文系にもよくわかる多変量解析 増補改訂版

著者 : 内田治

• 東京図書 (2005年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

売上データ、ガンと飲酒・喫煙の関係、テストの成績、就職アンケート、プロ選手の体力と成績…など、さまざまな現場の多変量データ解析を「目的の達成に適した手法は?」「分析結果を判断するための指標は?」といった実践の場での悩みの解消に重点を置いて、わかりやすく解説。

感想・レビュー・書評

[hima2b4さんの感想 · 2015年8月16日]

各分析の流れ、判断の上でのポイントがわかりやすく書かれている。
解析のアプローチそのものは、エスミ社のソフト「EXCEL 多変量解析」を使って実行されている。このソフトが手元にあると よりイメージできるだろうが、私のように手元にない者でも、結果をどう解釈するのか？など、わかる内容になっていると思う。
この書籍で紹介されている エスミ社のソフトの画面を見る限り、いろいろできるんだなぁと感心する反面、やり方が多岐に及ぶから 多変量解析はとっつきにくい という感も持った。 ただこの本は、とっつきにくさを取り払ってくれる内容になっていると思う。

著者プロフィール

内田 治
前東京情報大学准教授　工学修士

「2023年 『実習R言語による多変量解析』 で使われていた紹介文から引用しています。」