フィーヴァードリーム〈下〉 (創元ノヴェルズ)

制作 : George R. R. Martin  増田 まもる 
  • 東京創元社
3.77
  • (15)
  • (13)
  • (23)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 116
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488800468

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 訳:増田まもる、原書名:FEVRE DREAM(Martin,George R.R.)

  • とても面白かった。ページをめくるのがもどかしくなるほどに。でも終わりに近づくと悲しくなる。
    ジョシュアとアブナー船長の個性が、とても際立っていて、いい。

  • 上巻が手に入らず下巻をずっとおあずけ状態にしていましたが、少しだけと読み始めたら止まらず読了。 これは吸血鬼小説の名作だと思う。かっこいいし余韻もすばらしい。やはりまだ上巻を探そう。

  • 種族を超えた男同士の友情に感動。そして舞台背景の設定にも感心。19世紀半ばのアメリカを舞台にすることで、吸血鬼と(その家畜たる)人間の関係と、白人と(その奴隷たる)黒人の関係を関連づけて議論する。そうすることで吸血鬼の所行にも自信を持って反論できなくなってしまう訳だ。大変面白かった。

  • 吸血鬼ものに男の友情ものをからめるとこうなるということか。時代設定が効果的だったからとも思う。

  • 1857年春―昨冬、事故で持ち船を失い破産寸前の船長アブナーに「蒸気船経営に乗り出したい」と気前の良い申し出が…。
    言い出したジョシュア・ヨークは夜にのみ人前に現れる、おかしな生活をしているが、莫大な財産を持つ紳士だった。
    同意のもと、ジョシュアの提供資金で豪華壮麗な蒸気船フィーヴァードリーム号を完成させミシシッピ川で創業をはじめる2人。
    お互いの夢―最速の船の証をたてること。仲間を救い、人間との共存すること―を叶える為に。
    しかし沿岸では不可思議な死が報じられ…ジョシュアの行動に疑惑を持つアブナーに語られる彼の種族と生い立ちは…。

    カバー裏に書いてある粗筋で分かっちゃいますが…ジョシュアは所謂“吸血鬼”です。でも欠点は割と少な目?
    弱い者は強き者―血の支配者―に従うという掟の下、敵側にもしぶしぶ従っている者がいるし、味方にも信用出来ないが支配下にいる状況。その中での同族同士の戦いと、他種族である人間との友情!
    まだ信用しきっていない時分のアブナーのイライラっぷりが!最速の評判を得たいのにジョシュアの行いで予定が遅れて悪い噂が広がっちゃって
    船が追い抜き合いしているのはヨットレースっぽい?
    次々に聞いたことのある名のものが乗船し、客人になった時には恐ろしかった!
    マーシュがヴァレリーの瞳に打ち勝った場面で友情の欠片を見たョ~その前からやきもきしてる所でも、だけど
    エピローグでまたグッときました。
    暑い時期に読んでも頭に入らない、って2ヶ月も積読してたのが…惜しまれマス★
    6フィート=182.94㎝ 300ポンド=135㎏…筋肉だよね?勿論。{{IMG,id=090000002957804,align=center,width=default,height=default,IMG}}
    活字倶楽部でpush!!かつ昔のイラスト入りカヴァー↑を写メって下さった嘉島さんに感謝多謝

    20070924

  • 「きみのためだけで充分だったんだ。わしらはパートナーなんだぞ。なあ、そうじゃないのか?」<br>
    <br>
    アブナーとジョシュアの友情に乾杯。上下巻。

  • 吸血鬼と人間との間に友情は成立するのか?

    新旧の吸血鬼が対決する場面も最高。

    私にとっての吸血鬼小説最高傑作はコレ!と断言できるほど、突出している。

  • 吸血鬼もの。世に数々の吸血鬼小説があり、結構な数を読んできたとは思うのだが、しかし私が白眉と思っているのがこれだ。知られてない本だよね。もったいない。始まりは一八五七年、セントルイス。ミシシッピ川を行き来する蒸気船を舞台に、幕は切って落とされる。主人公は美形でも何でもないジジィだし、出てくる吸血鬼は実はなさけなくて格好良くもないし……しかし、このストーリィテリングには、そんなことはどうだってよくなってしまう。実に見事だ。こんな小説が埋もれているなんて、犯罪に近いんじゃないかと思う。エピローグが良いんだこれが。実によい。こんな見事なエピローグを、私も書いてみたいもんだけどね。すごいよこれ。

  • ジョシュアとアブナーの間に徐々に築かれる吸血鬼と人間の信頼関係もこの本の読みどころですが、私は敵対関係にあるジュリアン・ダモンも好きなのでした。

全11件中 1 - 10件を表示

ジョージ・R・R・マーティンの作品

ツイートする