銀河英雄伝説〈9〉回天篇 (創元SF文庫) (創元SF文庫 た 1-9)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 973
感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488725099

作品紹介・あらすじ

前指導者の遺志を継ぎ、共和政府を樹立した不正規隊の面々。司令官職を引き受けたユリアンは、周囲の助力を得て、責任を全うすべく奔走する。帝国では皇帝暗殺未遂事件が発生、暗殺者の正体を知ったラインハルトは過去に犯した罪業に直面し、苦悩する。そして新領土総督ロイエンタール謀叛の噂が流れるなか、敢えて彼の地に向かうラインハルトを、次なる衝撃が待ち受けていた。

感想・レビュー・書評

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  • 銀英伝もいよいよ大詰めの第九巻でございますが、ここでなんの脈絡もなく「ネタバレについて考えてみた」をお送りします!

    そもそもネタバレとはなんぞや?という話なんですが、ウイッキー先生によると

    〜ネタバレとは、作品(小説、劇、テレビ番組、映画、漫画、ゲームなど)の内容のうちの、物語上の仕掛けや結末といった重要な部分を暴露してしまうこと。またはその情報のこと。物語性のある内容以外にも、生中継ではないスポーツの勝敗などが意図せず露見してしまうことに対して用いられることがある〜

    とのことです

    まぁね、肝心なネタバレの範囲については、いろいろなご意見、考え方があると思うし、あっていいと思うんですね
    どこからをネタバレとするかってのは本当に難しいと思うんです
    共通の答えを見つけるのはほぼ不可能とも思うんですが、少なくともいわゆる推理モノで犯人やトリックなんかをそのものズバリ出しちゃうのはなしにしましょうよってのは理解を得られるんじゃないかと思うんですよね

    そんなん普通に営業妨害で、作家さんへの冒涜だと思うし、そんなことするのまじサイコパスか!って思っちゃいます

    で、なんで急にこんなこと言い出したかっていうと、ネット上で『銀英伝』は古い作品でアニメとかにもなった超有名作だからネタバレしてもOKって言ってる人がいて、もう(゚Д゚)ハァ?じゃないですか?
    いやいやいや、いいわけないやろ!
    『銀英伝』が書かれたころにはまだ生まれてない子たちだってたくさんいるんやで!その子たちにも楽しく読んでほしいとか思わんのか!作品に対する愛はないのか!
    つかお前異星人か!そんなん言い出したら古典は全部ネタバレOKか!オールOKか!キラ・ヤマト、フリーダム、行きま〜すか!いやそれはオールグリーンだわ、か!

    そもそもネタバレがOKになった瞬間なんかないわ!って話だと思うんですよね
    繰り返しになりますが、範囲についてはいろいろありますよ
    それは認めます
    でも、ネタバレ自体の是非で言ったら常に非だと思うんですよね

    まぁ、そう思うんならその人に直接言えって話かもしれませんが、変に絡まれても怖いじゃないですか
    だからこんなところで、ひっそりと言ってみました
    ひとつの意見ということで、自分の意見以外認めん!てことでもありません
    あしからず

    • みんみんさん
      レビューであれなんだけど
      米澤穂信氏の両親?父親?
      今岐阜で行方不明になってて、捜索中なんだよね…
      こっち暑さヤバいしもう気の毒で(꒦ິ⌑︎...
      レビューであれなんだけど
      米澤穂信氏の両親?父親?
      今岐阜で行方不明になってて、捜索中なんだよね…
      こっち暑さヤバいしもう気の毒で(꒦ິ⌑︎꒦ີ)
      2023/08/08
    • ひまわりめろんさん
      あらまぁ、大変だ
      しかもそっちは大雨になるんじゃなかったっけ?
      早く無事見つかるとよいね
      あらまぁ、大変だ
      しかもそっちは大雨になるんじゃなかったっけ?
      早く無事見つかるとよいね
      2023/08/08
    • 1Q84O1さん
      ほんとだ
      父親が釣りに行ったまま帰ってこないみたいですね…
      車は見つかったみたいですが…
      心配ですね
      ほんとだ
      父親が釣りに行ったまま帰ってこないみたいですね…
      車は見つかったみたいですが…
      心配ですね
      2023/08/08
  • この巻のラスト、子供のくだりで涙腺がゆるんでしまった。あと一巻でどう終わらせるのか。

  • ミッターマイヤーとロイエンタールの握手が「これが最後だった」というのはこれか!なんて過酷な状況なんだろう。
    なんでこうなってしまったのか、と嘆きたくなるけれど、ミッターマイヤーの胸中を思うと…
    あと一巻。帝国側は激動だったけれど、ユリアンたちは今後どうするんだろうな。

  • ロイエンタール。ミッタ―マイヤーとの戦いに散る。覇の力がある人物は平和の中では生きられないのか。帝国陣営も少しずつ人が減っていく。
    まだまだ戦いを辞められない共和国政府。己の主張を通すためには人は戦争をしなければならないのか。

  • 前巻が衝撃的すぎてあまり印象に残っていない。
    彼は矜持をもち生き抜いた。

  • ずっと死亡フラグがたっていたロイエンタールがついに。ミッターマイヤーが好きなので、ラストの子どものくだりで泣かされてしまった。もうすぐ終幕。

  • なんとロイエンタールとミッターマイヤーの雌雄を決する戦いが実現するとは。
    かなり強引な展開だが....

  • この巻では、ロイエンタールの叛逆と死が描かれました。前巻のヤンの死に続き、ロイエンタールが物語から退場して、ますます寂しくなりました。(;_;)

  • ラインハルトの求婚が可愛かった。お義父さんに「娘さんにあのようなことをして…」って言わないほうがいいと思うよ。笑
    ロイエンタールとミッターマイヤーの戦いは悲しかった。ロイエンタールが地上で亡くなるのは意外だった。赤ちゃんに何も細工がされていませんように…と考えるのは考え過ぎだと思いたい。地球教はクソ。

  • あと一巻!
    文体が大分鼻につくようになってきた。

    ファイト!

    ちなみに最初に読んだときは、最後まで一気に読みました。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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