魂の退社

著者 :
  • 東洋経済新報社
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本棚登録 : 837
レビュー : 121
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492045947

感想・レビュー・書評

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  • 50歳、夫なし、子なし、そして無職…しかし、私は今、希望でいっぱいである。大学卒業以来、28年間勤めていた朝日新聞社を辞めた著者が、会社を辞めてみて身の回りに起きたこと、「会社で働くこと」について語る。

    「50歳、夫なし、子なし」だから辞められたのは読む前からわかっていたこと。でも論説委員までやって(たぶん)早期退職割増金を貰って、自由になったと言われても…。辞めてからわかったという世間の常識があまりに当たり前のことで、こんなことも知らずに朝日の記者や論説委員をやっていたのか!と驚いた。
    (D)

  • 世間知らずのおばさんが、会社を辞めて右往左往。
    最初はそんな印象の内容だったけど、要するに「お金がない暮らし」のレベルが違うんだと思った。
    お金がなくても、という言葉が何度も出てくるけど、お金がないわけはないし。
    会社を辞めても仕事は探しているし。
    月収100万でもそこそこ暮らしていたけど、月10万でも幸せに暮らせる方法を見つけましたーーー!私ってすごい?みたいな。
    感覚が違い過ぎ。
    結局このような本を執筆して収入はあるのだし。

    結局団体に所属していたら気がつかなかったけど、独立して初めて世間というのを知った。ということかな?
    30代や40代で会社を辞める話と、50で辞めるのとではかなり違うみたい。
    早期退職とあまり変わらないみたいだし、特にこの方はバブル入社だから少し特殊な気がした。

  • 著者、意外と普通の人と感じた。話の展開もエリート会社員のある一部の人が思い描くようなよくある「別の幸せのカタチを見つけた」というような感じで新鮮味もなかった。

  • なぜ会社を辞めるのかというところまでは面白かった。参考になった。
    しかし、「その4 日本ってば「会社社会」だった」の章は読んでて、むーん…。
    少なからず会社を一度でも辞めたことのある人には、当たり前のこと過ぎて、辞める前にそういうことホントに考えなかったの?と疑問(本用に盛ってるのかな…)だったし、読んでて気分悪くなっちゃったので、読み飛ばしてしまった(スミマセン)。なので、星2つ。

    「アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。」の方が、好みでした。こっちは、星3つ。

    でも、会社を辞めて仕事で社会貢献するというのは、簡単なことではないということ。自分は仕事も好きじゃないからなー。自分が会社に頼らずどう生きるかを考えないといけないなーって思いました。武器を手に入れられるのか。武器なき人間は会社に頼らずを得ないのだなと。

  • たのしく読めたけど、読者の目線を気にするあまり、著者は本当に言いたいことを割り引いて書いている気がした。もっとバンバン政治を批判すべき。もうとっくに大企業とやらを辞めてるあたしからしたら、この歯切れの悪さが物足りない。

著者プロフィール

稲垣えみ子(いながき えみこ)
1965年、愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒。朝日新聞社入社。大阪本社社会部、週刊朝日編集部などを経て論説委員、編集委員をつとめ、2016年1月 退社。夫なし、子なし、冷蔵庫なし。仕事したりしなかったりの、フリーランスな日々を送る。その生活ぶりを紹介したテレビ番組『情熱大陸』が話題に。日本酒好き。著書に『魂の退社』『寂しい生活』(共に東洋経済新報社)ほか。
『もうレシピ本はいらない』で「料理レシピ本大賞 in Japan 2018」料理部門:エッセイ賞を受賞。

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