ジョーンズの世界 (創元SF文庫)

  • 東京創元社
3.21
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本棚登録 : 145
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488696061

感想・レビュー・書評

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  • ディックの初期の長編、これでも読み易いらしいが私には分かりにくい

  • 未来が見えても変えられない男の苦悩、登場人物の無気力感(ディック作品の好きなとこ)、金星人と立場逆転のオチ(本人達は幸せ)

  • 買ったのは、おそらく25年以上前。長いこと放っておいた本を初めて読んだ。ディックの作品とは思えないほど分かりやすい、古いSFだった。ディックも1950年代にはこういう作品を書いていたのか。白石朗訳。1990年11月9日初版。定価550円(本体534円)。
    収録作品:「ジョーンズの世界」、「フィリップ・K・ディック 一九五一-五六」(鳥居定夫による解説)、「エース・ブックス五〇年代SF作品リスト(発刊から五〇冊)」、「フィリップ・K・ディック著作リスト」

  • 久々のディック。主要な登場人物も少なく
    かかわりもシンプルで、これはスラスラ読める
    自分がその時知り・経験している、
    また1年後という制限があっても、
    未来が見通せて、他人が何をするか
    自分がどうなるか、世界がどうなるか、
    わかってしまう人間に、
    起こってしまったことから、
    その意味を顧みることしかできない普通の人間が、
    未来を夢見て、または確定していることに挑み、
    まんまと踊らされる踊り続けるのだけど、
    それすら物語を追う人間にとっては過去でしかない、
    起こってしまったことの後追い。
    意外と(文字通り)歪んだ逆転のハッピーエンド?

  • 年が明けてもディック祭り!

    まったく読む気を起こさないタイトル、何度目かの核戦争後の世界、はびこるミュータント、秘密警察、1年後までは正確に予知できる超能力者ジョーンズ、深宇宙からやってくる巨大な単細胞生物、思想統制・・・これらを組み合わせるとどんな物語ができるというのでしょう。ディックはやってしまいます。

    当然、ある結末へ向かってまっしぐらとはなりません。突然立場が逆転してしまったり、環境が変わってしまったりと、非常に奇妙な小説なのですが、こんなことは現実世界では良くあること。これは寓話なのか?と思い始めるともう止まらない。ディック・ワールドへどっぷり~

    なんという作家だ!

  • ディックやっぱすき。

  • 2008/11/15 購入
    2008/12/02 読了 ★★
    2012/12/14 読了

  • 2006/7/30購入

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