僕らが毎日やっている最強の読み方;新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

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  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492045916

感想・レビュー・書評

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  • ジャーナリストである池上彰氏と作家である佐藤優氏の知識人である両氏が新聞や書籍などの様々な媒体からどのようにして知識を得ているのかを解説した一冊。

    読んでいて、まず現代を代表する知識人の両氏が多忙ななかでも時間を捻出したインプット方法に舌を巻きました。
    そのうえで新聞、雑誌、ネット、書籍、教科書・参考書と5つのカテゴリーに分けてビジネスパーソンでも取り組みやすい方法で両氏のスキルが解説されており非常に役に立つと感じました。
    また電子媒体についても書かれており、ネットや電子書籍、エバーノート、ドロップボックスといったツールの活用方法についても勉強になりました。
    そして活字だけでなく人からの情報を得る極意も紹介されており、報道と外交の一線で活躍されてきた両氏ならではの技法は貴重な情報だと感じました。

    また、知識となる部分も多分にあり、日本とロシアが北海道新聞に北方領土問題の情報を流してやり取りをしていることや朝日新聞は書評が充実していることなどは勉強になり今後の参考にもなりました。
    そして、英語の習得に関する話も非常に興味深いものでした。

    本書は時間のないビジネスパーソン向けに要所を抑えている内容となっており実用的だと感じました。
    そしてポイントや掲載された書籍がまとめられているところも好感が持てました。

    重要箇所のラインや太字でのメリハリがあり、各媒体の隅までを網羅した内容で大変勉強になりました。本書で得た知識を活用して自分の力を強化し、基礎的な知識を得て生きていくうえで有用な知識や教養をどんどん身に付けていきたいと感じた一冊でした。

  • 身銭切ったのに積ん読にしてしまう私は
    図書館で期限に縛られて頑張る傾向にある気がしてる(^◇^;)

    見出しに目を通すだけでもいいなら
    見るニュースを増やすことができそう!

    「失敗の本質」は前から気になってたので今度読んでみよう。
    「組織の不条理」も気になる。

    外務省サイトの外交歴史や日本との関係、ハフィントンポスト、ニューズウィーク日本版、learning EnglishのWorld In the newsは今度読んチェックしてみる。

    クラウドには保存するに値する情報かどうかきちんと吟味、精査する。そしてきちんと目を通して頭の中に叩き込んでからってのは耳が痛いですね(^◇^;)一回全部捨てようかな…とりあえず保存は卒業します。

    基礎知識を浸透させるのは本当に大変。だけどやっぱりここを頑張らないとですね。

    たしかにタネ本ってあるなぁ。すでに読んじゃってることが多いから気にしてなかったけど、そこを抑える意識をこれからしてみよう。
    関連本より内容薄かったらやめる、はじめにとおわりには読むはやってるなぁ。時間もったいないもんね。でも読むの本当にやめていいかな?というのをおわりにで判断している。
    真ん中部分を見れば本の実力がわかるというのは目から鱗だった。

    ファンダメンタリスト 根本主義者

    古典知らずに国を語るな、論理的な思考力を身につけるために難解な本と格闘する、なるほど。精神現象学、存在と時間、善の研究、チェックしてみよう。

    通俗化の良書⇨阿刀田高、分かりやすい表現の技術、分かりやすい説明の技術、講談社ブルーバックス

    裏紙挟んでメモに使うのめっちゃやる!!
    私はそれをブクログに写してたんだけど、そのメモファイリングするだけでよかったのか笑

    京大式カード

    本の内容を反芻するのを怠ると記憶の定着が少なくなっちゃって何だっけ?ってなっちゃうんだよね…反省です。

    読もうと思って忘れてた本
    ⇨カラマーゾフの兄弟

    質のいいミステリーを読んで騙されて、再読して伏線を回収するのはだまされない訓練となる。心理描写や社会の仕組みの勉強にも。松本清張。ダヴィンチコード。

    土台をしっかり。誰かに質問されて答えられる使える知識に。小学生の教科書で基礎知識は大体揃う。

    気になったもの
    ⇨システム英単語、総合英語forest、スタディサプリ

    今新人なので食事には顔を出し、初々しく質問しまくってます笑 教えてくれる人を見つけてべったり中笑
    時間が惜しい時は切っちゃうこともあるんだけど、なるべく何度目かの話でもちゃんと聞くようにしてたんだけど、それで良かったぽいね笑

    欲しい情報は他所から聞き出す。なるほどね。

    アフターフォロー⇨信頼⇨紹介

    猖獗 しょうけつ

  • 2著者の知的活動の極意がつまっている。素人が真似できる意識、習慣も多い。

  • 新聞、書籍、教科書の読み方や使い方を特に真似したい。限りある時間の中で、必要な情報を手に入れ、質の高い知識を得る方法がまとめられている。

  • 池上氏と佐藤氏の対談形式で、彼らが行っている新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける方法がかかれています。本書に登場する「新聞」「雑誌」「ネット」「書籍」「映画・ドラマ」のリストもまとめられており、何を読んだら良いかという参考になります。筆者達の真似を全てするのは難しいですが、ネットとのつきあい方や書籍の読み方に関しては、今後の読書や情報収集のヒントになりました。

  • やっぱり頭の良い人は尊敬する。
    多忙の中でも、時間を作って、様々な情報を収集してるお二人の習慣は、なかなかマネ出来ないけど、少しでも近づけれるように、頑張ろうと思った。

  • 一流ジャーナリストの2人の仕事術が垣間見れて興味深い。2人がオススメする具体的な情報源とその活用法は参考になる。

  • 2人とも凄すぎる。
    紙媒体と電子媒体をうまく利用している佐藤優さんの情報のインプット法は特に参考になる。

    自分は土台となる基礎的な知識が欠けているので、教科書で勉強するとこから始めよう。
    あ、あとはスマホ断ちしよう。
    かなり難しいけど、電車の中では電源切ってしまうのが良いかな

    色々と参考になるところが多い本です。
    再読しなければ。

  • 知的好奇心の高い人なら誰でもこの2人の普段の
    インプット方法に興味を持つでしょう。

    どんな媒体からどんな情報を取り寄せて、
    そしてそれをどう整理してアウトプットに活かして
    いるのか。
    彼らが使っているデジタルデバイスを知るだけでも
    参考になる本です。

  • 【要約】
    「読み方」について本・雑誌・新聞とネットとを比較しながらメリットデメリットを明確にし、会話形式で展開されている。それぞれの媒体の効果的な使い方について。
    【感想】
    「SNSの方が手軽に情報をインプットできるじゃん」という投げかけに対して"誰もが発信できるというメリットの裏では、新聞や雑誌がもつ「編集」「校閲」という重要な2つの機能が欠如している"と返していて納得できる言葉だった。
    知識を付ける、情報収集をする際の媒体の選び方やポイントについて分かりやすく書かれているので、学生や新社会人にとおすすめの本。
    こういった読書法についていて書かれている本に共通することは一貫して、知識の土台を作るために"体系化"されている本を読むことと、アウトプットを意識することが話されている。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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