あがり【新装版】 (創元SF文庫)

  • 東京創元社 (2025年5月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784488745042

作品紹介・あらすじ

第1回創元SF短編賞受賞作収録

〈北の街〉のふるい総合大学。
ここには今日も、小さな不思議があふれている。

『シュレーディンガーの少女』
『山手線が転生して加速器になりました。』などで
注目を集めるアイデアSFの名手・松崎有理のデビュー作

〈北の街〉にある総合大学を舞台に起こるSF事件の数々。生物学実験室では遺伝子実験が思わぬ終末をもたらし、数学科ではリーマン予想に挑む研究員が悲しい恋を迎え、文学部社会学科では「幸運・不運」予測が幸せを運んできて、大学病院の地下迷宮では夏休みの小学生たちがイマジナリー・フレンドと出会う。第1回創元SF短編賞受賞作に始まる松崎有理のデビュー作品集を新装版で贈る。解説=三村美衣

■収録作品
「あがり」 ※第1回創元SF短編賞受賞作
「ぼくの手のなかでしずかに」
「代書屋ミクラの幸運」
「不可能もなく裏切りもなく」
「幸福の神を追う」(文庫版で初収録)
「へむ」

みんなの感想まとめ

日常生活の中に潜む不思議な出来事を描いた本作は、北の街の大学を舞台に、科学と日常が交錯する物語が展開されます。著者は、リアルな研究生活を背景にしながらも、SF要素を取り入れた独特のストーリーを紡ぎ出し...

感想・レビュー・書評

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  • 科学系のSFを楽しみにして読むと、期待していたものと違うものをお出しされるような本。
    ある北方の街の大学を中心に繰り広げられる日常。そのなかに数欠片のSF要素や不思議系要素が添加されている感じ。

    SFというより、日常ものとして読んで楽しかった。

  • 20251026

  • 2025-10-25
    この方、てっきり数学系の人だと思ってたけど、生物系の人だったのね、ということで、本作は「リアル」な研究生活を背景にした、ちょっと不思議な話がてんこ盛り。わりとビターな読み応え。解説を読むまで、大きな仕掛けには気が付きませんでした。

  • 仙台を舞台にしたSFということで読んでみたが、私が期待する科学的なSFではなかった。
    理系大学生の生活や考え方はリアルに感じられて楽しかったが、話のギミックがSFというよりファンタジーで登場人物の論理的な言動と落差が大きくついて行けなかった。
    研究職は自分の好きな研究だけやってていいよなと単純に思っていたので、そんな楽な職業ないよなと反省した。

  • 日本列島の北の方にあるとある大学と
    その周囲の町を舞台にした連作短編集。

    仮説・実験・実証にSFを少々。

    時系列を使った仕掛けも少々。

    個人的には文庫が絶版で手に入らなかった
    代書屋のミクラくんに会えたので、
    非常に満足できました。

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著者プロフィール

1972年茨城県生まれ。東北大学理学部卒。2010年に「あがり」で第1回創元SF短編賞を受賞。著作に同作を収録したSF連作集『あがり』のほか、『架空論文投稿計画』『5まで数える』『イヴの末裔たちの明日』などがある。

「2022年 『シュレーディンガーの少女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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