日本語の慣用表現辞典

著者 : 森田良行

• 東京堂出版 (2010年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

いわゆる「慣用句」にとどまらず、決まり文句や定着した言い回しまで、幅広い「慣用表現」を、それらの語句が使用される場面・状況別に分類して収録。類義の語句との対比的な解説で、似ている表現や間違いやすい表現との意味の違い・使い分け・発想の違いがわかる。話題に応じて適切な言い回しを探るのにも便利。

感想・レビュー・書評

[kaizenさんの感想 · 2011年9月14日]

日本語の慣用表現を、
はじめのことばの索引でも、状況ごとの索引でも探せるのが特徴です。

語源辞典ではないので、正確な語源の解説があるわけではない。
ただし、元の意味、言葉の意味の解説はある。
慣用表現は、しばしば間違って使うことがあるので、ざっとながめておくとよい。
文章の校正をする人は、手元にあるとよいかも。

著者プロフィール

1930年東京生まれ。日本語学者。文学博士。早稲田大学名誉教授。在職中は早稲田大学日本語研究教育センター所長などを兼任し、特に、外国人の留学生および日本人学生への日本語の教育・研究・指導に従事。『日本語質問箱』（角川ソフィア文庫）『基礎日本語辞典』（角川学芸出版）『日本語の類義表現辞典』（東京堂出版）ほか著書多数。

「2019年 『日本語をみがく小辞典』 で使われていた紹介文から引用しています。」