人工進化の秘密!/魔法の月の血闘<キャプテン・フューチャー全集8> (創元SF文庫)
- 東京創元社 (2005年7月21日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488637187
感想・レビュー・書評
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「人工進化─」は太陽系住民の始祖、デネブ人が持っていた
人工進化技術を巡る戦い。言ってしまえば遺伝子操作なのだが、
書かれたのが1940年代であることを考えればなかなか
にすごいことなのではないだろうか。それにしても今回一番
気になったのはコメット号のセキュリティ!(笑)。
「魔法の月─」は「暗黒星大接近!」で描かれた冥王星の
第三衛星ステュクスを再び舞台にした物語。この話の最大の
目玉は「劇中劇」にある。ほぼそのためにひねり出された
プロットでありストーリーなのだろう。しかしハミルトンも
まさか映画がデータとしてコンピューターに保存される時代
が来るとまでは想像できなかったようだ。 -
分かりやすい、ものすごい悪人は出てこない分、痛快さに欠ける。両編。
ただし、謎に包まれていたデネブ人?の秘密が一段階明らかになる。
例のごとく、科学的アイディアにツッコミどころ満載、キャプテン・フューチャーの行動にツッコミどころ満載。 -
SFとはいえ、新技術があっという間に実用化されるスピードはどうなんだろうかと。
今の時代では絶対無理なところでもある。
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