- Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492041918
感想・レビュー・書評
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牛乳はあくまでも子牛のための食料である。
という当たり前のことを、データと実例に基づいて解説した本です。
この当たり前を無視して、私たちは日常的に牛乳及び牛乳加工品を口にしています。
牛乳に含まれるタンパク質や脂質は人のものとは違うし、牛乳のカルシウムはほぼ吸収できない。という知識はあり、「健康」を目的として牛乳を摂取することはなかったのですが、カフェオレ、ミルクティー大好きで牛乳は手放せませんでした。
改めて牛乳に関する情報を得ると、牛乳や乳製品を口にすることに抵抗を覚えます。特に衝撃的だったのが、牛乳が貧血を誘発する可能性があるということ。
私の貧血、目の下のクマって、もしかして乳製品が原因?と考えてしまいました。
牛乳が及ぼす大人への影響も書かれていますが、子供への影響について多くをさいてあります。
基本的に子供は大人が与える食料を食べるわけです。乳幼児ともなれば、自分で食べるものを選ぶことはできません。
人の赤ちゃんには、人の母乳を飲ませられるのであれば母乳を、そうでないなら、母乳に近づけた粉ミルクを与えるべきという思いがより強くなりました。
そして母乳が必要ではない年齢になったら、母乳は卒業し、そして牛乳やその加工品も極力与えないようにする。
もしこの本に書いてあるデータが全くの虚構であったとしても、子牛のための飲み物である牛乳を、あえて人が飲む必要はないわけです。
カフェオレをやめられない私は、牛乳を食生活から完全に消し去ることはできないでしょう。
でも牛乳を「完全食品」であるとか、「健康食品」であるという名目で大量摂取することもないでしょう。
牛乳・乳製品は嗜好品として、おいしいから少しいただく。という付き合い方をしようと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[2006.01]
牛乳ってあんまり体に良くないんだ…
ホントかな。 -
完全食品のはずの牛乳が、実は身体にさまざまな不調をもたらしていた…。最も身近な食品の驚くべき実態について、米国医学博士が多くの資料などをもとに鋭く指摘。
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完全食品のはずの牛乳が、実は身体にさまざまな不調をもたらしていた…。
最も身近な食品の驚くべき実態について、米国医学博士が多くの資料など
をもとに鋭く指摘。 -
分類=乳製品。03年4月。
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