宇宙囚人船の反乱/異次元侵攻軍迫る!<キャプテン・フューチャー全集7> (創元SF文庫)
- 東京創元社 (2005年5月10日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488637170
感想・レビュー・書評
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「宇宙─」の方は今にも崩壊しそうな小惑星に漂流した
キャプテン一行が、何もないところから宇宙船を作り出し
無事脱出するまでを描いた作品。さすがに一から宇宙船を
作ってしまうのは荒唐無稽と言わざるを得ないのだが、
大団円とは行かない結末とそこまでの物語の持って行き方で
印象に残る作品。昔NHKで放映されたアニメでもなぜか
この話だけ記憶に残っているのもそのためだろう。
「異次元─」の方はエドモンド・ハミルトンの手によるもの
ではなくジョゼフ・サマクスンが書いた作品。きちんと
キャプテン・フューチャーになっているのはさすがだが、
やはりどこか違和感も感じる。このシリーズがもっと順調に
続いていれば、アメコミのようにこの違和感が味になって
いったのかもしれない。 -
キャプテン・フューチャーはNHKのアニメで知りました。中学生の時夢中になって読んだことを覚えています。
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キャプテン・フューチャーシリーズの全集第7弾。
ゼロから宇宙船を作る話だが、原子炉からなにから全部作ろうってこと自体かなり無理があるのに、それをやり遂げるのがSFたる所以か。
原子炉については、だいぶ現実と違うが、書かれた時代を考えると仕方ないことか。
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