異星人の郷 上 (創元SF文庫) (創元SF文庫)

  • 東京創元社
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488699017

感想・レビュー・書評

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  • 「ミクロフォネー」ってマイクロフォンの事?
    ちゃんと訳してくれよ〜。

  • 14世紀のドイツに異星人が現れて、さてどうなっていくのか。
    過去と現代を行ったり来たりしながらお話は進むのだけれど、現代パートの研究者同士の会話は難解だし、14世紀の神父と修道士との会話もこれまた難しい。
    なかなか手ごわいな。

  • このSFが読みたい2010,海外1位の作品。
    中世ヨーロッパに異星人があらわれたら…という話。
    全体的な筋立てや,異星人との交流の話,
    それを現代で交渉するパートなんかは非常に面白いんだけど,
    当時の時代背景や村人の描写なんかには興味が持てず,
    それが延々と続くと正直うんざりした。
    本筋にはあまり関係ない描写だし,
    そういうところを削れば半分以下になって,
    スッキリした作品になると思うんだけど…。

  • 善人の出来心。悪人の気まぐれな優しさ。
    高い志が熱狂を呼び、暴徒を駆り立てることもある。
    世界には完全な善も悪もなく、濃淡のあるマーブル状のグレーです。
    ペストは信心深い人も高貴な人も罪人も、分け隔てなく猛威を振るいます。
    苦しむ人々をなぜ神は救わないのか、そんな神学的な悩みは無信心な日本人の私にはよく理解できません。
    でも生態も文明も全く異なる異星人の時折見せる人間らしさに救いを、神とも思えるような厳かな何かを感じました。

  • 世界史とキリスト教に対する智識があればもっと楽しめるんだろうな。

  • 主に対する認識のすれ違いなんかがどう動きを見せていくのか。下巻に続く。

  • 中世という時代設定が面白いですね。それと現代の調査がどう絡んでいくのかスリリングな展開を期待。まだ半分だけど頑張って読もう。

  • 中世末期のドイツの片田舎で宇宙人とのファーストコンタクトが起こっていた、的なSF。翻訳が一部“なんだかな”だけど、期待以上に面白い。下巻へ進む。

  • う~ん良かったです。
    久々にじんわりと感動出来ました。
    このところ時間がなくてほとんど本を読まなくなってたのですが、また色々読みたくなりました。
    いわゆるファーストコンタクトものですが、時代設定が中世ヨーロッパってことで、しかも現代の調査・発掘場面と絡めてあって謎解きものとしても楽しめる気がします。
    一応クリスチャンなので、一部のクレンク人たちがカトリックの世界観に共感するようになっていく過程に感動でした。
    ラストまで読んだ時、聖書の一説が浮かびました。
    人は倒れても、打ち捨てられるのではない。主がその手をとらえていてくださる。(詩編37-24)
    ラストの星空は神の光明と思う。
    やっぱりSFっていいですね。

  • 14世紀のドイツ、とある村でのファースト・コンタクトSF。当時の暮らしぶりが事細かく描写されるのには閉口しました。歴史小説じゃないんだから適度に端折るべきでしょう。

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