スター・キングへの帰還 (創元SF文庫 ハ 6-2)

著者 : エドモンド・ハミルトン 井上一夫

• 東京創元社 (1973年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[楊業さんの感想 · 2023年11月20日]

既読本

[マタンさんの感想 · 2014年8月9日]

これ、2巻で終わらせるのは
少々もったいなかったんじゃないかな。
好悪役のある人物の存在も
本当によく光っているしね。

ついぞ恋した女性を忘れられずに
20万年後の世界へと飛び出していきます。
だけれども、その先に待ち受けていたのは
またもや帝国の安定の危機。

今回もどうやら｢あの兵器｣が
もろに絡んでいるようですし、
なにやらその発端は、ザースたちの先祖である
人間が行った行為にも
あるようですが…

なぜかすでに見た感があると思ったら
同じようなテーマを扱う作品を
読んでいるからでした。
(敵がその手のもの)

[suzuki-takefumiさんの感想 · 2014年1月10日]

悪役だったショール・カン、まさかの復活の上に大活躍。完全に主人公よりも魅力的……まあ、これは前作でもそうだったか。魅力的な悪役との共闘というのは、パターンながら面白い。面白いからパターンなのか。

[カケさんの感想 · 2008年10月5日]

スター・キングの続編．前作では２０万年後の世界に精神だけ飛<br>
ばされた主人公が，今度は肉体を持って２０万年後に移動した．<br>
以前活躍した時の周りの人たちとの再会もそこそこに，更なる敵<br>
と戦うことに．<br>
前作みたいな精神が入れ替わっていることを伏せながら戦う，と<br>
いう縛りがなくなっているので，若干楽しさは落ちるかんじ．た<br>
だ，それでも十分スペースオペラとしては楽しめる．<br>
2008.08.29(Fri)読了

[化猫さんの感想 · 2006年1月29日]

前作から数年後、あの出来事が妄想だったのではないかと悩むゴードンの心に、再び声が響く。今度は自らの肉体を伴い未来へ跳ぶゴードンだが、またも銀河規模の陰謀に巻き込まれ…。傑作スペースオペラの続編。強大な敵を前に、仇敵と共闘するのが燃える。