魂の退社

著者 :
  • 東洋経済新報社
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レビュー : 121
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492045947

感想・レビュー・書評

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  • アフロ記者が大企業を辞めるまでの紆余曲折。
    会社を辞めてからもらった文筆の仕事に対するギャランティに改めて驚く場面がある。今までは、その金額で社外の執筆者に書いてもらっていた立場なのにもかかわらず。「この金額でご不満ならば書いてもらわなくってもよくってよ。書かせてもらえることに感謝されることはあったとしても文句を言われる筋合いはないし(かなり意訳)」という心理説明がなされる。企業から仕事をもらう立場の私からすれば、やっぱりそう思ってるんだね~的な感慨(?)がおもしろい。

  • 何度か姿を社内でお見かけしたことがあり、喫茶店にあったから思わず読んでもた。貯蓄の額がケタ違いですよねーと思ってしまい、やはり私は抜け出せない側のようだ。おもしろくは読めた。文体も好きや。

  • 2018年3月31日読了

  • 朝日新聞論説委員まで勤めた名物女性記者のエッセイ。さすがに文章は上手いしユーモアがあって読みやすい。
    筆者がかなり自分のことをさらけ出して書いていて、なかなか勇気がいることだと思う。
    日本が会社社会であるというのは完全に同意。正社員にあらずんば人にあらず。
    非正規社員の私は社会の辛さを日々痛感しながら生きています。ハイ。
    50歳で退職できるのは筆者が所詮高給取りだったからなのであり、世の独身の中年女性は金銭に不安をかかえながら、衰えていく心身と向き合いながら、あくせく働きつづけなくてはならないのである。
    テレビの人生の楽園を見ていて思う感じと同じで、憧れと嫉妬がいりまじったような複雑な気持ちになった。

  • 確かにいつまで仕事するのか
    考えたら、定年まで?病気になるまで?
    と色々複雑。
    でもお金だけでないのも事実で、
    人との関わりも仕事をしてるからなところあり。

  • 大会社辞めると反動大きそうだ、やっぱ。でもやっぱり言っちゃうだろうなー、もったいないって♪(´ε` )

  • やめてもなんとかなってる。人の人情は温かい。浪費をしていたけど、少欲知足でいけている、という内容。

  • いいと思う!
    大企業で稼いだんでしょ。とか、1人だと気楽よね。とも思うんだけど、そういうのを差し引いても、勇気を与えてくれるおはなし。
    食費や電気代を抑えているけど、カフェに行ったり、銭湯に行ったり、アフロを保つにもお金がかかると思うので、トータルで一月どの程度の出費かも知りたいような。
    ちなみに私も会社勤めを辞めたクチです。買い物も外食も激減しましたが、発想を変えると意外と楽しい毎日です。

  • 同じく新入社員で入社した会社に10年。わかるわかる、会社員あるある。
    2017.12.17

  • 話題の元朝日「アフロ記者」が50歳で退社するまでの話。極端な節電や節約生活に注目が集まったが、元々は高給にものをいわせブティックの端から端まで買うような浪費ぶりだったそうで、単なる貧乏やケチではなく、消費に疲れたというのもあるんだな。

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著者プロフィール

稲垣えみ子(いながき えみこ)
1965年、愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒。朝日新聞社入社。大阪本社社会部、週刊朝日編集部などを経て論説委員、編集委員をつとめ、2016年1月 退社。夫なし、子なし、冷蔵庫なし。仕事したりしなかったりの、フリーランスな日々を送る。その生活ぶりを紹介したテレビ番組『情熱大陸』が話題に。日本酒好き。著書に『魂の退社』『寂しい生活』(共に東洋経済新報社)ほか。
『もうレシピ本はいらない』で「料理レシピ本大賞 in Japan 2018」料理部門:エッセイ賞を受賞。

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