小説のように (創元文芸文庫)

アリス・マンロー 小竹由美子

• 東京創元社 (2024年7月19日発売)

作品紹介・あらすじ

本を買う。頁をめくる。あの日の自分に出会う。
ノーベル文学賞受賞
短篇小説の女王、初文庫化
解説＝井上荒野

音楽家がふと手にした小説には、彼女自身の若き日が、ある少女の目を通じて綴（つづ）られていた。ページをめくるにつれ、過去が思いもかけない景色を見せる──表題作「小説のように」ほか、孤独な女性と殺人犯との対話が震えるほどの余韻をもたらす「遊離基（フリーラジカル）」など、長い人生に訪れる、あまりにも忘れがたい一瞬を捉えた十の物語。ノーベル文学賞に輝く短篇小説の女王、待望の初文庫化。訳者あとがき＝小竹由美子／解説＝井上荒野

■目次
「次元」
「小説のように」
「ウェンロック・エッジ」
「深い穴」
「遊離基（フリーラジカル）」
「顔」
「女たち」
「子供の遊び」
「木」
「あまりに幸せ」

感想・レビュー・書評

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2024年5月29日]

【書評】アリス・マンロー 『小説のように』　／　長坂陽子「ある瞬間」 【Book Japan】2011.01.27
http://bookjapan.jp/search/review/201101/nagasaka_youko/20110127.html

「アリス・マンロー」検索結果一覧 | Book Bang －ブックバン－
https://x.gd/zCPiN

アリス・マンローさん死去　カナダのノーベル文学賞作家：時事ドットコム(2024年05月15日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024051500193&g=int

How Alice Munro won me over | Salon.com
https://www.salon.com/2013/10/10/how_alice_munro_won_me_over/

小説のように - アリス・マンロー／小竹由美子 訳｜東京創元社
https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488805043

[mamiminaさんの感想 · 2024年11月9日]

どんなにつらいことがあっても、傷を抱えても、人は淡々と生きていくこともできる。感じることを拒否しても、ふとしたおかしみや、諦念の爽やかさに慰められることもある。

[ケサさんの感想 · 2024年10月2日]

4週間も借りたのに2本目までしか読めなかった。
なんか言い回しが難しい？
読みにくかった。
でも、また借りたいかも

著者プロフィール

Alice Munro
1931 年生まれ。カナダの作家。「短編の名手」と評され、カナダ総督文学賞（3 回）、
ブッカー賞など数々の文学賞を受賞。2013 年はノーベル文学賞受賞。邦訳書に
『ディア・ライフ （新潮クレスト・ブックス） 』（小竹 由美子訳、新潮社、2013年）、
『小説のように （新潮クレスト・ブックス）』（小竹 由美子訳、新潮社、2010年）、
『 林檎の木の下で （新潮クレスト・ブックス）』（小竹 由美子訳、新潮社、2007年）、
『イラクサ （新潮クレスト・ブックス）』（小竹 由美子訳、新潮社、2006年）、
『木星の月』（横山 和子訳、中央公論社、1997年）などがある。

「2014年 『愛の深まり』 で使われていた紹介文から引用しています。」