SHOE DOG(シュードッグ)

制作 : 大田黒 奉之 
  • 東洋経済新報社
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レビュー : 194
  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492046173

感想・レビュー・書評

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  • NIKEのイメージはAPPLEなどと同じような多くのイノベーションを産んだ特別なブランド価値を持つ企業だと思っていた。
    まさか会社の起源が日本企業の代理販売だとは思ってもみなかった。
    会社を0から立ち上げることは困難の連続でそれを一つひとつ愚直に乗り越えてきた著者は本当にすごい信念を持っているのだろう。
    そしてその信念はスポーツへの愛情と自分の会社への愛情と使命感によって形成させているからこそ判断基準をぶらさずに事業を拡大できたのだと思う。
    自分の好きなブランドの起源と成立ちを知れたことがすごく興味深く読みやすかった。

  • 一気読み。フィルナイトの飾らない文体で、するすると読める。フィル・ナイトは歴史に自分の名を残したかったのだ。
    悩んだときには走れ!にはまったくもって同感だ。
    権力を打破しようとする人たち、世の中を変えようと思う人たちは、背後で常に目を光らせている連中がいることを忘れるな、と忠告もしてくれている。自由な起業家精神を良くは思わぬトロールは常にいて、妨害し、挫折させ、出る杭をうちたがる。それは昔から変わらない。
    断念することは、止まることではない。運の力も大きい。そして、勤勉はもちろん重要だが、いいチームも欠かせない。
    シンプルな助言だけれど、どれもフィル・ナイトの言葉だからこそ腑に落ちる。

  • ずっと読みたかった一冊。

    【ザッと内容】
    ナイキの創業者フィルナイトの自伝。どうやってフィルナイトがどのようにビジネスを始め、どのようにナイキを創業したのか苦悩や努力が事細かに記されている。
    元々はアシックス?の前身のタイガー社の靴を輸入してアメリカで販売するというビジネスをしていたフィル。タイガー社と段々不仲になっていったこともあり、自身のブランドを作る。それが世界を席巻するスポーツメーカー、ナイキに成長していく。

    【こんな人にオススメ】
    ・起業家
    ・ナイキに興味がある人

    【感想】
    長ぇ。半生を細かく記しすぎて、長ぇ。中盤タイガーから無下にされるシーンや最後の読者に対するメッセージは是非とも一読いただきたいが、そこに到達するまで何度も心が折れそうになった。気合いで読みきった一冊。
    色んなCEOが絶賛してたり、本屋でも注目作品として大々的に出されているが、文量の割には実が薄いと感じざるを得なかった。

    【刺さりワード】
    ・ビジネスとは利益の追求ではない。単に生きるのではなく、より充実した人生を送る手助けをすること
    ・20代半ばの人に伝えたい。仕事や志す道を決めつけるな。天職を追い求めてほしい。天職が何とは分からずとも探すのだ。天職を追い求めることで高揚感が得られる。

  • NIKEの経緯はほとんど何も知らなかったのでフィル・ナイトの自伝として楽しめた。

  • 7月の読書会課題本。ナイキの創業者の自伝。とても興味深いエピソードが多く、面白く読めた。最終章は、起業を目指す青年たちへのメッセージとも取れる内容となっていて、一読の価値があると思う。

  • ナイキの創業者フィル・ナイトの自伝。
    1962年に会社を立ち上げてから2016年に引退するまでを振り返っている。

    第二次世界大戦が終わって20年にもならない頃に日本に訪れ、シューズメーカーのオニツカの販売代理店から初めたって知らなかった。

    当時からスポーツシューズ界の巨人だったアディダス、プーマを超えて世界一流のメーカーになるまでなんとまぁ綱渡りの連続だったのかと驚く。

    持ち前のスポーツマン魂で常に先へ先へと走り続けるその強い心に感嘆した。

    もう、自伝を読んだところで挽回できる年齢じゃないので是非とも前途ある若者に読ませてあげたい。
    (前途ある若者の知り合いが一人もいない現実は棚上げしつつ)

  • 前半の、世界を旅するところが面白かった。
    フィル・ナイトは、お坊ちゃんだよねえ。
    お父さんはハングリー精神で成り上がった人だけど。
    後半はちょっとつまんなかった。

  • まずは、NIKEが日本と関わりが深い会社であることを初めて知り驚いた。オニツカの販売からスタートしたことや、日商岩井との関係も興味深かった。

    全体の流れとしては、スタートアップの成功物語のような綺麗な内容ではなく、泥臭く、良いシューズを届けたいという信念だけで突き進んだ内容になっている。結果としては世界企業へと成長し、億万長者の仲間入りを果たしているわけだが、その過程においては教科書があるわけではなく、暗中模索し続けた様子が事細かに描かれている。

    「陸王」や本書のおかげで、テレビでマラソン、駅伝を観ていてもシューズに目がいく機会が増えたと感じる。

    最後に、次の言葉を心に刻んでおく。
    「ゴールラインは存在しない。競争に勝つことは比較的簡単なこと。自分に勝つことはゴールラインのない挑戦。」

  • 自身で開拓したビジネスだからですね、ものすごい記憶力。説明が細部にわたっています。実に淡々と描いてますね。わかってはいたけど、ビジネスの話がつらつら進むので、こうしたストーリーに馴染みのない私はあまりのめりこめませんでした。でも!ナイキの凄さは伝わってきました。ギリシャでニケと向き合うところは素晴らしいです。降りてきたんですね。

  • 創業当時からの苦労が。
    最初乗っ頃は海千山千の人からも身を守り
    色々な事を乗り越えてきたんだと、思った。

著者プロフィール

フィル・ナイト
ナイキ創業者
世界最高のスポーツ用品メーカー、ナイキの創業者。1938年生まれ。オレゴン州ポートランド出身。オレゴン大学卒業。大学時代は陸上チームに所属。中距離ランナーとして、伝説のコーチ、ビル・バウワーマンの指導を受ける(バウワーマンは後にナイキの共同創業者となる)。1年間のアメリカ陸軍勤務を経て、スタンフォード大学大学院に進学。MBA(経営学修士号)取得。
1962年、オレゴンの「ブルーリボン・スポーツ」社の代表として日本のシューズ・メーカーであるオニツカを訪れ、同社の靴をアメリカで売るビジネスを始める。その後独自ブランドの「ナイキ」を立ち上げ、社名もナイキと変更。創業メンバーたちとともに、スポーツ用品界の巨人、アディダスとプーマをしのぐ企業へと同社を育て上げる。1964年から2004年まで同社のCEO、その後2016年まで会長を務める。妻ペニーとオレゴンに暮らす。

「2017年 『SHOE DOG(シュードッグ)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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