野口芳宏の国語授業のつくり方: プレミアム講座ライブ

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  • 東洋館出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (129ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784491025414

感想・レビュー・書評

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  • 尊敬する先生が尊敬する野口氏。
    いかに教材研究が大切か、よくわかる一冊。教材を教えるのではなく、どんな力をその授業でつけさせるかを考えることが大切。普遍的な国語の力をつけられたか、どうかが評価である。この視点をもっていれば、子どもも国語の力をとらえやすくなるのだろう。
    いい音読の仕方についてもかんがえさせられた。一年生のときから難しい漢字にもどんどん触れさせることが、いつか子どもが難しい文章を読むときの耐性をつくるのだろう。

  • すべての教科の一番大切である教科、基底教科である国語の効力感が少ない。
    何故、効力感が少ないのか?
    それは、国語の授業では知っていることのおさらいが多いからである。

    これを確認型の授業という。
    読ませる、書かせる、そういった活動ばかりさせている。本来は活動を通して、学力を形成しなければいけない。

    この確認型の授業を開発型、学力形成型に変えていかなければいけない。

    知識を与えると同時にモデルを示す。

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著者プロフィール

小学校教員・校長としての経歴を含め、60年余りにわたり、教育実践に携わる。現在、日本教育技術学会理事・名誉会長。国語や道徳の「授業名人」と称され、「模擬授業」の名付け親の一人としても著名。主な著者に、『授業で鍛える』『鍛える国語教室』シリーズ(ともに明治図書)、『小学生までに身につける子どもの作法』(PHP研究所)等がある。

「2024年 『ICTに負けてたまるか!人間教師としてのプライド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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