数学の視点 (math stories)

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  • 東京図書
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784489020575

感想・レビュー・書評

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  • [第1刷]2010年2月25日

  • 元京大教授、複素多様体を専門とする上野 健爾先生の本。

    たまたま図書館で見かけましたが、良い本ですね。
    非常に基本的なところからガロア理論のエッセンスまで解説しています。最近はこういう良い本、多いですね。

    ガロア理論、学生時代に証明は一通り追ったのですが、いまいち感覚的にわかりません。そういうのって多いですよね。証明の理解から感覚的な理解のギャップ。実際証明した人は逆なんですが。直感があってそこからロジックに落としていく。この本でエッセンスを勉強し直してみたいと思います。

  • p.65 系2.4.1 の証明中の二つ目の式には=が抜けている:
    \bar{a} \cdot (\bar{c} \cdot \bar{b}) \bar{a} \cdot 1
    →\bar{a} \cdot (\bar{c} \cdot \bar{b}) = \bar{a} \cdot 1

  • 2010.02.21 日本経済新聞で紹介されました。

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著者プロフィール

上野 健爾(うえの・けんじ):1945年熊本県生まれ。東京大学理学部数学科卒業。専門は複素多様体論。京都大学名誉教授。法政大学大学院工学研究科教授。日本数学協会会長。著書:『代数幾何入門』、『代数入門』、『円周率が歩んだ道』(以上岩波書店)、『円周率πをめぐって』、『複素数の世界』(以上日本評論社)ほか多数。

「2023年 『数学フィールドワーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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