬で移動できるようになった未来世界が舞台。

    高校生の主人公はサバイバル試験のためにこのゲートを使って未開拓の惑星へと送られるが、トラブルによって地球に帰還することができなくなってしまう。

    主人公はそこで同じく取り残された仲間たちと一緒にサバイバル生活を送り、さまざまな困難に遭遇するわけだが、ここまでなら通常のジュブナイルといっても差し支えない。

    問題はその後だ。

    作者は最後に、主人公のそれまでの苦労を、食べきったフライドチキンの骨のようにポイッとやってしまうのだ。

    ジュブナイルと呼ぶにはあまりに厳しい展開。

    どんなに過酷な試練をくぐり抜けようと、彼が少年であるという理由ただそれだけで、頭に「所詮」とつけられてしまう悔しさ。

    子供が早く大人になりたいと思わなくなって久しい昨今、本作には明確に、かつて子どもたちがなぜ早く大人になりたがったのか、の答えが示されている。

    現代の少年が、数多ある少年少女向けSF小説のつもりでこれを手にとったらさぞ衝撃を受けるだろう。

    これを夏休みの読書感想文の宿題にしたらいったいどんな感想文が書かれるのだろう。

    想像するだに楽しい。

    そういう意味では本作は紛れもないジュブナイル小説なのかもしれない。

  • ハインラインのジュブナイルは結構読んでいるつもりでしたが、これはまだでした。でもこれは大人が読む方が面白いと思う。コドモだと「だまされた」って思うかも。

  • ―――恒星間ゲートを利用して未知の惑星に志願者を送りこみ、回収の時まで無事生きのびていられたら合格。
    これが上級サバイバル・テストだ。よし、やるぞ!
    ハイスクール生徒のロッドは、両親の猛反対を押しきって、クラスメイトたちとともにゲートをくぐった。
    事故で回収が不可能になることなど、露ほども知らずに…。ロッドの長い戦いが始まった。


    ハインラインの青春SFとでもいうべき作品

    こどもと大人の境界にいる主人公たちが、全く未知の惑星で過酷なサバイバルに飛び込んで行く

    SFとは書いたものの、あくまで設定の下敷きになっているだけなので
    知識なんかは、ほぼいりません。「十五少年漂流記宇宙版」とでも思ってもらえれば

    ワクワクさせられる展開がある一方で、他の同種の小説とはひと味違います。
    読後感は悪くないのですが、読んでいる中で打ちのめされること必至です。
    まぁそこは読んでからのお楽しみということで

全32件中 1 - 10件を表示

ロバート・A.ハインラインの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
グレッグ イーガ...
バリントン・J・...
レイ ブラッドベ...
有効な右矢印 無効な右矢印

ルナ・ゲートの彼方 (創元推理文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×