達者でポックリ。

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  • 東洋経済新報社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492043202

感想・レビュー・書評

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  • 帯津良一 著「達者でポックリ。」、2008.10発行。寝たきり、要介護、認知症を予防して(避けて)、達者でポックリ。死に方として、確かに理想的なパターンですね。難しいでしょうけど・・・。著者の、そのための十二か条が記されています。①歩く ②気功 ③旬、地場のものを食べる ④好きなものを少し食べる ⑤酒をたしなむ ⑥早寝早起き ⑦希望とときめき ⑧生きるかなしみ(旅情)をかみしめる ⑨折にふれ死を想う ⑩いい場に身を置く など。

  • 戦略会議、虚空ですね。

  • ある程度の年齢になったら、時々は死を意識して生活しなければと感じた。尊厳死には共感できる。誰にとっても寝たきりは、
    避けたいね。元気なうちに、ある程度は身辺整理をしておきたい。

  • 長寿は人類の長年の夢だったと思いますが、現在では男女とも平均寿命が80歳程度あり、定年後どのように生活するかに頭を悩ませている人は私も含めて多いと思います。

    年金支給も開始年齢が遅くなると共に、支給金額も減少していくことが予想される中で、どのように人生を終わらせることかが今後、問われていくでしょう。この本は、自分の人生を最高の状態で終わらせるにはどうすれば良いかを考える上で参考になると思います。

    以下はためになったポイントです。

    ・いつかは訪れる自分の死について、日ごろからしっかりした心構えを持つことが大事(p2)

    ・「達者でポックリ」の対極ともいえるのが「寝たきり」であり、これを避けるためには日ごろから代替療法(代表例:p150)などを取り入れ、自分の弱点を補うことが大切(p4)

    ・「達者でポックリ」いくための2大要素として、1)常日頃から心構えを持ち、自分の死のタイミングを見極める精神性をもつ、2)日々「生命」のエネルギーを高め、最期を迎えるまで自立して過ごす、がある(p27)

    ・ちょうど良い死に時として、多くの人を見て感じるのは、「80歳」が一つのめどになる(p31)

    ・死の不安に打ち克つために一番大事なことは、「死後の世界」を信じること(p56)

    ・日本尊厳死協会では、個々の尊厳死を支えるため、「尊厳死の宣誓書」を発行している、署名・押印した書類を医師に提示することで、自然な死を遂げる権利が主張できる(p67)

    ・十分なエネルギーがたまったとき、虚空へ帰っていくのが「死」であるので「死」は、終わりではなく旅立ちである(p69)

    ・死について日ごろから考える癖をつけるためには、一日のうち一度は死を考える時間を持つべき(p77)

    ・生命場を乱す原因として、食(30%)・気・心があり、3つの養生が大切である(p94)

    ・自然治癒力を下げるものとして、「旬のものを食べない」「薬の飲みすぎ」がある(p105)

    ・食の養生のポイントは、旬で地場のもの、フードマイレージの小さい(少ない)もの、あまり加工していないものが良い(p117)

    ・基本的には野菜中心が推奨されるが、肉を食べる場合は、「高くてうまいものを適量」が良い(p119)

    ・呼吸法において、息は鼻から吸って出すのが基本だが、吐くのは口から吐いても良い、口から吸うのは駄目(p144)

    ・健康とは、目に見えない「生命場」のエネルギーにあるが、残念なことに今の科学では測定できない(p165)

    ・水は、イオン水・アルカリ水ではなく、自然の恵みを取り入れた山の中の自然の湧き水が良い(p175)

    ・12か条:1)歩く、2)功を身に付ける、3)旬や地場ものを食す、4)好きなものを少し、5)酒は適量、6)早寝早起き、7)希望と「ときめき」、8)生きる悲しみを理解、9)この世は修行、10)死を想う、11)弱点はサプリメント補強、12)いい人たちと交流、生命場を上げる(p205)

  • 何事もホドホドにするのが一番よいんですね。

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著者プロフィール

医学博士、帯津三敬病院名誉院長、日本ホリスティック医学協会会長。

「年 『自然療法Ⅲ 疾病別治療法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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