STUDY HACKS!

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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492042984

作品紹介・あらすじ

シンプルかつストレスフリーの「ライフハック」式勉強法。

感想・レビュー・書評

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  • STUDY HACKS!
    楽しみながら効果が上がるスキルアップのコツと習慣
    著:小山 龍介

    めくると、勉強の7つ道具がのっています

    ①ipod
    ②ノイズキャンセリング機能付きヘッドホン
    ③ICレコーダ
    ④モバイルパソコン
    ⑤モレスキン
    ⑥はさみとのり
    ⑦100円ノート
    番外
    ⑧デジタルカメラ
    ⑨NintendoDS

    裏には、GoogleのToolがのっています

    ①グーグルリーダ 2013/07/01 にサービス終了
    ②グーグルドキュメント
    ③Gmail
    ④グーグルカレンダー

    見開き 8,9頁にのっている STUDY HACK! 全体構造 はちょっといいかも

    環境づくり、自己管理、インプット、アウトプット、時間管理、波及効果の6カテゴリにて
    テクニックと、ツールをわけて解説しています。

    気になったのは、次です。

    ■ツールハック

    ・らく耳勉強法 オーディオブック、ICレコーダなどから、視覚だけでなく、聴覚からも記憶して高い効果を発揮する
    ・ヘッドホンをすると外界の雑音から悩まされることなく集中ができる
    ・DVDで繰り返し勉強できる
    ・人に教えると定着率は90%に、パソコンをつかって人に教えることによって自分の勉強になる
    ・マインドマップで全体を把握する
    ・モレスキンに雑誌・本・新聞などの記事をはって、自分辞書に
    ・アナログツールである、100円ノートに、思いついたらすぐメモ

    ■環境ハック

    ・場所を変えると勉強によい
    ・アロマ、ハーブ、勉強によい
    ・環境を工夫してみる、照明、そうじをしてみるなど
    ・長時間勉強しない
    ・すきま時間を活用する
    ・締め切りを作って、自分を追い込む
    ・年間計画をつくる、カレンダーをつくる
    ・早朝にアウトプットする

    ■習慣ハック

    ・根性にたよらない ⇒ つい勉強してしまう仕組み
    ・自分が自分自身のコーチとなって、自分をめんどうみる
    ・勉強仲間を作る
    ・ブログやSNSで、進捗を報告する

    ■試験ハック

    ①問題集をやる
    ②解答を読んで、答えを理解する
    ③最後にテキストをみる

    ・正解した問題は二度とやらない
    ・ワンポケット原則 ⇒ テキストは1冊のみ ⇒ 追加の情報があったら、テキストに書き込む
    ・3色ボールペンで優先度付け
    ・ヤマを張る
    ・得意な問題から解く

    ■語学ハック

    ・ペーパーバックを多読する
     ①辞書つかわない ⇒ やさしいものから読む
     ②わからなかったら、とばす
     ③つまらなくなったらやめて、別の本に移る

    ・決めぜりふは、丸暗記する

    ■キャリアハック

    ・キャリアのブルーオーシャン戦略
     ①業界標準に比べて思い切り、減らす
     ②思い切って、取り除く
     ③大胆に、増やす
     ④思いもよらないものを、付け加える

    ・キャリアの水平展開 簿記を取る
    ・キャリアの垂直統合 上流から下流までを一貫して学習する

    ・方法記憶すると、他の分野の知識についても、苦労せずに勉強できる、学習の転移

    ・勉強したら、すぐ実践

    ・ダブルキャリア 2つの分野のノウハウを身につける
    ・師匠をもつ

    目次 CONTENTS

    はじめに
    1 ツールハック―機能と形態
    2 環境ハック―身体と環境
    3 時間ハック―すきまとながら
    4 習慣ハック―愛着と定着
    5 試験ハック―選択と集中
    6 語学ハック―リズムとゆらぎ
    7 キャリアハック―STUDYとSTUDIOUS

    ISBN:9784492042984
    出版社:東洋経済新報社
    判型:4-6
    ページ数:264ページ
    定価:1500円(本体)
    発売日:2008年03月13日

  • 整理ハックの近くにあったので、次いでに借りてきた。

    ①早朝をアウトプット学習にあてるp131
    ☆夜は暗記。睡眠時に定着するから。
    朝はよく言われることだけど、
    発信する、
    新しいものを生み出す
    のに向いているんだ。

    ②ヘッドホンで「別荘」を手に入れる。p29
    ☆BOSEのQuiet Comfort
    気になり、調べてみた。
    これにマイクついてたらいいね。
    Zoomのとき使えるじゃん。
    この、このためだけっていう機械はなかなか買いにくいんだよね。そんなの買ってたらきりないし。これは、雑音解消、音声を聞く、の2つができるわけだ。すぐには買わないけど、また機会があれば。

    ③ipodを活用した「ラク耳勉強法」
    ☆1秒に2回、というリズムは、セロトニンがでるスピードなんだそうだ。早歩きしながらのリスニング練習は結構やってみたいこと。できていないのは、なぜだろう。出るなら早朝から化粧しないといけないからかな・・。

    2021.11.23追記
    ①100円ノートを多機能ノートに p64

    ②喫茶店 p72

    ③机のそうじ p92

    ④図書館 p97
    まさに今。

    ⑤ あぐら p102

  • マインドマップで構造化

    読書:図書館、ジョギング:境川沿い 環境大事!

    来年の手帳購入時、1ヶ月の目標読書冊数記入しよう

  • よくあるライフハック本。
    いろいろな本で言われていること+私はこんな風にして学習していますよ、という内容。
    特にグーグルカレンダーなどを駆使して学習リズムをという内容はこれらの本ではなかなかなかった。

    具体的にはアウトプットは朝行ったほうがいい、インプットは寝る前に行い、睡眠中に記憶が整理されるのを期待したほうがいい、と断言している。

    DVD、ipod,モバイルパソコン、など現代の若者向け学習方法の紹介もある。

    シータ波の活用は面白かった。

    根性で勉強しない、睡眠時間はしっかり取る、人に教えることで自分が学習する、といったことはその他の本でも触れられていることかなと。

  • 簡単にできる勉強方法、集中力維持のしかけがわかった
    1.勉強ノートをgoogle documentsで共有する
    2.カフェや図書館や夜道で緊張感をもつ
    3.ある分野のメッカの場所に旅行して旅行先で勉強合宿
    4.香り、証明、音で集中力をコントロール
    5.iTunes Uで海外留学する

    なかなか面白い発見がある一冊。

  • ①聞いたことは10%、見たことは15%、聞いて見たことは20%、話 し合ったことは40%、体験したことは80%、教えたことは90% …学んだことをどれくらい理解しているか(原典は『効果10倍  の”教える“技術―授業から企業研修まで』(吉田新一郎 PHP 新書))
    ②問題集は答えから先に読む=「アウトプット勉強法」
    ③イメージで覚えることは、情報にはっきりとしたインデックス(見出し)をつけること
    ○シータ波=脳が情報収集しているときに出る脳波→集中できて、勉 強の効果が上がる→「知らない場所」へ行く
    ○「あせり」は将来に対する不安から来る→気持ちを落ち着かせて、 冷静に対処したほうが、結果的にはいい結果が出る→「腹式呼  吸」をする
    ○勉強のカレンダー効果=記録をつけることで自分の進捗状況を視覚 化できる→問題集に終わった日付を入れることで「やったぞ!」「進んだぞ!」という実感がある。
    ○コーチング=モチベーションを把握して、勉強の意欲を維持できる ようにそばにいる。何がモチベーションとなっているかをコーチ の手助けでクリアにする
    ○専門誌を購読して、その分野の最先端を理解する。その学問のルー ツをたどる
    ○正解した問題は2度とやらない
    ○小林秀雄は「歴史を知るということは、それをまるで経験してきた かのように、まざまざと思う出すこと、である」という
    ○ワンポケット原則による教科書の使い方=マスターテキストに他の 情報は書き写していく(貼っていく)
    ○覚えたことはできるだけ忘れる→「水が漏れるより多く、水を入れ ていくことに集中する」 ※エピングハウスの忘却曲線=最初の1 時間で54%を忘れてしまう。 1回覚えて忘れまいとした記憶よ  り、覚えては忘れて3~4回覚え直した記憶のほうが、結果的に は長期的な記憶として残る
    ○できるだけよどみなくアウトプットしていくことで、知識がスムー ズに出てくる=アイディアの出方と一緒→試験では得意分野の問 題から解く ※テスト開始から3~4時間前に復習するほうが有 効(短期記憶)
    ○選択と集中:「パレートの法則」(たった20%の部分が全体の大部 分を生み出している)「ランチェスターの法則」(小さな戦力の 差が、結果として大きな戦果の差になる)→「捨てること」「ヤ マを張ること」
    ●マインドマップで全体像を把握する=知識を整理するためのツール
     ※ナレッジマップ(知識の地図)
    ●はてなブックマークをRSS購読する=自動的にウエブサイトの更新やブログが受信される→他の人の選別した優良コンテンツだけが届けられる=「ウォッチ」
    ●100円ノートの多機能ノート化=①思いついたらすぐにメモる②ノートの右下を書き換えるたびにカット(メモをとれるページにすぐとべる)③最終頁をインデックス用にあけ、必要な見出しを書き、その見出しで検索したいページに隅に印をつける(行をそろえて印をつける)=タグ化
    ●勉強のためにアロマの香りを充満させる…オリジンズのマッサージ用ジェル「ピースオブマインド」/「NEAL'S YARD REMEDIES」(スティックタイプのアロマオイル)
    ●黄色のものは集中力を増す→コクヨ”色彩の達人”サイト
    ●脳の働きは環境との相互作用(インタラクション)に深くかかわっている=環境や身体次第で思考も変わってしまう
    ●自分がコーチとなると、コーチングの効果は倍増する
    ●小さなご褒美・目のつくところにテキストおいてやる気を出す
    ●「やらないこと」の敷居を高くしておく

  • いかにスキマ時間を使い勉強するかが社会人に必要な技能。何もしないことが一番のリスクとの言葉、響きました。

  • 1

  • 勉強法として、いろんな切り口から研究されているので、すべて実践というわけにはいかないがいい参考になった。
    当然のことではあるが、中には既に他の著者が紹介しているものも重複している。
    参考になるところには付箋をはっておこうと思う。

    2ヶ月くらいは禁酒・禁煙は当たり前、とはちょっと言い過ぎな部分も。いくらスキマ時間を有効活用とはいっても、たまには酒飲んでリラックスする時間も必要だ。
    これは個人の「幸せの概念」が異なる故、こうしなさい、と押付ける内容ではない。
    その点が少し気になった。",勉強法"

  • ハック系の著作の多数ある小山龍介氏の勉強法に関するハック本です。

    【なるほどな点】
    14 100円ノートを多機能ノートに変える
     ノートの左端に目印をつけることで検索性アップ
    19 夜の散歩でリスニング暗記
    25 まず机のそうじから始める
    32 長時間勉強しない
     中だるみする長時間勉強よりは集中した状態での短期勉強のほうがよい
    33 すきま時間を活用する
    39 年間計画を立てて「積立預金」をする
     時間のやりくりを計画し、月→週→日毎の勉強スケジュールへ落とし込む
    43 連休を使って集中的にアウトプット学習する
     長時間インプット学習をしてはいけない。
    45 根性で勉強しない
     根性に頼らない、長期間持続する勉強する仕組み・方法が必要
    52 目につくところにテキストを置く
     すぐ勉強に取掛れるようにしておくこと=仕組み化
    57 問題集は答えから先に読む
     アウトプット勉強法(問題集と解答をみて出題傾向の把握→出題のあったところを中心にテキストを見る)
    61 ワンポケット原則に基づく教科書の使い方
    62 3色ボールペンでプライオリティをつける
     すべてを網羅しようとして重要ポイントを忘れてしまうことのほうが大きなリスク
    71 選択と集中
     パレートの法則と、ランチェスターの法則
    72 ペーパーバックを多読する
     英語は簡単な文章を多読する
    83 勉強したことをすぐに実践する
     本業でないからこそ手軽に試すことができる
    86 勉強の費用対効果
     勉強することで「あきらめること」「やらないこと」を決める
     現状に流されて何もしないまま日常を過ごしてしまうのが一番よくない
    87 仕事を「ケーススタディ」に変える
     学んだことをライフハックにする

    もう一歩と感じた点は、数が多いのものいいのだが、もう少しまとめて体系的な説明が欲しいところと各ライフハックで若干矛盾するものがある点かな。

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著者プロフィール

小山 龍介(コヤマ リュウスケ)
ブルームコンセプト代表取締役・コンセプトクリエイター
1975年福岡県生まれ。AB型。京都大学文学部哲学科美学美術史卒業。大手広告代理店勤務を経て、米国MBAを取得。その後、松竹株式会社新規事業プロデューサーとして歌舞伎をテーマに新規事業を立ち上げた。2010年、株式会社ブルームコンセプトを設立し、現職。名古屋商科大学大学院准教授(ビジネスモデル論)、(社)ビジネスモデルイノベーション協会 アドバイザー、(社)日本能楽謡隊協会理事、(社)きりぶえ監事、日本ビジネスモデル学会 プリンシパル。京都芸術大学MFA(芸術学修士)。現在、京都芸術大学博士課程在籍。宝生流シテ方能楽師の佐野登に師事し、2015年『土蜘』を演能。著書に『IDEA HACKS!』(東洋経済新報社)をはじめとするハックシリーズ、訳書に『ビジネスモデル・ジェネレーション』(翔泳社)等がある。

「2020年 『在宅HACKS!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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