アステロイド・ツリーの彼方へ (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)

制作 : 大森 望  日下 三蔵 
  • 東京創元社
3.67
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本棚登録 : 132
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (610ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488734091

作品紹介・あらすじ

2015年の日本SF短編から、上田早夕里、円城塔、梶尾真治、上遠野浩平、北野勇作、坂永雄一、菅浩江、高井信、高野史緒、飛浩隆、酉島伝法、野崎まど、林譲治、速水螺旋人、伴名練、藤井太洋、 宮内悠介、森見登美彦、ユエミチタカのコミック2編を収録。さらに巻末には山本弘氏をゲスト選考委員に迎えた第7回創元SF短編賞受賞作と選評を掲載。編者による各作品解説や年間日本SF概況なども充実した、この一年の日本SFの収穫を網羅する年刊傑作選。

感想・レビュー・書評

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  • アステロイド・ツリーの彼方へ (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)

  • SF。短編集。アンソロジー。2015年。
    小説18作、漫画2作。
    宮内悠介「法則」と、上田早夕里の表題作は既読。
    個人的には、傑作選の2016年版『行き先は特異点』よりは少し劣る印象。それでも十分な出来ですが。
    良かった作品は、藤井太洋「ヴァンテアン」、飛浩隆「La poésie sauvage」、伴名練「なめらかな世界と、その敵」、梶尾真治「たゆたいライトニング」、表題作、石川宗生「吉田同名」、漫画2つ。
    気になっていた梶尾真治・エマノンシリーズが好みの雰囲気だったことが一番の収穫。

  • 伴名練「なめらかな世界と、その敵」

  • 雑誌類を買わなくなって久しいので馴染みの無い作家の本を買うか買うまいか迷っている時に助かる。

  • 大小粒揃いのSF短編集。
    非常に安定したシリーズですね!
    書架で見つけたら損はしないので手に取ってください。

    既読の物もいくつかありましたが、
    「ラクーンドッグ・フリート」速水螺旋人
    →たぬき可愛い!
    「神々のビリヤード」高井信
    →最初何だかわからなかった(笑)ハガジンいいですね
    「インタビュウ」野崎まど
    →笑える
    「ほぼ百字小説」北野勇作
    →ふわふわ感たまりません
    「言葉は要らない」菅浩江
    →純粋に泣けます
    辺りが自分にはストライクでした。
    北野さんのはTwitter探してまいましたとも!

  • まさかの上遠野浩平に森見登美彦。
    既読だったのは藤井太洋の「ヴァンテアン」、宮内悠介の「法則」、野﨑まどの「インタビュウ」。
    既読だったけど、野﨑まどのこれが選ばれているのはうれしい。「法則」も好き。
    そして梶尾真治のエマノン…久々に読んだなあ…。なつかしい。
    ユエミチタカの「となりのヴィーナス」も嫌いじゃなかった。他の作品も読んでみたい。
    高野史緒の「小ねずみと童貞と復活した女」、伴名練の「なめらかな世界と、その敵」、林譲二の「とある欠陥物件に関する関係者への聞き取り調査」、酉島伝法の「橡」、菅浩江の「言葉は要らない」、上野早夕里の「アステロイド・ツリーの彼方へ」の辺りもなかなか好き。
    この年刊日本SF傑作選シリーズは、新規開拓にうってつけでやっぱり好きだ。

  • 「聖なる自動販売機の冒険」収録

  • 【収録作品】「ヴァンテアン」 藤井 太洋/「小ねずみと童貞と復活した女」高野 史緒/「製造人間は頭が固い」 上遠野 浩平/「法則」 宮内 悠介/「無人の船で発見された手記」 坂永 裕一/「聖なる自動販売機の冒険」 森見 登美彦/「ラクーンドッグ・フリート」 速水 螺旋人/「La Poésie sauvage」 飛 浩隆/「神々のビリヤード」 高井 信/「〈ゲンジ物語〉の作者、〈マツダイラ・サダノブ〉」 円城 塔/「インタビュウ」 野崎 まど/「なめらかな世界と、その敵」 伴名 練/「となりのヴィーナス」 ユエミチタカ/「ある欠陥物件に関する関係者への聞き取り調査」 林 譲治/「橡」 酉島 伝法/「たゆたいライトニング」 梶尾 真治/「ほぼ百字小説」 北野 勇作/「言葉は要らない」 菅 浩江/「アステロイド・ツリーの彼方へ」 上田 早夕里/「吉田同名-第七回創元SF短編賞受賞作-」 石川 宗生

  • 野崎まどのインタビュウはやっぱり笑う。

  • 久しぶりのSFアンソロジー

     「ヴァンテアン(藤井太洋)」はバイオコンピュータ「な」話。乗り切れなかったけど読みやすい作品だ。

     アルジャーノンからなんでもありの「小ねずみと童貞と復活した女(高野史緒)」も楽しい作品。でもSF色は薄いかな。

     なかなかなのが「製造人間は頭が固い(上遠野浩平)」。このタッチ悪くないな。

     「法則(宮内悠介)」はコメディかな。ミステリーのコメディだからSFとは言えないかな。

     ノアの方舟テーマの「無人の船で発見された手記(坂永雄一)」だけど、凝りすぎか、よくわかんない。

     既読の「聖なる自動販売機の冒険(森見登美彦)」は今回もつまらない。

     漫画の「ラクーンドッグ・フリート(速水螺旋人)」、シリーズもので詩が主役の「La Poésie sauvage(飛浩隆)」、言葉遊びで全く楽しくない「神々のビリヤード(高井信)」、苦手な「<ゲンジ物語>の作者、<マツダイラ・サダノブ>(円城塔)」、さっぱりわけわからん「インタビュウ(野崎まど)」を捨てることにする。

     時間をおいて「なめらかな世界と、その敵(伴名練)」に進むが、これもわからん。そして、漫画の「となりのヴィーナス(ユエミチタカ)」、超ショートの落書き「ある欠陥物件に関する関係者への聞き取り調査(林譲治)」、ふりがなが多くて文体が嫌いな「橡(酉島伝法)」と立て続けにパスする。

     エマノンシリーズの「たゆたいライトニング(梶尾真治)」は長く少しダレた。

     次のツイッター用小説らしい「ほぼ百字小説(北野勇作)」はおもしろくない。

     期待の「言葉は要らない(菅浩江)」は流石のSFだ。IHIからの依頼で書いたらしいけど、素晴らしい出来だなぁ。感動の作り手側の物語だ。本書1番の作品かな。

     表題作「アステロイド・ツリーの彼方へ(上田早夕里)」は既読。猫が主人公のお話は好きではないんだよね。夏の扉以外はね。

     ラスト「吉田同名(石川宗生)」は入賞作品なんだけど、ややこしそうだからパス。ごめんね。

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