医療系研究論文の読み方・まとめ方―論文のPECOから正しい統計的判断まで
- 東京図書 (2010年5月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784489020735
作品紹介・あらすじ
本書は初学者が研究論文に向かうとき、PECOという4つのポイントを手がかりに論文の内容を把握できるよう解説。論文理解に必須の統計知識も読者がほとんど数理的な知識がないことを前提に、「理解」に絞って解説しているため、わかりやすい。初学者に必携の1冊である。
感想・レビュー・書評
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必要最低限の知識が、簡潔に要領よくまとまっていた。論文を読み書きするために必要な知識は膨大なものであり、どれか1冊でどうこうできるものではない。
詳細は他書に譲るところが多く、推薦図書として挙げられているのは、自著と石村貞夫氏の著書群。
石村氏の著書同様、背景の(数学的)論理についてはほぼ触れられていないので、統計ツールのユーザーとして、統計を割り切って使う人向け。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
W018
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11月新着
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新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:490.7//Ts91
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2F 閲覧室 W18/2010
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閲覧室 490.7||ツシ
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三葛館医学 490.7||TS
研究論文の読み方について、特に統計学的な視点で書かれています。研究用語についてもわかりやすく解説されており、1ページあたりの文字数も読みやすく構成されています。第1章から順番に読んでも良し、まとめの第13章「研究論文を読む」から読み、理解できていないところを詳しい章に戻って読むのも良し。研究論文を読むために必要な知識が網羅されています。