ポストモダンの新宗教: 現代日本の精神状況の底流

著者 :
  • 東京堂出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784490204476

作品紹介・あらすじ

70年代以降に発展期をもった「新新宗教」の特徴と、現代日本の精神状況を読み解く。

感想・レビュー・書評

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  •  本書は、過去10年に発表した、宗教運動についての論文をまとめた本。そろそろ平成が終わるので読んだ。

    【版元】
    http://www.tokyodoshuppan.com/smp/book/b80086.html

    【簡易目次】
    目次 [i-v]

    序章 新新宗教ポストモダン 001

    第1部 宗教運動の変容 
    「旧」新宗教と新新宗教 022
    新新宗教の信仰世界 038
    輪廻転生と終末観 070

    第2部 ナショナリズムの興隆 
    反世俗主義とナショナリズム 088
    新新宗教のナショナリズム 115
    日本人論と宗教 138

    第3部 モダンへの対抗 
    宗教復興の中の新新宗教 12
    1970年から90年へ 197
    近代的価値に抗して 217
    現代宗教と悪 241

    あとがき [264-270]

  • スピリチュアリティ関係にも触れられてはいるが、幸福の科学などの新新宗教についての分析がメインかつ面白い。今やっているような研究が一段落ついたら幸福の科学研究みたいなことをやってみたくなった一冊。

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著者プロフィール

島薗進(しまぞの・すすむ) NPO東京自由大学学長、大正大学客員教授、上智大学グリーフケア研究所客員所員。著書に『現代救済宗教論』『現代宗教の可能性』『スピリチュアリティの興隆』『日本仏教の社会倫理』『明治大帝の誕生』『新宗教を問う』ほか多数。

「2023年 『みんなの宗教2世問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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