わかる「板書」 伝わる「話し方」

著者 :
  • 東洋館出版社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784491029474

作品紹介・あらすじ

授業づくりのプロが教える「板書」「話し方」の極意!

感想・レビュー・書評

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  • ビジネスにおける説明時のホワイトボードの書き方などを期待していたので個人的には微妙だった。立ち読みしてたら買わなかった。これから教壇に立つが、右も左も分からないという場合にはまぁいいんじゃないでしょうか。

  • 目新しさはありませんが、優しくコンパクトにまとめてあるので、自分の反省点を振り返るのにいいと思います。

  • とても実践的。教育的な視点だけで語られず、ビジネスやあらゆる場面でも役に立つはず。

  • 教師になる前の大学生が読めばよい。現職でこれが出来ていなかったら、そもそも教師としてどうなの?っていうぐらい易い情報。

  • <目次>
    はじめに
    第1章  「板書のスキル」編~わかる「板書」は、CHALKの法則がカギ!
    第2章  「話し方のスキル」編~伝わる「話し方」は、子供向けお話し会・大人向けセミナー講師に学ぼう!
    おわりに

    <内容>
    現役高校数学教師が書いた本。ずっと教師ではなかった経歴のせいか、知的好奇心にあふれ、異業種の本も多く読んでいて(巻末の参考文献を見るとわかる)、目次の通りビジネスセミナーにも参加しているので、とてもわかりやすい本。
    私は、確認になる事項が多かった(板書の仕方、発問の注意など)が、尤もなことも周りの教師を見ていると、もっとではない、ことに気づいてしまう。新人教師は勿論、ベテラン教師こそが、こうした本で再確認を(あるいは初めて知って授業改善を)してほしいなと思います。

  • 筆者がところどころ述べているように、当たり前のことのようなものがたくさんある。

    しかし、それは筆者自身が研修や実践の中から得て実感をもって述べているものだということが伝わってくる。

    そうやって一度自分のフィルターを通しているものと感じるので、素直に「忘れてた(わかってたつもりだ)けど大切なことだな」と思って、実践してみたくなる。

    あと、子ども一人一人に誠実に対応する筆者の人柄も伝わってきて、良い方向に感化されたので、おすすめしたい。

  • 既に実践していることでした。
    まだ教員経験が浅い人にとっては、良い本だと思います。

  • 板書と司会進行の勉強のため購入。今のところこの本がベスト。

    まず板書についてはその効果が解説され、教育ツールとしての有用性を再認識出来ます。板書のスキルはCHALKの法則にまとめらていて分かりやすい。備忘録として以下にまとめます。

    Color: 3色を基本に板書を明瞭にする。
    Headline: 書く内容に見出しをつけわかりやすくする。
     チェックポイントを明示することで授業に付加価値をつける。
    Account: 説明する
     生徒に板書の"メタな"説明をすることで飛躍的な理解を促す。
    Look back: 振り返る
     自分の板書を遠くから見返し、全体の構成などを確認する
    Kindness: 親切心
     心をこめて相手が望むことをする

    後半の話し方も絵本の読み聞かせやセミナー講師を題材にわかりやすく書かれています。発声にも取り組みたいと思わされました。

    最後の発問・指示で授業が変わるというセッションも面白いです。
    本書全体を通じて他業種から学ぶ貪欲な姿勢と子どもたちへの優しい眼差しが感じられ、とても勉強になる本でした。

  • 特に目新しいことはないが,板書に関係する技法?が整理されている。板書や話し方に悩みがあったり,改善を促された人には役に立つのでは。

  • 2013.10.15

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著者プロフィール

1976年千葉県生まれ。私立高校の現役数学科教員。一度は憧れの教員になるも理想と現実のギャップに耐えられず、心身共にストレスフルとなり退職。飲食業を経て、塾講師へと転身。それらの経験をもとに、今一度教職を選んで現在に至る。「先生と共に学ぶ先生」をモットーに書籍執筆や雑誌への記事投稿に加え、2016年3月より先生のためのメールマガジン『「教える人」のためのメルマガ』、2021年3月からは先生のためのYouTubeチャンネル「先生サロン」で情報発信を行っている(QRコードよりご参照ください)。
『9割の先生が知らない! すごい板書術』『いつも人間関係にふりまわされてしまう先生へ』(共に学陽書房)など19冊の著作(本書執筆時)がある。

「2022年 『なぜか仕事がうまくいく! ストレスフリーな教師の「超」習慣術!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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