ライフハック心理学 ―心の力で快適に仕事を効率化する方法

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  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492044001

感想・レビュー・書評

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  • 心が弱ったときにちょっとした助けになる「知恵」を集めた一冊。
    今回のハックスはよくあるグッズ紹介でもなくお役立ちアプリでもない。いわゆる「気の持ちよう」に近いものである。古今東西の心理学のワザを集めて、読み手の心にフックを投げ込んでくる。それがうまい具合にヒットしてくるところはさすがというところ。
    個人的には「のど元まで出かかる」ことは「がんばり続けて」考える、というのがヒットした。

  • ■心理学
    ①書くことによって、書き出す前には、「頭の中にはないはずだ」と確信しているものまで、他ならぬ「頭の中」からどび出してくる。
    ②書くことによって怒りは発散される。
    ③生活を悪化させる3要素。 1、先延ばし 2、三日坊主 3、徒労
    ④「人前で話すのが怖い」のは、聞いている人全員「他人」だからだ。この問題に対処するには、「もう一人の私」を聴衆の中にみつけるか、リアルに想像すること。
    ⑤心を傷づけないようにするには、甘い見通しと厳しい見通しの、両方を常に意識すること。

  • 人生において、こんなにも役に立った本はなかったのではないだろうか。

    これらを知っているのと知らないのでは、これからの人生を生き抜く上で大きな違いが生まれるだろう。

    深謝

  • 心理学ジャーナリストにして「シゴタノ!」管理人でもある著者による本。
    仕事と生活に役立つライフハックを心理学の見地から紹介している。これまでありそうでなかった内容が満載。
    覚えておきたい点:
    ・嫌なことがあった時、覚えておきたいことがあった時は、とにかく紙に書きだす。
    ・秘密を減らし、情報は発信すべき。
    ・好意を持った人には助けてもらう。(こちらが助けるのではない。)
    ・悪癖を止めるためにはうまく意志力を発揮できる方法を見つけるべき。
    ・行動を選択するときには、それぞれの選択肢について結果がどうなるかという物語を考えてみる。
    ・悪癖を止めるために、記録を取って見返す。→面倒くさいし、現実を直視して考えざるを得ないので、抑止力になる。(レコーディングダイエットの手法。)
    ・10-10-10(10分後、10ヶ月後、10年後はどうなるか)で考える。
    ・厳しい反応と甘い見通しの両方を事前に想定しておくと、心を守るのに役立つ。

  • Library

  • タイトルにあるとおり「心の力で快適に仕事を効率化する方法」に関する本です。

    参考になって点としては、
    ・効果が出るまで続ける
     ①重要課題を知る②時間の使い方を改める③望ましい行動を植えつける④備えを厚くする⑤成功を繰返し再現
    ・毎日5分重要課題を書く
    ・変えられないものを受け入れる
    ・することを書き出し、それ以外はしない
    ・スキマ時間の活用のためあらかじめ準備をする
    ・書いてからする
    ・後回しの対処
    ・すべて今日中に終わらせない
    ・仕事貯金
    ・記録に残す
    ・仕事が落ち着いてからでは遅い
    ・本来のあるべき姿を目標にする
    ・本を読んで活かす
    と言った点でしょうか。

    2011-12-18 読了

  • 【読書ノート】
    ・ニーモシネ1-31
    ・lifehackブログの紹介を見て。
    ・何となく読んでてイヤな感じがあるが、虚心坦懐に読み進めていけば、それなりに役立つことに出会う。ただ、何故か、著者に対する印象がよくならないので、その「役立つこと」もほとんど原典があるのではないかという気にもなる。なんでかな?「この内容で¥1,500もするなんて!」という気持ちが強いのかな?

  • 自己啓発

  • 図書館

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著者プロフィール

●佐々木正悟(ささき しょうご)
心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道旭川市生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスで派遣社員として働く。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。2005年に帰国。
幼稚園のころから大人の叱責に神経質すぎるところがあり、かくべつ厳しい家庭で育ったわけでもないのに母親の顔色をよくうかがっていた。
成人後も上司や先輩社員などの些細な指摘に耐えられず、組織で働くことを拒否して、心理学を勉強するために渡米する。
帰国後も対人関係への苦手意識から在宅での仕事に中心とし、人前で失敗しないための「ライフハック」を追求し、それを題材とした文章発信で生計を立てる。

「2021年 『つい顔色をうかがってしまう私を手放す方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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