ヴァリス (創元推理文庫 696-5)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (482ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488696054

感想・レビュー・書評

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  • まだ早かった…。これは再読必須

  • ディックの小説はSF系と妄想系に大別されると思われるが、これは妄想系。麻薬でらりった頭でないとこういう小説は書けないのか

  • 「百年の誤読」から。う~ん、難しかった。そもそもSFのジャンルが苦手な上、キリスト教とか宗教絡みのことまでバンバン出てくるから、もうお手上げ状態でした。そんな自分の評価だから、この点数はあってないようなもの。満点でも一点でもよし。本書の後半3分の1にもおよぶ、壮大な注釈が添付されていたけど、これと見比べながら読んだら、もう少しよく分かったのかも。ってかそれに気付いたのが既に残り4分の1くらいに差し掛かったところで、今更感がハンパなく、結局読まずじまい。また読む機会があれば(あるの?)、そのあたりは注意する必要ありです。

  • 一度見たら忘れられなくなりそうな、藤野一友の表紙のイラスト。本編が終わった後もそれなりの量がある、『秘密教典書』と訳者による「注釈」。
    中々ハードルの高い読書体験でした。
    でも面白かったけど。でもどこまで自分が理解しているのか
    よく分からない…

  • 創元文庫には通常表紙裏に登場人物一覧が記載されているのだが、本書にはそれがない。ディックの小説はただでさえややこしいので、つけといてほしいなあと思いつつ読み進めていくうちに納得。なるほどこれでは人物一覧の書きようがない。

  • ディックの神秘体験を反映した、神秘主義哲学の小説。
    難解で、神秘主義に関する知識がなければ何が何だかわからないが、それでも面白い人には面白いという、個性派小説。

  •  読むには読んだけど、精神病的な世界でよく分からないところばかり。凄いんだろうけど……。

  • 読んだのが12,3年前なのでもう一度読み直したい。多分読み方が変わっていると思う。それくらい難解な小説だった。

  • 出版社/著者からの内容紹介
    女友達の自殺をきっかけに、ホースラヴァー・ファットは少しずつ狂いはじめた。麻薬に溺れ、彼もまた自殺を試みるが失敗する。だが、彼は神に出会った。ピンク色の光線を照射し、彼の頭に直接情報を送り込んできたのだ。その日から、ファットは自分だけの秘密教典を記しはじめた……。ディック自身の神秘体験が投影された晩年の問題作。

  • 雑誌・文藝(2009年冬)のアンケートの答え:豊崎由美

    883夜

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