レバレッジ・リーディング

著者 :
  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492042694

感想・レビュー・書評

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  • 二回目の読了。始めて読んだときは、まったく共感できなかったが、今回の読了により次の点が理解できたのが大きい。

    ○読了することやその本に書かれている知識を得ることがレバレッジリーディングの目的ではなく、その本に書かれていた内容を実践し、自分の資産とすることこそが大事である。そのために、読了後、読書メモを作成し、折に触れて読書メモを読み返したり、新たな情報を加えていくことにより、本に書かれていることを実践していくことができる。
    ○本の内容のうち、重要なものは2割である(パレートの法則)。その2割を捉えることで、その本から得られる効用の8割を満たすことができる。本を読む時は、必ず目的を持ち、その目的から目に止まったところを読めばよい。読みとおす必要はない。

    この視点を得られたことは大きいが、必ずしも筆者の主張には賛同できない。目的を持って本を読む姿勢そのものへの批判である。そうした読み方をすることで、その目的から外れた内容であるが重要であるものを見逃してしまう可能性がある。

  • 先日読了した『遅読家のための読書術」で、多読について書かれていたので、以前読了した本書のことを思い出し、再読してみました。

    『遅読家のための読書術』で学んだ、フロー・リーディングを試してみながら、1日で読了。『遅読家のための読書術』と共通している部分も多く、読みやすかったです。

    中でも特に響いたのは、『本から得たノウハウをレバレッジメモにまとめ、繰り返し読んで条件反射的に行動できるようにし、どんどん実践で活用していくことです』というところ。

    ビジネス書を読むからには、実践で活用できなければ意味がありません。読むだけの自己満足に終わらせず、どんどん活用して身につけていきたいと思います。

  • ビジネス書の読み方の概念を変えた本。

    これに出会えた事で本当の意味で「読む」ことに気づかされた。

  • 多読を推奨してる本。多読する事で自分への投資となりその見返りが得ることが出来ると。それ以上に本の読み方を教えてくれる本だと思った。インプットと、アウトプットの仕方を教えてくれる。参考になる!

  • これから読書をしようと思う人に是非勧めたい一冊
    速読ではなく多読を推奨している本書は、効率よく多くの本を読む方法を教えてくれる。

    特に印象に残ったのは「時間がないから読まない。ではなく、時間を作るために読む」という箇所。仕事に忙殺されるほど、本を読まない言い訳が増えるが、この本は逆転の発想をしている。
    本を選ぶ際の基準、目的意識、読後フォローは是非実践したい。

    「メモ」
    ・本は短時間で追体験ができる
    ・最短で成長するために目的意識を持つ
    ・読んだ後メモをして残す

  • 本書はビジネス書を読むための方法を教えてくれています。※試験勉強や小説の読み方ではないっていうことは注意

    著者はこの本の中で『多読』というものを推している。
    ちなみに多読とは簡単に言うとたくさん読め、インプットを増やせということです(笑)

    その中でも自分の中で印象に残ったのは、本を読むことによって、自分の中の常識を更新するということだった。
    大人になってから自分の価値観だけで物事を考えてしまうことがあるが、本を読むことによって自分をアップデートできるそういったことを改めて理解できた本だった。
    また著者は本を読むことというのは投資ということと捉えていた。リターン(欲しい知識やノウハウ)を踏まえ本を読む前から本を読む目的に検討をつけておくという読書法は自分にとって新鮮な読書法だった。

    他には80対20の法則と言われるように、ビジネス書を全て暗記する必要はなく、自分の学びたい情報、そこをピックアップして読むということは数をこなす、自分の常識を更新していく上で大切な方法だなと思った。

    とりあえずこの本に習って、気になった本は自分のためと投資と思って、購入してみることが始めの行動になるかなと思う。

  • 自己投資のための多読。

    目的を持って本を読む。
    学んだことを形にする。

  • 1500円が15万になる。内容の2割を読み取るればよい。一文字一句読むのではなく緩急つける。時間制限設ける。自分の通勤時間から考えると一日30分。読んだら必ず感想を書く。アウトプットしたことは何度も読み返せるように残しておく。パソコンwordに残しておけばクシャクシャになっても何度でもコピーできるのが利点。

  • 少し古い本ですが、今にも役立つ良書でした。
    この本で触れられる「レバレッジ・メモ」は、私はdropbox Paperに蓄積しています。タスク管理もできて便利なので。

    ・16%を掴めばOK
    ・本をボロボロにしてOK
    ❌「忙しくて本読む暇がない」
    ⭕「本を読まないから時間が無い」

    など、すごく役立つインプットになりました。インプット↔アウトプットの行き来を止めたら成長も止まる。アウトプットの質を上げるためにという目的は失わないようにしつつ、読書という投資をよりしていこうと啓発されました。

  • 飛ばし読む
    何を学ぶかを明確に
    目次まえがきで書いてあることを理解→概略に基づけば早い
    自分に置き換えてシュミレート
    8対2の法則
    余白に書き込め

    メモして記録→体験して身につける
    メモを週1で抜き出して記録→テーマごとに分類

    レバレッジメモを持ち歩いて隙間に読め

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著者プロフィール

レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役。ハワイ、東京に拠点を構え、日米のベンチャー企業への投資育成事業を行いながら、年の5ヶ月をハワイ、3ヶ月を東京、2ヶ月を日本の地域、2ヶ月をヨーロッパを中心にオセアニア・アジア等の国々へ食およびサウナを巡る旅し、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る。食やサウナのイベントのプロデュースも行う。コロナ禍では各地方にある酒蔵のPR支援などにも取り組む。オンラインサロン「Honda Lab.」主宰。

「2020年 『パーソナル・トランスフォーメーション コロナでライフスタイルと働き方を変革する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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