量子回廊 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)

著者 :
制作 : 大森 望  日下 三蔵 
  • 東京創元社
3.50
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本棚登録 : 264
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (629ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488734039

作品紹介・あらすじ

第1回創元SF短編賞受賞作を収録。収録作の著者は、過去最多の19人。

感想・レビュー・書評

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  • 毎回これのどこがSFだと書くのも面倒なので各話ごとSF度もメモして自身のSF感を照らしてみる

    上田早夕里『夢見る葦笛』
    身体改造なホラー話 既視感 この作者引き出し少ないのか 
    SF度ふいんき小 ★*3

    高野史緒『ひな菊』
    スターリン政下の獲得形質に対するその場しのぎな遺伝形態 音楽との組み合わせ効果が良く伝わらず やや長い 
    SF度理屈やや高 ★*3

    森奈津子『ナルキッソスたち』
    いつもの性欲な話 文章がかるいから荒れの段階にあるような 
    SF度設定ごく小 ★*2

    皆川博子『夕陽が沈む』
    生きたがりを飼う人達の生態 ショートショートは面白がり方が難しい 
    SF度ふいんき高 ★*4

    小池昌代『箱』
    名文と化す箱に収められた物語 ごく短い中にそれぞれの物語が魅力的に納められていて見事 
    SF度無 ★*5

    最果タヒ『スパークした』
    読めない

    市川春子『日下兄妹』
    しごくまっとうに良く出来た話
    出来すぎなところを卑怯と感じるかで好みが分かれるかも 
    SF度まっとう高 ★*5

    田中哲弥『夜なのに』
    青春小説てきな文芸 ああ男 
    SF度無 ★*4

    北野勇作『はじめての駅で 観覧車』
    ショートショートは良くわからないその2 
    SF度理屈高 ★*4

    綾辻行人『心の闇』
    医療コメディ という感想がものすごくまとはずれな気がするか分類でなく感想だから仕方ない 
    SF度無 ★*4

    三崎亜記『確認済飛行物体』
    SF小話 それ以上ではない 
    SF度ふつう ★*3

    倉田タカシ『紙片50』
    これも文芸 ワープロでなくWeb上の.txt文章が新しい のかも知れないがそうかなどうかな峻別技術がすごいのかな 新しい俳句なのかなどうなのか 

    木下古栗『ラビアコントロール』
    これだけではなんとも

    八木ナガハル『無限登山』
    無限の部屋はむしろ分かった気になってしまいやすそうで 軌道エレベータ登ってくと光速超えるんじゃね?という種のほうが面白いのでは そういう捉え方が逆にSF的かも マンガとしては駄目 
    SF度数理高 ★*3

    新城カズマ『雨ふりマージ』
    書きようは新しくあろうとあるのかもしれないが ここまでの(『日下兄妹』除いて)変化球ばかりな中に合ってはまともなSF 『紙片50』と互いに時節素材の持ち具合についてどう捉え合うか聞いてみたいもの 
    SF度ふいんきふつう ★*3

    瀬名秀明『For breath I tarry』
    同じくむかしなつかしな感じの短編SF 
    SF度理屈ふつう ★*3
     
    円城塔『バナナ剥きには最適の日々』
    この作者が読める作品を書いているのが驚きな作品
    浪漫で叙情な半世紀くらい前のあめりかSFな感じ
    この素材だと『2001夜物語』を思い出す
    SF度浪漫高 ★*5

    谷甲州『星魂転生』
    宇宙戦記だぶるおーせぶんないん 
    この分野はロボットものと並んでまったく受け付けない
    面白さがさっぱり分からん SFとはまったく思えない
    SF度-極大 ★*3

    松崎有理『あがり』
    かんじのひらきぐあいがこんなかんじで違和感有り有り
    内容は普通
    講評にあるように肝心の「あがり」をもう少し際立たせ
    短くまとめた方が良くはなるだろうけれど
    SF度ふいんきやや高 ★*3

    総じて たくさんあったが作品としては良く出来ていてもこの作者がすごい というのはなかった
    無難が『日下兄妹』
    SFでないけど物語小説として文句なしなのが『箱』
    円城塔なのに なのが『バナナ剥きには最適の日々』
    といった感想

  • 量子回廊 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)

  • 小説

  • 創元SF文庫 年刊日本SF傑作選

  • 2017/2/14購入

  • スキームは評価したいが中身自体はちょっと酷い

  • 粒ぞろいのSF短編集。
    忙しい日常の隙間を縫ってお手軽に楽しめるSFと云う、
    なんとも贅沢な一冊でした。
    お気に入りは上田早夕里さんの「夢見る葦笛」、
    小池昌代さんの「箱」、田中哲弥さんの「夜なのに」。
    初読の市川春子さんの漫画「日下兄妹」は泣きました…
    これはコミックスもチェックしなければ。
    円城塔さんはいつも苦手なんですが、
    「バナナ剥きには最適の日々」は楽しく頂けました(笑)

  • 意外と創元SF短編賞受賞作はおもしろかった。それ以外では『夢見る葦笛』、『日下兄妹』、『For a breath I tarry』がよかった。ベストは田中哲弥の『夜なのに』。

  • 随分前に市川春子「日下兄妹」だけ読んで放置してました。

    「バナナ剝きには最適の日々」初めて円城さんがまともに読めました。これは好きだ。あと、田中哲弥「夜なのに」一部嫌いなモチーフもありましたが、全体に明るくてよかった。

  • 2013年の誕生日に読了。
    誕生日に読んでたのがSFというのもらしいと言えばらしいのですが…
    最近、SF、しかもアンソロジーばかり読んでる。
    短い時間でも読めるし、じっくり本を読む時間が取れないというのもあるし、夏だし。

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著者プロフィール

田中哲弥 著者 田中哲弥1963年神戸市生まれ。関西学院大学卒。文学修士。大学在学中の1984年に星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。教員免許を取得するも教職には就かず、放送作家、コピーライターなどを経て1993年『大久保町の決闘』(電撃文庫のちハヤカワ文庫)で長篇デビュー。近著に『ミッションスクール』(ハヤカワ文庫)『猿駅/初恋』(早川書房)『サゴケヒ族民謡の主題による変奏曲』(講談社BOX)など。訳書にL・スプレイグ・ディ・キャンプ『悪魔の国からこっちに丁稚』(電撃文庫)がある。

「2014年 『鈴狐騒動変化城』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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