叛逆航路 (創元SF文庫)

制作 : 鈴木 康士  渡邊 利道  赤尾 秀子 
  • 東京創元社
3.51
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本棚登録 : 297
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488758011

作品紹介・あらすじ

ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞、アーサー・C・クラーク賞、英国SF協会賞、英国幻想文学大賞、キッチーズ賞の7冠獲得
二千年にわたり宇宙戦艦のAIだったブレクは、自らの人格を四千人の人体に転写した生体兵器〈属躰〉を操り、諸惑星の侵略に携わってきた。だが最後の任務中、陰謀により艦も大切な人も失う。ただ一人の属躰となって生き延びたブレクは復讐を誓い、極寒の辺境惑星に降り立つ……『ニューロマンサー』を超えるヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞などデビュー長編7冠、本格宇宙SFのニュー・スタンダード登場!

感想・レビュー・書評

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  • こんな未来なのに専制国家&皇帝って、人類ってどうなの?はさておき、面白かった。主人公はアンシラリー(属躰)。アンシラリーは、捕虜を生体兵器に改造して人格を宇宙戦艦のAIで上書いちゃうんだよ!おぞまし過ぎるでしょ〜。たった一体生き残ったアンシラリーによる皇帝への復讐譚。でも皇帝が多すぎて収拾つかないw。

  • ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞、英国SF協会賞、クラーク賞など、7冠獲った小説だというから読んでみた。

    おもしろかった!

    最後まで、主人公の性別が分からなかった。女性・・・・でいいの?でもなんか、たくましいし、オーン(=女性だよね?)を慕っていたていうし、なんとくなく男性のようなイメージもある。擬体使いというつながりで、私の脳内イメージは素子少佐だったんだが、それでよいのか・・・?

    そして、セイヴァーデンがむちゃくちゃ萌える。なんなのこのダメ男。序盤は「なんだこの糞は?!」と思っていたが、途中から主人公に向けて出る矢印がまぶしくて、くっそ萌えた。(矢印が
    セイヴァーデン→→→→→→→||||越えられない壁||||ブレク→オーン
    こんな風に出ていて、その報われないっぷりにまた萌えた)

    しかし、なぜセイヴァーデンが1000年後に現れたかの伏線は、投げっぱなしで回収されなかった。

    続編があるから、そっちで回収するのかな?

  • 読み応えのある本格SF。さすがに主な賞を総なめしているのも分かる。内容的には原題のアンシラリージャスティスのほうがぴったりくると思った。

  • 原書名:ANCILLARY JUSTICE

    ヒューゴー賞長編小説部門、ネビュラ賞長編小説部門、ローカス賞第一長篇部門、アーサー・C・クラーク賞、英国SF協会賞長篇部門、英国幻想文学大賞新人部門、キッチーズ賞新人部門、星雲賞海外長編部門、ボブ・モラーヌ賞翻訳長編部門
    著者:アン・レッキー(Leckie, Ann, 1966-、アメリカ・オハイオ州、作家)
    訳者:赤尾秀子(1955-、翻訳家)"

  • Kindle版購入。
    欧米SF賞7冠!

  • 叛逆航路 (創元SF文庫)

  • 読みにくいことこの上なし。
    文体に翻弄され、スジを追いかけるのがやっとだった。
    背景の時間は千年単位の壮大なスケールだが本編はそのうち19年前から、現在に至るまでの話。
    三人称が、彼女なので登場人物の性別がわかりにくい。性別を明示している場合もあるが、ほとんどは会話の内容などから推測しながら読み進める感じ。読み手の方で勝手に決めて読むのも面白いかも。

  • 邦題とカバーイラストから「銀河帝国の圧政に反旗を翻した宇宙軍の一艦隊。追っ手との壮絶な星間戦闘を繰り返しつつ、皇帝の居城を急襲するべく絶望的な旅路を征く……」みたいなのを勝手に想像していたらだいぶ違った。いや実はそんなに違わない?
    少なくとも「宇宙戦艦が主役」というのはある意味その通りなのだけど。スペースオペラ的な派手な場面はあまりなく、主人公や登場人物たちの心情や動機を丹念に追う「情念のSF」という感じだった。
    とはいえ世界観は執拗なくらい作り込まれていて、「属体(アンシラリー)」等々、耳慣れない造語が頻出する上、主人公の属する文化の設定上、一人称の本文では代名詞がすべて「彼女」で統一されている。そのため、なんと主要登場人物の性別すら読み手にはなかなか判断がつかない。
    さらには時系列も錯綜するので、相当に読みにくい……はずなのだが、なぜか妙な中毒性があって、ほぼ一気読み。精緻な模型を舐めるように眺める快感があり、お酒でも片手に一行一行吟味して味わいたくなった。
    三部作ということで、次作以降はまた雰囲気が変わってくるのかもしれないが、全て刊行済みのようなので楽しみに読みたい。

  • 前提の違いに戸惑うことは間違いない。しかし、その前提の違いを当然のこととして進む物語。ふしぎな感覚で読み進めることになる。話も面白いので読み進むことで慣れてくる。独特の感覚を前提とする面白さがあると思います。

  • 面白いのですが、非常にわかりずらいです。
    ちょっとやそっとの想像力と読解力では太刀打ちできません。本編を読む前に少なくとも巻末の用語解説を読むことをお勧めします。解説も先に読んだほうがよりお話を楽しめた思いました。

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