MBA100の基本

  • 東洋経済新報社
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レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492046067

作品紹介・あらすじ

すべての答えは「基本」にある。迷ったとき、悩んだとき、答えを探しているとき。
いつも手もとに置いておきたいビジネスパーソンの必携バイブル。

論理思考/問題解決/経営戦略/マーケティング/リーダーシップ/組織/
定量分析/アカウンティング/ファイナンス/新事業創造/交渉・説得・会議

ビジネススクールの2年間で学ぶ必修知識&フレームワーク が「1フレーズ」ですっきりわかる。

感想・レビュー・書評

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  • MBAで学ぶ事が、広く浅く書かれていた。
    この本は仕事における目次代わりに使うのが良いかと
    この本を読んで、興味の出た箇所を深掘りして調べる、
    たまに、読み返して自分に足りないところを補っていく、
    そういう風に読んでいくと、良いと思う。
    一冊持ってて損はないかなと感じた。

  • 論理思考
    1.論点は何か?
    まず何について考えるべきか?を把握する。
    2.根拠は3つ
    何かを主張する際に柱となる根拠を3つ考える。
    3.それって本当?
    根拠が事実かどうかを問う。何かを主張する際は、常にファクトベースであることを意識する。
    4.反対者には反対者の論理がある。
    相手の立場に立って考えることが、複眼思考の第一歩。
    5.人は見たいものだけを見る。
    6.客観的に見る。
    7.空、雨、傘。
    だから何? so what? という重要な問いかけが必要。
    8.論点のすり替えを疑う。
    9.内容と人格を分ける。
    人格攻撃は何も生まない。内容に焦点を当てる。
    10.直観に気をつける。
    11.Keep It Simple, Stupid
    KISSの法則。内容を絞り込んだ方が、かえって多くを伝えられる。
    プレゼンテーションでは、1スライド1メッセージ。

    問題解決
    12.問題設定ができたら、解決は容易。
    問題を正しく設定すること。
    13.分けることは分かること。
    全体を要素に分解することで本質に迫る。
    その際、モレなくダブりなく行う。
    モレを防ぐ手っ取り早い方法はその他。という項目を入れる。
    14.何故。を5回繰り返す。
    トヨタ流問題解決の基本。
    15.仮説と検証を繰り返す。
    いわゆる、当たりをつける行為。
    16.Quick & Dirty
    多少粗くても良いので、素早く。
    17.必ず第三の道がある。
    常識にとらわれず、柔軟に考える。

    経営戦略
    18.戦術のない戦略では、勝利への道のりは遠い。戦略のない戦術は敗北前の騒音である。
    マクロ視点の戦略とミクロ視点の戦術のバランスが必要。
    19.大事なのは、何をするか。ではなく、何をしないか。である。
    限りある資源を有効に使う。
    20.競争するのは最悪の戦略。
    正面衝突は往々にして消耗戦となる。
    勝てる戦を戦う。という発想が大切。
    21.魅力的でない市場で稼ぐのは難しい。
    参入する市場や業界を慎重に選ぶことが、どう戦うかより、重要である。
    22.成長分野は混雑分野
    レッドオーシャンを避ける。
    23.ゲームのルールを作る。
    ルールメーカーが最も高い利益を享受できる。
    24.ORではなく、ANDを目指す。安易なトレードオフはやめる。
    25.ベストプラクティスには解はない。
    人真似には限界がある。
    26.戦略は外に対して正しいだけではなく、内に対しても正しい必要がある。
    実行したくなるような戦略でなくては、実行されない。
    社内を動かすには以下を意識する。
    *知らない。を知っている状態にする。
    *できない。をできる状態にする。
    *やりたくない。をやりたい状態にする。
    27.強いから生き残るのではない。適応するから生き残るのだ。
    29.真似できないものを持っているか否かが重要だ。
    30.CSVこそが競争優位に繋がる。
    Creating Shared Value つまり、共通価値の実現。
    31.神は細部に宿る。

    マーケティング
    32.マーケティングの目的はセリング(強引な営業)の必要をなくすこと。
    買ってもらえる仕組みを作る。
    33.顧客が欲しいのは1インチのドリルではなく、1インチの穴である。
    本質的なニーズを見極める。
    34.不満のある所にビジネスチャンスあり。
    ギャップのある所も同様にビジネスチャンスがある。
    35.人は見るまでその商品を欲しがらない。
    36.相手と同じことをしようとした瞬間に負け。
    37.傑作はシンプルなものである。
    38.顧客に最初に思い出してもらえることが重要。
    39.人の行動はほとんどが習慣。
    44.人が先、顧客は後。
    まず従業員を大切にする。
    45.顧客は神様ではない。
    顧客をビジネスパートナーとして正しく位置付ける。

    リーダーシップ
    46.100言って1伝わる。
    47.人間は感情の動物。
    感情の配慮なくして、人は言うことを聞かない。
    信頼と共感も意識する。
    48.リーダーに生まれるのではない。リーダーに育つのだ。
    49.良きリーダーとやるためには、良きフォロワーとなれ。
    50.人を動かすには模範を示すことが大切だ。それしかない。
    山本五十六海軍大将。やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。
    52.フィードバックに過剰はない。
    53.しゃべるな、聴け。
    54.教えることが最高の学び方
    56.見て、感じて、変化する。
    視覚と心に訴えかけることが、人の行動を変える上での鍵。

    組織
    57.組織は戦略に従う。
    組織は戦略遂行に適したものでなくてはならない。
    59.問題は誰をバスに乗せるかだ。
    つまり、採用こそが組織の様々な要素に影響を与える。
    60.器が人を作る。
    仕事や責任の与え方で人の成長が決まる。

    定量分析
    62.数字だからこそ疑え。
    64.apple to apple
    比較する意味ある数字から意味合いを引き出す。
    65.額、率、当たり。
    多面的に数字を見る。
    66.目で考える。
    グラフ化して直感的に考える。
    67.ない数字はbest estimate で作り出す。
    フェルミ推定と似た考え方。
    69.平均値は平均の像ではない。
    中央値が参考になる場合もある。

    アカウンティング(会計)
    71.会計が分からない=経営が分からないということ。
    72.信用は透明性から。
    正しい報告が長い目で見た時にはペイする。
    73.財務諸表には意思が反映される。
    財務諸表と言えど、多少の許容範囲があり、経営者の意思が反映される。
    74.人は測定させるものにしか興味を示さない。
    つまり、見える化することで人々の関心を高める。
    76.PDCAはあらゆるフレームワークを包含する。

    ファイナンス
    77.キャッシュが王様。
    現金がなければ、会社は回らない。
    78.目先のペニーははるか先の1ドルに等しい。
    未来の金銭は、現在の価値に割り引いて考える必要がある。
    80.借金は素晴らしい。
    81.卵は同じ籠に入れるな。

    新事業創造
    82.完璧より、やる方がいい。
    まずはやってみることが重要。
    83.早く低コストで失敗しろ。
    84.早く行きたいなら一人で、遠くへ行きたいなら、みんなで行け。
    大をなすには、多くの人を巻き込む必要がある。
    85.Noと言うな、How と聞け。
    頭ごなしの否定はNG。
    86.量は質に転化する。
    数が揃えば、当たりが含まれる可能性も上がる。
    87.5分で考えつくことは、ライバルも5分で考えつく。
    粘り強く考えることが、差別化に繋がる。
    88.モノではなく、コト作り。
    モノはビジネスモデルの一部に過ぎない。
    89.寿司屋とは寿司で客寄せして、酒で儲ける飲食店である。
    儲けのメリハリをしっかりと考える。
    90.Winner takes all
    2位ではダメなビジネスがある。
    91.アントレプレナーシップは学べる。
    起業家精神は一部の限定された人固有のものではない。
    92.制約は自分だけ。
    経営資源はその気さえあれば手に入るもの。

    交渉、説得、会議
    93.Win -win or No deal
    94.オレンジの皮か中身か。
    同じものに対しても感じる価値は異なる。
    Win-winの妥協点を生み出すセオリーは、自分は重視していないけれど、相手が重視しているものと、自分は重視しているけど、相手があまり重視していないものをお互い交換すること。
    95.目標の高さが合意レベルを決める。
    高い目標を持てるか否かが交渉結果を左右する。
    96.感情、規範、利得
    人を説得する際の三つのレバー。
    98.議論の目的は勝利ではなく、改革である。
    99.みんなの意見は案外正しい。
    集合知のパワーを知る。
    100.会議の目的とその貢献を明示する。

    さすがに参考になる考え方が多い。

  • MBAに必要な分野である基礎能力の「論理思考」「定量分析」「問題解決」に、経営スキルの「経営戦略」「アカウンティング」「ファイナンス」「マーケティング」「新規事業創造」「リーダーシップ」「組織」「交渉・説得・会議」というカテゴリに分けて、必要なポイントを整理してあるので全体像は理解しやすいが、それぞれは本当に基礎の基礎で概念的な内容が多いので、専門的な学びにはならない。
    新社会人が読んだ方がいい導入書という位置付けか。

  • 基本を網羅的に学べた。

  • グロービスの出している本。図書館で借りた。横書きの本は苦手だがサラサラ読める。以下メモ。

    ●個人としてパフォーマンスを発揮する上で鍛えるべき力と、組織を運営する上で鍛えるべき力の両者が経営には必要。
    ●主張に対し根拠は3つ。
    ●反対者には反対者の論理がある。
    ●内容と人格を分けよ。
    ●競争するのは最悪の戦略。市場の棲み分け、差別化、ゲームのルールを変えるなどで「勝てる戦を戦う」。
    ●魅力度は、市場規模、成長性、儲けやすさ、を見る。
    ●安易なトレードオフで妥協せず、トレードオフを打破するようなアイデアを出す。
    ●「〇〇というブランドを知っていますか」でイエスと答えられる率を再認率。「△△の商品カテゴリーで思い浮かぶブランドは何ですか」の質問で名前が挙げられる率を再生率という。再生率が高い中で、一番目に回答されるブランドを第一想起ブランドという。この地位を獲得するのがマーケターの一大目標。
    ●リピート購買率が高いことと、満足度が高いことは必ずしもイコールではない。顧客の真のロイヤルティと見せかけのロイヤルティを勘違いしてしまうことなかれ。NPS指標で見る。
    ●サウスウエスト航空は「社員第一、顧客第二主義」。ヤマトも「サービスが先、利益が後」「社員が先、荷物は後」「車が先、荷物が後」「安全第一、営業第二」。
    ●売上額か利益率か、一人当たり〇〇か。
    ●生データはグラフ化して直感的に考えることが大事。
    ●ファイナンスの考え方は「スカイツリーの頂上から飛び降りた時のリスクはゼロ。3階建てのビルから飛び降りた時のリスクはかなり大きい」
    ●新しいアイデアが出てきた時に「それは無理だと思う」ではなく「どうやったらそれが実現できると思う」と返す。ノーと言うな、ハウと聞け。いわゆる頭のいい上司ほど、先が見えてしまい「ノー」の言いがち。「前にやって失敗したからダメだ」というのは最も避けるべき答え方。
    ●寿司屋とは、寿司で客寄せして、酒で儲ける飲食店である。

  • カバーのザラザラ加減が触っていると気になるのでそこイヤだけど、中身は2~4ページ程度でMBAで学ぶようなことをサックリ理解できる、非常に読みやすい一冊。具体例もけっこう提示してくれるので、抽象的な概念でもわりかしイメージしやすいようになっていて親切。ただ、本当に入門的な部分をあっさり説明しているだけなので、よりしっかり勉強するには別の本も読む必要はあるはず。ただ、とにかくカバーのザラザラが気に食わない。なぜこの紙を選んだのか。

  • 経営の基本を網羅していると思います。
    う~ん。でも、イマイチ物足りなさを感じてしまいました。

    問題解決や論理思考の基礎を学びたい、MBA用語の意味を理解したいというレベルの方には、お勧めです。

    読者に行動を起こさせるような、強烈なワンプッシュがあると実務に活かせて良いのにな、と思いました。

    とはいえ、1つ1つは共感するものばかり。
    「必ず第3の道がある」とか「完璧よりやる方がいい」あたりは、明日からがんばろうという気にさせて頂けます。

  • ビジネスを行うにあたって身につけておくべき11分野、100項目について纏めている書籍。初見の項目はないものの、何度も見返す辞書にような使い方ができる。特に「影響力の武器」としての「ドア・イン・ザ・フェイス」(50万円寄付してといって断られても10万円寄付してといって断られなければよいため、まずは大きくでてみること)、「フット・イン・ザ・ドア」(2000円の寄付と初めはいっておいて、寄付してもらったら、以前寄付してくれたから今度は1万円寄付してと頼むこと)、「ローボール」(最初にブレスト15分付き合ってといいつつ、そのブレストは土曜日の朝ねといい、さらに資料用意しておいてねとまずは軽いお願いだけ握っておき、段階的に思惑を明らかにしていくこと)については意識していきたいと思う。

  • 下記の分野別に、基本的な事柄がまとめられている。(MBA的)経営について、学ぶきっかけとして有用。たとえば新入社員の段階や、MBA入学前の鳥瞰図として、目を通すとよいと思う。

    [目次]
    論理思考 - 説得力を高める
    問題解決 - 望ましい状況を手に入れる
    経営戦略 - よき戦略なくして長期的な繁栄はない
    マーケティング - 効果的にキャッシュを得る
    リーダーシップ - 人が動いてくれなければ、どんな仕事も実現できない
    組織 - いい仕組みが競争力を向上させる
    定量分析 - 数字を使って意思決定をし、人を動かす
    アカウンティング - 会社の数字を正しく読みとる
    ファイナンス - 企業価値の最大化を図る
    新事業創造 - 企業存続の道であり、経済成長の源
    交渉・説得・会議 - コミュニケーションによって生まれる価値

  • ビジネスの基本的な概念、考え方、対応の仕方などが網羅されている本。
    基本に立ち返りたい時に読むと良さそう。
    ある程度の社会人経験がある人だと既知の事実かもしれないけど、基本は忘れがちなので。

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著者プロフィール

グロービス
1992年の設立来、「経営に関する『ヒト』『カネ』『チエ』の生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業を展開している。

グロービスには以下の事業がある。
●グロービス経営大学院
・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)
・英語(東京、オンライン)
●グロービス・マネジメント・スクール
●グロービス・コーポレート・エデュケーション
(法人向け人材育成サービス/日本・上海・シンガポール・タイ)
●グロービス・キャピタル・パートナーズ(ベンチャーキャピタル事業)
●グロービス出版(出版/電子出版事業)
●GLOBIS知見録/GLOBIS Insights(オウンドメディア、スマホアプリ)

「2019年 『ダークサイドオブMBAコンセプト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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