ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)

制作 : 池 央耿 
  • 東京創元社
4.03
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本棚登録 : 1999
レビュー : 211
  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488663025

感想・レビュー・書評

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  • 傑作SF小説『星を継ぐもの』の続編。
     
    宇宙SFものが好きな人には
    文句なしにおすすめできる作品です。
     
     
    木星の衛星ガニメデで発見された
    2500万年前と推定される宇宙船。
     
    そして、人類はガニメアンと遭遇。
     
    やがて、ガニメアン、人類の
    壮絶な過去を知ることになる。
     
     
    前作『星を継ぐもの』と同様
    スペースミステリーとでもいうべき
    謎解きに重点が置かれた本作。
     
    読んでいて先を知りたいとワクワクしてくる
    作品です。

  • 壮大だった。
    ちょうど良いタイミングでガニメアンがやってくるのはすごい展開だし、ガニメアンも地球人と早く打ち解けすぎでしょ、とも思うが、最後に謎が解けていくのは圧巻で、ワクワクした。

    3巻では、『星を継ぐもの』の冒頭の謎が解明されるのでは、と思う(●^o^●)
    楽しみ!

  •  星を継ぐものの続編です。
     今度の謎も人類にまつわるもの。そしてガニメデの巨人達の歴史がついに明らかになります。
     論理が解きほぐされていくのが面白い作品でした。

  • 「…(人類は)もう最悪の段階は通り越したんだ」

    この物語が生み出されたのは、1978年だそうだ。
    冷戦真っ只中。70年代初頭は、一瞬東西の緊張が緩和する方向へ動き出したかのように思われたが、後半は新たな火種が燻り始めた時でもあった。
    冷戦と云っても、アメリカとソ連が直接交戦しなかっただけで、その代理戦争は世界中で起きたことは周知。
    そう云う時代背景を踏まえると、この物語に込められたのは楽天的な人類賛歌ではなく、作者の祈りにも近いようなものだったのではないか。

    先年、ホーガンは亡くなったが、未だ紛争の絶えない人類を、彼はどんな風に捉えていたのだろう。

  • 「星を継ぐもの」の続編。
    前作の謎が明かされ、さらには異星人とのコンタクトへ。
    純粋なSF要素は薄れるものの、著者の未来感がかいま見える一冊。

  • 「星を継ぐもの」の続編。シリーズものって段々面白くなくなっていくもんだけど、これはどうしてなかなか。ただ、話がかなり複雑になってきて、え、誰がいつどこに何を運んでどうしたって??というのがよくわかんなくなってくる。図解でもして欲しい。それか作中に年表を出すとか…。

  • 前作より驚きは劣るが、やはり面白い。この構想を1作目の時点で練っていたのなら、脱帽してもしきれないほどだ。

    そして、SFと言えばスターウォーズのように、すぐに戦いが起こる、勝利する、というイメージがある。が、このシリーズは今のところ穏やかで、しかし熱狂させられるという不思議な本である。

    次巻にも期待。

  • 星を継ぐ者の続編。
    星を継ぐ者で仮説だった結論が異星人との接触で確証に変わっていく内容。前作で何気なく出てきた文章が伏線として回収されていたりするので、
    連続して読むとすごく興奮する!
    あとハントとダンチェッカーが仲良くなっていく様が読んでいるとにやけてしまう。やっぱり同じ分野の第一人者で、目的は同じなのだからそら仲良くなるわなぁ・・・という感じ(笑)

    前作と合わせて読むのがおススメ

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「前作と合わせて読むのがおススメ 」
      学生の時に「星を継ぐもの」を読んで、感銘を受けたけど「ガニメデ」以降は読んでない。読みたいとは思ってい...
      「前作と合わせて読むのがおススメ 」
      学生の時に「星を継ぐもの」を読んで、感銘を受けたけど「ガニメデ」以降は読んでない。読みたいとは思っているのですが、、、腰が落ち着かないので読み始められないでいるんです。。。(何で言い訳してるんだろう?)
      2012/11/05
  • 「星を継ぐもの」の続篇。
    物語は、二千五百万年の時を経て木星の衛星、ガニメデに突如やってきた身長八フィートの異星人、ガニメアンと地球人のとの交流を軸に展開する。ガニメアンは、全く争うことを知らない「潔癖な誇り高い」種族。ガニメアンたちは、大歓迎のうちに半年あまり地球に滞在した後、身を退くようにして仲間の移住先と見られる「巨人の星」へと旅立ってしまうが、その間に、ダンチェッカー教授は地球人のルーツ、ルナリアンの謎を見事に解いていた。

    いわく、「ホモ・サピエンスは失敗に終わった一連のガニメアン遺伝学の実験の帰結なのだよ。」

    異星人が出てくると物語は俄然盛り上がるなあ。三作目の「巨人たちの星」も気になる。

  • 『星を継ぐもの』の続編。

    木星の衛星ガニメデで発見された宇宙船を調べていた探査隊のもとに、未確認の宇宙船が接近した。
    それは、相対性時差のために現代に戻ってきた、2万5千年前に今はなき惑星ミネルバを出発したガニメアンの宇宙船だった。
    前作で謎のままだったガニメアンとルナリアン、そして地球人との関係が、本編で明らかになる。

    故郷の星がなくなったことを知ったガニメアンの悲哀。
    進化の過程で形作られたカニメアンの優しい性質。
    高度に進んだガニメアン科学。
    <悪夢の惑星>と名付けていた地球の人類に接するうちに、地球人の長所に気づき、少なからず影響を受けるガニメアン。
    そして…。

    次作『巨人たちの星』へバトンタッチするように締めくくられている。
    断然次作も読みたくなる。

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