- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492042595
作品紹介・あらすじ
いつも目標を達成する人の365日「シンプル仕事術」。
感想・レビュー・書評
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アイデアを出したもの勝ち、実行した者勝ち
小さなものでも、すぐにビジネスにしてしまう 考え込む前にまず実行してみる
気になったのは以下です。
■情報ハック
・新しいアイデアは、既存の情報の新しい組み合わせである
・アイデアは油断すると次の瞬間には忘れてしまう ①知っている情報だと思って油断してしまう ②組み合わせが新しいので、どうしても覚えにくい
・だから、すぐメモること。そのためには、ペンをいろんなところにおいたり、持ち歩くこと
・メモした紙は紛失しやすい。名刺入れにいれておく。
・メ・モを捨てるには、どこかに整理し直しておくことが必要、その基本はノートである。あるいは、スマホや、メールに書いておく
・ノートに分かりやすいインデックスをつけておく。
・ノートは一定期間で換えたほうがいい
・プロジェクトフォルダを使って書類を整理する。クリアフォルダをプロジェクトの数だけ用意しておく
■時間管理ハック
・打合せのスケジュールを30分長めにみておく ⇒ 柔らかいスケジュールという
・15分以上かかる作業は、すべてスケジュールへ組み込む
・TODOはこまぎれタイムで対応、こまぎれタイムでできない作業はスケジュール帳に書き込む
・メールチェックは細かくやるのではなく、まとめてやる
・3か月の計画を立てる時の基本 ①会社 ②家庭 ③自分 3つの視点でとらえる
・作業を依頼して終わりではなく、その進捗作業もしっかり管理する
■整理ハック
・読書カード、情報カードを使う
・強い起業は必ず、独自のデータベースをもっている
・自分の辞書をもつ、それは、手帳に新聞や雑誌、文献の縮小コピーをひたすら貼っておくだけ
・覚えにくい事柄は物語で記憶する
■五感ハック
・睡眠を十分にとる、睡眠にも集中力が必要
・困ったら現場に行ってみる、思い込みを無くすためにも現場で確認をする
・事を始めるきっかけの儀式をつくる
■思考ハック
・二項対立 二つの側面に分けて考えてみる
・3つに分けて考える
・アイデアはアナログで考える
・ポジショニングマップを使う
・マンダラートを使う
・コラージュシートを使う
・シソーラス・ハック 類語でどんどん発想を広げる
・ひとりブレスト
■発想ハック
・リスペクトできる人の方法を盗む、模倣する、記憶する
・構造を持ち込む
・視点をいれかえる
・旅にでよう
■意思決定ハック
・迷ったらとにかく他人に話せ
・仕事のルール ①目的と明らかにすべきポイントを明確に ②初めから完全はものをつくらない ③はじめからパワーポイントを使わない
・会議 アジェンダと議事録はセットで
目次
はじめに
Chapter1 情報ハック メモとノート
chapter2 時間管理ハック 習慣と隠し味
chapter3 整理ハック 物語とデータベース
chapter4 五感ハック モードと
chapter5 思考ハック 出会いと別れ
chapter6 発想ハック 方法と視点
chapter7 意思決定ハック プライオリティとセレンディピテイ
ISBN:9784492042595
出版社:東洋経済新報社
判型:4-6
ページ数:232ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2007年07月16日第10刷詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
①アイデアを出すのにリラックスする環境を作る
②複雑な判断をしないでいいように作業をブレイクダウンする
③適度なリズムで作業する、アイデアが出ずに行き詰まった時には、結果が出る単純作業をやる
アイデアをメモすることによって、頭の中の短期記憶から消去し、作業領域を確保
常にフロー型からストック型の情報に整理し直しておく。そして、また物語フローへと編集する。
睡眠のコントロール、脳は寝ている間にも仕事をしている。
時間を限られた方が仕事は効率的にこなせる。作業時間をざっと見積もった上で早めに寝てしまう。睡眠にも集中力が必要。あれこれ悩まない。
プレゼンはボイストーンが大事。楽しい企画をあえて低いトーンで読んでみる。
なるべく関係ないイメージと結びつける。
アウトプットを作る方向性を決める段階で、必ず上司と打ち合わせる時間を設ける。「目的」の確認と「明らかにすべきポイント」の確認。自分で作るのは叩き台。はじめから完全ものは作らないで上司と話し合いながら完成度を上げていく。
アウトプットは始めからパワーポイントで作らない。まずは、紙にラフスケッチして、いつでも赤を入れられる状況で上司と決めてから一気にアウトプットを作る。
「デタッチメント」自分が出したアイデアに対してちょっと引いた、客観的な距離をとって接すること。自分の意見に固執するのではなく、それを、まるでオリンピック審査員のように客観的に採点してみる。これが出来るようになると、既存のアイデアだけでなく、自分の出したアイデアに対しても、うまく別れを切り出すことができる。
演繹法VS帰納法。帰納法は可能性の思考。
2項対立 常に物事の裏を考える。陰と陽。関係のなさそうなカテゴリーの間に、何かしら共通点を見つけだせるか?
トライアングル ものごとも究極的には三つの要素として捉えることができる
4つに分ける ポジショニングマップ なるべく意外な組合せの2軸を持ってくる
マンダラート
分母の入れ替え 新しい分母を作る ヘルシア緑茶
構造を持ち込む お守りの構造をお菓子に持ち込む キットカット
マトリックスのかけ算
視点を入れ替える 主客を入れ替える(相手の立場になって考える)、例える、関係づける(対象との関係をイメージする)
自分の勝ちパターンを持っておく。
あらゆる他人のパターンに目を向け、自分にとって有意なパターンは取り入れる。
コンテンツ=「メッセージ」 エグゼキューション=「トーン&マナー」
人間は感情的な生き物。感情的な側面にばかり目を向けてしまうと、正確に人の想いを見抜く事はできない。エグゼキューションよりもコンテンツに目を向ける。
「方法」と「視点」 いかにうまく自分の固有の視点から離れられるか。デタッチメントが大切。方法はどんどん自分の身にしみ込ませていかないといけない。「方法」をしっかりと自分のものにすると、「変わらないもの」が見えて来る。
「視点」は自在に、しかし、「方法」は自分に引き寄せる。
マインドマップ
2つに分ける: よい悪い、好き嫌い、メリットデメリット
3つに分ける: 3C
4つに分ける(軸出し): SWOT PPM 4P
5つに分解する: 5フォース
7つに整理する: 7S
完璧ではなく成功を狙うこと。間違う権利を決して放棄してはいけない。でなければ、新しいことを学ぶ能力を失い、人生を前に進めていくことができなくなる。完璧主義の背後にはいつも恐れが潜んでいる。恐れに立ち向かい、人間であることの権利を受け入れば、逆に、ずっと幸せで生産的な人になることができる。(デイビッドMバーンズ博士)
問題を作り出すことは、問題を解く事よりもずっと重要である(アインシュタイン)
「ブランド作りとは、不変の価値を持つと同時に、常に時代を感じさせるという、一見矛盾することを解決する」(私的ブランド論ルイ・ヴィトンジャパン秦郷次郎) -
本質に目を向ける
短期記憶 フロー 海馬 メモ 会話
インプット→アウトプット→フィードバック
長期記憶 ストック 前脳基底部 ノート データベース
フロー→ストック→フロー→提案
新しいアイデア→既存情報の新しい組み合わせ
バッファ
時間、人、もの、金
15分以上かかるもの→スケジュール
1週間スケジュール
3ヶ月スケジュール
うまく他人と依存しあいながら価値を生み出す
現場を歩きながら物語を構想
現場情報を日記写真で押さえる
物語にかかわる情報を書き抜き整理しておく
情報データベース
テーマやキーワードで検索
自分の辞書
市場規模、店舗数、参考文献の縮小コピー
その場ですぐ答えられるように
必要な情報は携帯する
マイミシュラン
名刺 おいしかったもの オススメ度
名刺 単なるコレクションではなく
生きた人脈データベースへ
覚えられないものは決まっている
→覚えるためのストーリーを
目的を提示
相手に合わせ自分の役割を変えプロセスを提示
失敗事例を学びとして提示
→マイナスがあるからこそプラスが引き立つ
物語をもとにデータベース⇄データベースを活用し物語をつくる
夜に終わってから寝たくなっても
作業時間を見積もって早めに寝てしまうこと
寝ている間にも頭は働いている
睡眠学習
外国語に囲まれて知らない言葉を溜め込むと耐えきれないほど眠くなる→一晩寝ると少し上達している
お風呂はアイデア発想に良い
現場を見る。足で稼ぐ。そして新しい発見をする。
ロールモデルをまずは真似してみる。
いかに早く仕事モードにできるか
しっかり休むときは休むという切り替えを上手くやるため
どのようにコントロールしていくか模索
刺激的な情報、心地よい情報、情報遮断などで
人の頭や体は簡単にモードチェンジできる
演繹法 舗装道路
ルールや定理、法則を使い答えを出す
三段論法 野菜=栄養、にんじん=野菜→にんじん=栄養
思考が一直線になり例外に融通がきかない。
帰納法 寄り道
さまざまな可能性に目を向け法則を発見する
あの野菜もこの野菜も栄養価が高い→野菜は栄養価が高い
別の面にも目がいく。人によって結論、法則が変わる
二項対立 陰陽ハック
二つの側面にわけて考える発想法の基本
若い女性向けの商品を考える
→年上女性の嗜好を考えその中から若い女性にも受けそうなものを選んでみる
→若い男性に受けているものから考える
→年上男性に受けているものから考える
トライアングル
本質を見抜くため究極的に三つの要素として捉える
若い女性とは?恋?おしゃれ?キャリア?
アイデアはアナログの方が考えやすい
はてな 「あしか」進行管理ツール
裏紙に開発タスク
「終わった」「すぐやる」「そのうちやる」「ペンディング」
四つの区画に分けた段ボールに投げ込む
(今はデジタル化)
企画書は手書きでレイアウトをしてから
パソコンの作業は演繹法になりがち
ボイストーンに人となり、内面、本質が表れてくる
変えることで印象を変えられる
イメージで考える
若者→新入社員?高校生?勉強や部活を頑張ってる?
ステレオタイプに固執しない
イメージバンク
成功シーンを反復する
いいものをたくさん見る
ポジショニングマップ
ブランドの位置付け
機能重視?スタイル重視?大衆性?高級感?
言葉で表現しにくいアイデアの位置付け表現
ターゲット市場をイメージ豊かに捉える
アイデアを整理して出て来ていない領域を確認
横軸→男女、縦軸→年齢
オーソドックスなポジショニングマップ
軸選びのポイント
二項対立をうまく探し出すこと
なるべく意外な組み合わせを選ぶこと
マンダラート
3×3=9マスの表
真ん中にテーマ 周りはテーマに関連するものを埋めていく
強制的にアイデアをたくさん出せる
上下左右を先に埋め、できるだけそれぞれが二項対立になるよう考える
漠然と埋めず軸を意識してみる
金剛界曼荼羅が由来
密教ではイメージによる思考を大切にしており
重要な教えは本などで伝えられないと考えられた
禅→メソッドを開発するためのメソッド メタメソッド
コラージュハック
イメージに合うものをバンバン貼ってく
カタログは分野を限る必要はない
通販のカタログなど
雑誌のようにコラージュ、ポジショニングマップに配置
マンダラートのマスに置いてみる
シソーラスハック
イメージ思考出来ない人はシソーラス=類義語
辞書による発想法
英単語の語源さかのぼると面白い
意外な言葉同士が同じ語源だったりする
アイデア発想は言葉を定義しすぎない
言葉を定義する必要があるのは相手とコミュニケーションする場合
パワポでひとりアイデアブレスト
1シートに1アイデア
人々が思うイメージを探したいとき
ってを加えて探す
歌舞伎って〇〇だよね
導き出した言葉をさらにもう一回検索すると心理を探りやすい
点が線で繋がっていきハブを作る→点が寄ってくる
アイデア体質にもなれる
営業は全部自分で行うのでなく
自分ができない分野のスペシャリストとネットワークを持ち
組み合わせて素晴らしい企画をプロデュースすること
できないことに目を向ける
無能と自覚してる人ほど友人を作りやすい
不足があるアイデアほど、他のアイデアと繋がりやすい
完璧なアイデアは自己完結しすぎて話が広がらない
はてなアンケート機能
仮説を簡単に検証できる
具体的に聞く、回答形式を決めておく、回答例を挙げておく
ファシリテーション
アイデアを話す時は結論を先に言わない
前提条件を確認してから結論を話すみきクローズドクエスチョン
デタッチメント
アイデアを客観的な目で見る
自分の意見に固執せず審査員のように客観的に採点する
下手なアイデアとうまく別れられる
パフォーマンスを導くための方法を盗む
ミーム meme
ギリシア語の模倣するmimemeに英語の記憶するmemoryを引っ掛けた造語
意伝子 かかわってきた人の意志や考え方に影響され記憶されてきた文化
リスペクトする学者や作家の講演会、セミナーに参加
分母を入れ替えて価値を上げる
モデル→タレント→俳優→歌手→親
芸人→放送作家→番組司会者→映画監督→大学教授→作家
新しい分母をつくる
全く違う勝負の土俵をつくって一人勝ち
業界標準や常識からある要素を「減らす」「付け加える」
「増やす」「取り除く」ことが必要
SWOT分析
strength 強み 内部環境
weakness 弱み 内部環境
opportunity 機会 外部環境
threat 脅威 外部環境
事実を掛け算すると戦略的課題が見えてくる
s×t攻撃的防御
w×o創造的攻撃
自然界の構造を持ち込む
視点を入れ替える
子供の気持ちになって考えると親の都合で叱ってしまっていたと反省する
説明したいものを違うものに例えて話す
対象との関係づけをイメージする→ゴールになる
目線を下げる
相手に合わせてコミュニケーションレベルを変える
映画→絵本 キーの場面を選定し限りなく情報をそぎ落とし圧縮
伝えたい内容も要約 読み手に合わせて変形
必勝パターンを持つ
相手のパターンを分析するのがキモ
目的の明確化
→情報網羅→取捨選択→系統化
必要な項目の整理
→消費構造、ブランドイメージ
仮説
全体像把握
アウトプットイメージ
→過去資料参考
アウトプット
→何が言いたい、物語の明確化、初見でもわかる
課題抽出
風の民 行動範囲が広く、ふらっと来て情報撒いてく人
さまざまな文化圏を楽しむことのできる人
土の民 情報の種から花を咲かせ実をつける人
いいものにはわけがある
変わっているけど変わらない 不易流行
不変の価値を持つと同時に常に時代を感じさせるという
一見矛盾することを解決すること
コンテンツ メッセージ
エクスキューション コンテンツを伝えるトーン&マナー
インパクトや個性など
記憶に残らないCMはエクスキューションが足りず、
インパクトだけで何言ってるかわからないCMは
コンテンツが抜けているということか
上司から怒られるのも怒りというエクスキューションではなく
コンテンツに目を向ける、言いたいメッセージを真剣に聞き取る
怒られてイライラしたり悲しくなったりしてる時は
エクスキューションに目がいってしまってるなぁ。
視点に立つ→立場に同化する
方法を自分の技に変えていくには染み込ませていかないといけない。私にどんどん近づけ体の一部にさせる。
方法を自分のものにすると変わらないものが見えてくる。
視点は自在に
方法は自分に引き寄せる
自分というブランドを高める
会社も上司も後輩も自分の価値を高めるツール
上司→知的データベース、意思決定のヒントボックス、自分を磨くためのジョブトレーニングツール
スムーズに連携してくには弊害の問題を見極め
解決策となるルールを自分に設定する
重要度が高いのに緊急性が低い仕事を後回しにしがち
2割の力をここに注ごう
会議四法
ゴール、ルール、ロール、ツール
議事録
結論が明記されている
結論までに至る議論の要点が明記されている
課題が明記できている
議事進行のアジェンダもセット
→打ち合わせ内容の紙にメモ?
情報は熱いうちに打て
やりとりを頭や体が鮮明に覚えているうちに
帰社後すぐに書く
セレンディピティポケット
偶然をうまく引き込みさらに良い結果に導く
全て待つような受身は違う
当初の目的とは違うけど結果良ければ方向転換できる勇気
メメントモリ 死を想う
余命宣告されてなくてもやらなければいけないことをやり遂げるべき -
思考は三上! 馬上、厠上、枕上 ばじょう、しじょう、ちんじょう。
移動時間、トイレ、眠るまえにアイデアの生まれる理想の環境。
欧陽脩のことばだそうだ。
物事を二項対立で考えた後は
物事を三つに絞って考えるトライアングルハック
パワーポイントを使って、一人アイデアブレストを行う。
パレートの法則 社会全体の富の八割は二割の人間に集中している
ニッパチの法則
やることマトリックス
ポストイットにタスクを書き出して、張っていく。 -
20代 仕事の段取りや考え方の参考にさせてもらった本
-
感想
アイデアはすぐに過ぎ去っていく。捕まえる手段を持ち歩く。それだけでなくまとめて見返せるようにする。現場レベルでの発想がやはり強い。 -
仕事に関するハックを紹介する本。
よくある本だが、その他と異なるのは「アイデア」発想をメインターゲットにしていることと、ざっくりとした概図が設定されていること。
著者の2人がブランド戦略や広告・エンタメ業界の人たちなので、そちらに寄った内容となっている。
内容が軽いので、気になったところだけをメモりながら読み飛ばしていくのが良いと思う。 -
まだスマホもTwitterも使われてない2006年のライフハック本。今役立つというよりは、現在(2023年)と比較するのが面白い。
内容としては、それなり以上の規模の会社に勤める中堅サラリーマン向けという感じ -
蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか
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20090514開始⇒20090519終了
<b>【一口感想】</b>
「デジタルとアナログは使い分け。ライフハックはアイディア勝負だ」
<b>【3行要約】</b>
・シリコンバレーでの勤務経験がある著者のライフハックネタ集
・いくつもの角度から描かれているので自分の弱いところだけピックするのもあり
・ネタ集なので辞書的に使うのも面白い
<b>【所感】</b>
2009年に購入し、一度読みきった後ずっと放置されていたものを最近また読み直した。
シリコンバレー勤務の経験がある著者が、
<b>【自分向け読書メモ(Evernoteリンク)】</b>
↓以下はmamohacyしか見れません
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