銀河英雄伝説〈7〉怒涛篇 (創元SF文庫) (創元SF文庫 た 1-7)

著者 :
  • 東京創元社
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感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488725075

作品紹介・あらすじ

退役生活に別れを告げ、"不正規隊"を連れエル・ファシルの独立革命政府と合流したヤンは、二度目のイゼルローン攻略を目論む。一方、自由惑星同盟を完全に粉砕するべく、首都ハイネセンへ艦隊を差し向けたラインハルトに、同盟軍の宿将ビュコックが最後の抗戦を試みた。圧倒的劣勢のなか、護るべきもののために立ち上がった老将と若き皇帝の激戦は、英雄たちに何をもたらすのか。

感想・レビュー・書評

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  • てなわけで10分の7です
    佳境も佳境なんですが、薄っすらと「どうせみんな死ぬんでしょ」と思いながら読んでますw

    「皆殺しの田中」というのはファンの間で有名で、主要キャラが惜しげもなくバッタバッタと死んでいきますからね
    ヒーローは悲劇的な結末を迎えることで、より人の印象に残るってことと
    やはり「戦争」を描くことが多いので、「戦争」良くないよ!って意味がたぶんに含まれてるということですが
    ほんとこの人限度ってものを知らんからな〜w

    はてさてどうなることでしょう

    この世界的名作を今さら初読している幸せ(?)を噛み締めながら読み進めていきますよ

    • ひまわりめろんさん
      もう最終決戦で敵味方双方死にまくりです
      なので銀英伝もそうなんでしょって思ってます

      まぁ銀英伝はあまりに有名な作品なんでうっすらと結末聞い...
      もう最終決戦で敵味方双方死にまくりです
      なので銀英伝もそうなんでしょって思ってます

      まぁ銀英伝はあまりに有名な作品なんでうっすらと結末聞いたこともある気がしてるんだけどねw
      2023/06/26
    • kuma0504さん
      えっ?!銀英伝って9割形死んだっけ。そう言えば、あの人とあの人とあの人は、まぁ劇的に死んだから覚えているけど、あの人とあの人はそれなりに、あ...
      えっ?!銀英伝って9割形死んだっけ。そう言えば、あの人とあの人とあの人は、まぁ劇的に死んだから覚えているけど、あの人とあの人はそれなりに、あの人はまぁ死ぬんだけど、これを作者が殺したというのは、なんとも‥‥。そう言えば、この本の主人公は「歴史」なのだから、9割どころか、10割死ぬんだった。
      2023/06/29
    • ひまわりめろんさん
      クマさん

      9割死ぬのは『アルスラーン戦記』の話っす
      『銀英伝』は一応結末知らないです私w
      そしてそれを言ったら『アルスラーン戦記』はかなり...
      クマさん

      9割死ぬのは『アルスラーン戦記』の話っす
      『銀英伝』は一応結末知らないです私w
      そしてそれを言ったら『アルスラーン戦記』はかなり後の話をエピローグでやるんで作中で全員死にますw
      2023/06/29
  • 独立したヤンたちの動きと、ラインハルトを悩ませる周辺のできごと。ビュコックが逝く。あとがきは、こういう戦争ものやSFを読むたびに頭にらつく言葉であるので、熱心に読んでしまったが、しっくりとはこなかった。

  • 軍人はやっぱり死ななければならないのかな。
    ビュコック、死ぬ必要があったのか。なんだかやるせない。
    ヤンウェンリー、やっぱり戦を起こして、イゼルローン再奪取。安寧に生きるのではなく、戦乱に・・・。
    しょうがないのかなぁ。

  • 次の巻への準備を整えている印象。
    ○○の生涯と書かれている文が不穏。

  • ビュコック…。

  • ここんとこラインハルトの周辺に悲しいことが起こっていないので不気味だ。なんだか怖い。

  • いろいろあったけど、ビュコック元帥の最期が印象的でした。イゼルローン奪回に成功したけど、同盟領正統政府なんて言ってる奴にはヤンと一緒にため息出るわ。ロイエンタールは…どうでもいいや。ヤンが…ってのがいつやってくるのか恐々読むようになってきた。

  • この巻では、ラインハルトの同盟領への再侵攻、ヤンのイゼルローン要塞奪還、そして私怨を発端にしたロイエンタールの告訴などが描かれました。
    最期の最期までラインハルトに従うことを拒んだ、ビュコックの凄絶な死が悲しかったです。(;_;)

  • 怒濤篇の名前通りに波瀾万丈な展開ですな。
    主人公(のひとり)が皇帝の座に着きめでたしめでたしにならないのが、歴史を俯瞰した物語ならではでしょう。なることよりも続けることが大変なんだねえ、とシミジミ思ってしまいます。それにみんながみんなラインハルトやらヤンに対して、自分の理想を乗せ過ぎていて、それもまた時代の人たるふたりの宿命と言え何とかならんものかと思ったり。
    またある人物にスポットが当たると、死亡フラグなのではないかとヒヤヒヤさせられますね。まだまだ油断できませんが。

  • ヤンのイゼルローン奪還やラインハルトの遠征、ロイエンタールの謀反の疑いと盛りだくさんの内容で、面白かったですが・・・。やっぱりヤンにやられてばっかりな気がして、もう少し帝国軍頑張れ。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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