はじめての質的研究法 教育・学習編

制作 : 秋田 喜代美  藤江 康彦 
  • 東京図書
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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784489020162

感想・レビュー・書評

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  •  本書は教育・学習の研究分野における質的研究の入門書です。
     パフォーマンス評価、アクション・リサーチ、エスノグラフィー…これらのキーワードを聞いたことはありますでしょうか。量的研究では見落としやすい、テストの点数では表せない学習者一人ひとりの気づきや学習過程をどう可視化すれば良いのだろうか、このような疑問を感じている方に是非おすすめしたい一冊です。
     本書は、「教育」の構成要素である学習者、学習システム、教師にそれぞれ着目し、(1)生徒個人の学習過程、(2)集団での相互作用や学習過程、(3)学習システムの構築・介入、(4)教師の語り、という四部分にわけて、具体的な事例を踏まえて研究アプローチを丁寧に紹介しています。
     また、巻末付録には、授業分析の方法、暴走族のエスノグラフィー、教師のライフヒストリーなどをテーマとした本も紹介しています。本文だけでなく、編者お薦め図書もきっと役に立つと思います 。
    (ラーニング・アドバイザー/芸術 LIAO)

    ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/volume/1708942

  • 語り口がソフトで初学者にも分かりやすいと思われる。質的研究の多様性をざっと把握でき,どのようにアプローチするかのヒントになる。

  • 第3回ワカモノ勉強会

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