江戸衣装図鑑

著者 :
  • 東京堂出版
4.29
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本棚登録 : 105
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784490107982

作品紹介・あらすじ

多くの人が「装う」ことに目覚めた江戸時代。その情熱は身分の縛りをものともせずに、あらゆる創意工夫で百花繚乱の服飾シーンを創り出した。考証画家・菊地ひと美が彩色で挑む鮮やかな"大江戸服飾図鑑"。

感想・レビュー・書評

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  • 「多くの人が「装う」ことに目覚めた江戸時代。その情熱は身分の縛りをものともせずに、あらゆる創意工夫で百花繚乱の服飾シーンを創り出した。考証画家・菊地ひと美が彩色で挑む鮮やかな"大江戸服飾図鑑"。」

  • 女性男性、髪型、着物の名称などが必要なら買ったほうがいいでしょう。
    公共から、借りてきてもいいですが。

    2020/09/09 更新

  • 図解とイラストと用語説明。絵巻物のようなイラストでかわいいけどイラストから服の構造読み取るのは難しい。そのために図解があるんだとは思うけど。基本文章による用語説明の比重が大きい。

    383

  • 髪型までびっしりいっぱい。

  • 江戸前・中・後期の武家・町人、男・女、季節や式日など、身分階級によって纏う衣装や髪型など服飾全般についてカラーイラストで紹介した本書。
    冒頭で著者も「辞書・辞典」と書いたように「図鑑」というより「解説書」といった方が良さそう。身分によって様々な制限はあっても、そのなかでも遊び心を忘れず時に美しく、時に色っぽく着物を着こなす人々の姿は本当に粋だと思う。全ページカラー・伝統色の紹介もあるので、欲を言えばもう少し色合いがはっきり分かる掲載だと良かったかなと。

  • ロバート・キャンベル氏「プロでも手元におきたい大切な一冊です」の帯び通りの本。
    江戸時代の服に関する風俗が、イラスト入りでよく分かる!
    前中後期の、あらゆる階層職業の服が紹介され、髪型や小物なども!

  • 『本の紹介』
    「着物の黄金期」江戸時代の服飾を、武家・公家・商人・職人などの職種ごとに、衣装や髪形や装身具などを男女別にカラーイラストで紹介する。

    『司書日記』
    今日も3年生男子が来ました。二人。
    午前中に来た子は、10日(日曜日)に大学の合格通知が来ました、と報告してくれました。とても真面目な優等生で本もいっぱい借りてくれていた子です。
    そして、放課後近くに来た子は、先日合格を報告しに来てくれた子で、今日はカウンターの前に椅子を置いて教習所の本を読んでいました。
    今、教習所とアルバイト通いをしているそうです。
    「今日は?」と聞くと「暇やから来た」と言っていました。
    鞄の中から教習所の本を出したので閲覧室で勉強するのかと思いきや、椅子をカウンターの前に持ってきて、カウンターで勉強していました。
    図書室のカウンターは横幅が広いので、他に貸出返却の生徒が来てもそれほど邪魔にならないので、そのままにしておきましたが、生徒との接触は本当に面白いものがあります。
    この生徒は2年生の時、司書をとても手こずらせた子です。いつも2人組で来て、閉館後も帰らず、閉館後、追い出すのに40分かかっていた子です。いろんなことで、怒っても怒っても言う事を聞かなかった子です。
    甘えていたのでしょうか。
    来なくて良い日に、来なくて良い図書室で、司書のおばさんの前で黙って教習所の本を勉強している3年生男子というのは、お菓子でもあげたくなるほど、いじらしく思います。

  • 江戸時代初期〜後期の衣服や結髪について解りやすいイラストと文章で解説。より詳しく知りたかったので、購入しました。庶民の暮らしが解るのがいいですね。もう少しイラストがあってもよかったかも?

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著者プロフィール

菊地ひと美(きくち・ひとみ)
衣装デザイナーを経て、早稲田大学の一般講座や江戸東京博物館で10年間学びつつ、著作活動(文と絵)に入る。2002年から始まった日本橋再開発に作品が起用された。また、2004年国立劇場より制作依頼を受けて描いた『伝統芸能絵巻』全4巻(10メートル)は、海外2カ国の国立美術館(ローマ・ブタペスト)で3カ月間展覧された。2008年には、丸善・丸の内本店にて同絵巻の国内初披露を含む個展を開催。現在は絵本を含む著作執筆を中心に活動中。主な著書に『江戸の暮らし図鑑 女性たちの日常』(東京堂出版)、『お江戸の結婚』(三省堂)ほか著書多数。

「2021年 『江戸衣装図絵 武士と町人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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