- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492044247
感想・レビュー・書評
-
菊池智明さんの営業に関する本です。
営業といえば体育会系の方が多いイメージがありますが、菊池さんは理系で最初は結果が出なかったそうです。
あることをきっかけに、理系を生かした営業スタイルを独自に開発し、4年連続のトップ営業マンになられます。
とても興味深く読みました。
私は買うほうの立場ですが、このように誠実に対応してくださる営業マンさんから買いたいと感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1.営業マンになって3ヶ月がたちました。なかなか契約がとれないため、はじめにをみて自分と同じ状況だと感じたこの本を読むことにしました。
2.感覚でやっていた営業を、数値化することで成績が上がるということが筆者の主張です。自分の行動があいまいになると、自分が何をしているかがわからなくなり、良い事も悪い事も反省できなくなります。また、数字で示す事でモチベーションの維持にも繋がるため、これからの営業には理系思考が必要だと述べています。筆者にとって理系思考とは、自分の行動やお客さんの反応をそれぞれデータをとり、感覚での営業ではなく、科学的に営業する思考のことを述べています。本人が7年間ダメ営業マンだったこともあり、どのような方法で改善していくのか、ストーリーとしても読むことができます。トップの営業マンと筆者自身の違いについても述べられているので、自分はどちらのタイプの営業かを照らし合わせながら読むのが良いと思います。
3.理系思考の核となる部分は行動の数値化だと思います。自分と照らし合わせると、筆者ほど細かくはやっておらず、訪問件数と成約率くらいしかだしていないため、結果だけにめがいってしまいます。しかし、あらゆることを数値化することで、自分の行動のどこか弱いのか強いのかを分析して営業マンとしてトップを目指していきたいと思います。 -
”理系思考”という言葉を使った本が巷に溢れてしまっていますが、この本もそのうちの一つです。大学の工学部を卒業した人が営業職になって、自分自身の成功体験を言っているだけの作品ですが、。受注/制約するまでのプロセスをしっかり記録しておく事は参考になりました。
-
人間の性で、自分が持っていないものを持っていたり、自分が苦手とすることをソツなく対応する人を見た時に「羨ましい」という気持ちになるものです。
そこで止まってしまうのか、真似は出来なくても何かをヒントに自分の力に変えるのか、取った行動が結果に表れることを示してくれている、そんな本やと思います。
この本を読んだ前提で「営業は感情移入」を読むと法人営業には深みが生まれそうです。 -
まんまとキャッチコピーにやられた感のあるコチラ。確かに私、理系ですが、そこまでコミュニケーションに苦手意識はないです(と思ってます)。とはいえ、改めて自分が理系脳だと思ったのは、経験を体系化・パターン化したがるということ、分析したがるということ。それに意味あるかなぁと悩んでいたのですが、この本を読んで、それ自体は間違ってないなと確信しました。
-
かなり具体的なところまで、記載されていて、非常に良いと思った。
が、どちらかといえば、住宅営業のような、新規顧客ベース向けに見えた。 -
理系思考の営業マン。トヨタホームの営業。クビ寸前から「理系思考」の営業に取り組み4年連続トップの営業マンへ。
理系というよりはロジカルシンキング?ですね。
傾向は必ずある。それは仮説でもよい。とにかく仮説なりなんなり立てて前に進むことが大事。
自分のスタイルを築き上げていくにあたり非常に参考になる一冊。
--------------------------------------------------------------------------------------
数字で結果が見えてくる
お客様に説明するのではなく、相談してもらう状況を作る
人たらしではないと自覚のある営業マンはハードコミュニケーションではなく、ソフトコミュニケーションの場に置き換える
数値化して本当の問題点が浮き彫りになる
トークは逆から設計する
契約をゴールにしてはいけない。ゴールはお客様が商品を手にして満足したとき。 -
群馬大学出身の著者が住宅販売会社で営業成績を上げた実績に基づく話。こういう内容だったら、どこの会社の営業担当者もやっていそうなものだけど、実際どうなのか。営業を科学するという次元の前の、色々工夫して自分のやり方を固めようという内容。
-
TOPPOINT 2011年8月号より。
著者は元トヨタホームの営業マン。
大学時代は工学部で、人とのコミュニケーションが苦手。
入社して7年間のダメ営業マンを経て、トップ営業マンになった
著者の営業術。
営業マンは必読本ですね。 -
著者の同型他著の焼き直し。
成功・失敗の統計を取れ、という程度の差。