インテリジェンスの最強テキスト

  • 東京堂出版
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本棚登録 : 165
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784490209167

作品紹介・あらすじ

本書は、日本を代表するインテリジェンス・マスターとして知られる手嶋龍一氏、佐藤優氏が、前線での貴重な経験に基づき、過去から現在までの具体的事例の分析を通してインテリジェンスの諸相をわかりやすく伝える一冊です。
混迷を続ける日本政治、そして世界の勢力地図が書き換わりつつある今、各自が「世界情勢を読み解く目」、そして「先を見通す力」を培うことが、この現代社会を生き抜くために必要な武器になることは間違いありません。
本書では、現代の日本において「インテリジェンス・オフィサーを育てる」ことが急務であるとの各方面からの声に答え、手嶋龍一氏、佐藤優氏が経験してきた豊富な実例を盛り込み、読者の知的好奇心に答える一冊として、初めての実用的な「インテリジェンスの教科書」を目指しました。


「この国が再生する礎の一助にと願って編んだ『テキスト』がようやく完成した」

(手嶋 龍一氏)


「本書を読む前と後では、世界の様子が異なって見えてくるはずだ」

(佐藤 優氏)

感想・レビュー・書評

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  • 前作幻冬舎新書が面白かったので、最新?の本書を中古で購入。

  • 【由来】


    【期待したもの】
    ・何となくカッコよさそうだし、「インテリジェンス」の「テキスト」なんだったら、色々と身につくのかなと。

    【要約】


    【ノート】
    ・これ読みたいけど、その前に世界史と地政学やってから、でしょ。後回し。

    ・太字部分だけを斜め読み。

    ・この本が500円以下なら買い。内容的に新書の編纂レベルという印象はややあるが、許容範囲。だからと言って本人達が豪語するほど「我が国におけるインテリジェンスのテキスト」などという基本書のレベルではないかなと。

    【目次】

  • 【読み解く力を読み解く】巷間にも次第に広がってきた感のある「インテリジェンス」という言葉。いろいろな解釈が散見されるこの概念を説明するとともに、歴史の形成にインテリジェンスがどう影響を与えたかを紹介した作品です。著者は、『自壊する帝国』などの多数の著作を持つ佐藤優と『外交敗戦』などがロングセラーを記録した手嶋龍一。

    インテリジェンスに関する視界がスッキリすると同時に、洞察までをも磨いてくれる見事な作品。歴史や外交に興味がない方にとっては若干難解な記述が続くと感じられるかもしれませんが、読み通した後の充実感はかなりのモノ。歴史的なエピソードが散りばめられているため、純粋に歴史好きの方にもオススメしたい一冊です。

    〜インテリジェンスとは、眼前に生起している情勢を精緻に読み解き、近未来に起きる事態を近似値で予測する技である。〜

    そりゃこのお二人なら☆5つ

  • その時代に生きる人間として、ましてやこれだけツールが発達している中で、世界情勢に目を向けない、またはそこで思考を停止してしまうことは、次世代への罪なのではないか。

  • インテリジェンスの入門としてはお勧め。用語解説もあり、時のウクライナ情勢の解説もあり、非常にわかりやすい。

  • 「インテリジェンス 武器なき戦争」を上梓したとき、幻冬舎編集サイドはタイトルにインテリジェンスを使うのをためらった。
    ナチスドイツのV2は大陸間弾道弾の系譜、V1は巡航ミサイルの系譜。
    ウクライナは、兵器廠。武器輸出額は世界第4位。
    ウクライナ東部に影響力があるのはGRUで、KGB出身のプーチンがどれほど統制できているかは不明。
    ジョン・ル・カレ「寒い国から帰って来たスパイ」
    日本外務省は、クリミア「併合」とカギカッコつきで表記することでロシアに配慮している。
    イランの核兵器保有が明らかになれば、サウジも核保有を宣言するだろう。サウジはパキスタンから核を輸入するかも。

  • 破綻国家ウクライナ、カリフが支配するイスラム国

    インテリジェンスとは、眼前に生起している情勢を精緻に読み解き、近未来に起こる事態を近似値で予測する技である

    ウクライナ ソ連の兵器廠

    ドイツ ウクライナ ユーラシア平原においてドイツの緩衝地帯にしたい

    1988 ロシア海軍からウクライナ海軍からバリヤーグを譲り受ける、メンテナンスてこずり、新造空母係留されたまま傾く マカオのカジノ業者が買い取る マカオへ曳航が、大連へ 航空母艦に必要な装備を自前でとりつける

    大韓航空機撃墜事件 防空司令部からの交信記録 自衛隊の調別が傍受 アメリカにも伝えられた アメリカの発表前に後藤田長官が発表

    ヘンリー・キッシンジャー 外交
     第一次世界大戦は各国が同盟条約を破ったからではなく、各国が同盟条約を忠実に守ったためにはじまったのである

    イスラム国 スンニ派諸国の支援を受けている スンニ派 トルコ、サウジアラビア、カタール 知りやからイラクにかけての油田地帯で盗掘した原油は、トルコなどの密売業者によって、おもにヨルダンを経由して売りさばかれている
    イスラム法にもとずくイスラム国家たるカリフ帝国の樹立を唱え、暴力手段に訴えて世界イスラム革命を実践するジハード思想を信奉

    アルカイダはアメリカとイスラムを敵とみなす
    イスラム国は、シーア派を異端とする 特にシーア派の十二イマーム派こそ最大の敵=イラン

    シリア 8割がスンニ派
     アサド政権 シーア派の十二イマーム派 イランとロシアが後ろ盾
     スンニ派の反政府勢力はスンニ派のサウジが支える
     アサド大統領が自国民に対して化学兵器をつかえば、アメリカは軍事介入するといったがしなかった

     ロシアがアサド政権を支援したのは、アサドが弱体化するとアルカイダが勢力をのばす、そのなかにチェチェンの活動家がいる 北コーカサスのチェチェン独立運動と連動を懸念

    サウジアラビア アラブの穏健派 アメリカの盟友 第一次湾岸戦争 アメリカ軍を進駐 肌を露わに闊歩した米軍女性兵士 イスラム過激派の怒りに火をつけた

    パキスタンサウジアラビア秘密協定 イランに核兵器があるという事実が確認されれば、パキスタンにおいてある核弾頭をすみやかにサウジアラビア領内に移動する
    パキスタンの核開発はサウジの支援

    インテリジェンスとの要諦とは、想像すらできない事態を想定し、それに備えることにある

    筋道のとおった論理が成り立たない場合には、前提に事実誤認があると考えるべき

    中東の最も柔らかい脇腹 ヨルダン
     イスラエルの庇護のもとにあるヨルダン
     ヨルダン従来サウジから天然ガスの供給をうけていたが、イスラエルから得ることになった

    イスラム国の標的 ヨルダン、エジプト

    リビア カダフィ大佐 サダム・フセインが核疑惑で倒されたのをみて、核兵器核施設のすべて破棄することを申しでた。 カダフィ政権が核をもったままたおれていたら、核兵器がイスラム国へ渡っていたかもしれない

    周恩来 試練を経た友情のみが真の友情だ


     

  • 決定版だ!これがインテリジェンスのリテラシーを涵養するテキストだ!という煽りだったけどいつものでした。

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著者プロフィール

手嶋龍一 Teshima Ryuichi 

外交ジャーナリスト・作家。9・11テロにNHKワシントン支局長として遭遇。ハーバード大学国際問題研究所フェローを経て2005年にNHKより独立し、インテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』を発表しベストセラーに。『汝の名はスパイ、裏切り者、あるいは詐欺師』のほか、佐藤優氏との共著『インテリジェンスの最強テキスト』など著書多数。

「2020年 『公安調査庁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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