数学者が読んでいる本ってどんな本

  • 東京図書
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本棚登録 : 65
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784489021640

作品紹介・あらすじ

本の街・東京神田神保町「書泉グランデ」の「数学者の書棚」フェア。本書では、2年間のブックフェア選者13人がフェアのために選んだブックリストと、そのなかでも特に思い入れのある書籍に対して、長めの紹介または短めの一言紹介をつけている。コメントの付いた書籍が233冊、ブックリストに挙がった書籍は全950冊と、広い領域をカバー。

感想・レビュー・書評

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  • 序によれば、数学書の充実で定評のある神田の書泉グランデの数学書担当者の布川氏が、東京図書の松永氏、新倉氏と議論を重ね、明治大学の砂田利一先生をアドバイザーとして行った「数学者の書棚」(あるいは「私の本棚」)というフェアの記録でもあるようだ。(フェアは2011年から2013年)

    数学や物理の専門家などがお薦めの本を紹介している。
    意外と人文科学の本が紹介されていて、それも面白い。

    書泉グランデはコミックや入手しにくい参考書を探すために学生時代よく立ち寄ったが、数学書がこんなに充実しているとは知らなかった。
    ホームページを見てみると、「高校生でもわかる数論」とか(すごいな)、その他色々数学のイベントが現在も活発に行われているようで、自分の書店内での本を探す行動がいかに偏っていたかを感じたりした。

  • 数学者が読んでいる本を並べた書物。

    自分が読んだ本と同じのがあると嬉しく思う。

    また、前から読みたいと思っていた本と同じのがあると、より一層、読みたくなってくる。

    さらに、捨てようかと思っていた本も再読してみようかと思うこともある。また、捨ててしまった本を少し惜しく思ったりもした。

  • 大学ではいろいろな難しい数学を学ぶことになります。専門書もたくさん出版されています。この本は,数学者たちが読んできた本について、紹介文とともにまとめたものです。主に選者の専門と関連する書籍が選ばれています。本書は,数学の本を選ぶ際の参考になるかもしれません。

    *推薦者(工教)T.Y.
    *所蔵情報
    http://opac.lib.utsunomiya-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB13743541?caller=xc-search

  • 数学者が読んでいる本のおすすめ。

    最後に円城塔さんのおすすめものっているけれど、それと比べると数学者は数学の本ばっかり読んでいるんだなと実感。それが悪いという意味ではなく、おそらくそれで事足りるのだろう。

  • 数学は門外漢なのですが興味のわくレビューが多く、多少多く取り上げすぎなきらいもあると感じましたがブックガイドとして良質なものだと思います

  • 興味深い本が沢山。

  • こんな特集がされる本屋(書泉グランデ)があるってのは、うらやましい限り。

  • そもそもがよく分かっておらず、難解。

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著者プロフィール

前明治大

「2023年 『数論入門事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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