「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

著者 :
  • 東洋経済新報社
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本棚登録 : 1963
レビュー : 207
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492046258

作品紹介・あらすじ

勉強にも仕事にも効く!「こんな読み方、あったんだ」

★本書の特徴★
マネするだけで、誰でも、どんな本でも!!

1.速く読める
2.内容を忘れない
3.応用できる

東大生は、そんな超・実践的な読書術を自然と習得していました。
ホントは教えたくなかったノウハウを、一冊に凝縮します!

★一生使える、5つの「スゴい読み方」★
「読み込む力」を劇的に上げる……………仮説作り
「論理の流れ」がクリアに見える…………取材読み
「一言で説明する力」を鍛える……………整理読み
「多面的なモノの見方」を身につける……検証読み
「ずっと覚えている」ことができる…………議論読み

★著者からのコメント★
もともと「できる子」だった東大生たちには「当たり前」の読み方。
偏差値35で落ちこぼれた僕がたどり着くまで、2年も浪人しました。
でも、だからこそ誰よりも、この読書術の「やり方」と「スゴさ」がわかります。
本書ではそれを、あますところなくご紹介します。
――西岡壱誠

感想・レビュー・書評

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  • レビューでこの本を知りました。

    社長が東大出身で、もうおじいちゃんだけど眼光が鋭くて頭がいい。僕は全てが見透かされている。プレゼンなんかしどろもどろだ。説明がわからんと怒られ、気づかなかった資料のミスを指摘され「いいかげんな仕事だな」と罵られる...

    東大に行く人は、どうしてそんなに頭が良いのか?どう本を読んだらそうなれるのか?わかるかも...と思い読んでみた。

    なるほど、確かに本書にその答えはあった。
    本にspeakさせるだけでなく、本とtalkすること。

    本を「読みっ放し」にし、「知識」が得られないのはもったいない。本と「会話」して、本に質問して答えをもらうことで、本の内容を自らの「知識」として活かすことが出来る。
    本をアウトプットすることで、本と「会話」できる。
    本書には本のアウトプットの仕方が記されている。

    本書の内容を実践することで、少しは社長と対峙出来るようになるかもしれない。ちょっと頑張ってみよう。

  • 読書を日本最高峰の頭脳でどう紐解いていくのか興味があった。ただ読み進めていくと次第に違和感を感じるようになった。

    人が生きていく上で読書とどう向き合っていくかというよりは、大学受験対策のテキストや参考書を読み解くような話になってしまっているからだ。

    読書には、本の内容を忠実に読み解く「本が主役」の読み方と、読み手が抱える問題を解決する「読み手が主役」の読み方の2つがあると思う。本書は「本が主役」の読み方に当たる。

    何が違うかというと「読み手が主役」の読み方は、装幀から仮説を立てる必要もないし、最終章から読んでも良い。著者の言いたいことよりも自分に必要な一行を見つけ、後はバッサリと捨ててしまっても良い。社会に出ると、仕事や人間関係で抱える悩みを解決していくことだけで結構しんどい。「読み手が主役」になって、その解決のヒントを探すため、もっと気楽に本を活用して良いと思う。

    参考になるのは高校生~大学生向けか。

    東大というブランドを外型的なセールスの為に使っているところが残念。

  • これは専門性を深めるための、勉強法だ。読書術ではなく、自分の興味を深掘りしていくための、大人の勉強法である。教科書から離れた大人が、1テーマを深く理解していくのに最適ではないだろうか。
    だから、本のタイトルを額面通り受け取ると、少し違和感を感じるだろう。それは、万人に共通しているものではなく、一部の人間にとって最高のツール、手法であるから。
    もっとライトに幅広く読書を楽しみたい方は、後半1/3はとても参考になると思う。
    全体的に知っておいて損はないが、使う機会がない人間が多数派だと感じるので、辛口の星3です。
    個人的には部分部分でとても響きました。
    著者の本への愛情も垣間見れて、好印象です。きっと他の著書も手に取るでしょう。

  • 何となく本を読むことが好きで、それなりに数も読んで来ていたと思っていたので、自分は本を読む力があるのだろうか?ちゃんと読めているのだろうか?と疑問に思っていたが、「記者読み」のところで、自分に足りないのはこれだ!と目からウロコが落ちるような思いだった。よく色々な読書術のような本に疑問を持ちながら読むということを書いている、一方で書いてあることの理解をしながら読むということを同時進行にするのが難しいからついつい肯定的にしか捉える事が難しいかったけど、この記者という立場の取り方(僕はコメンテーターでも又はアンカーマンになったつもりでもいいのかなと思ったが…)今展開されている状況について自分がもしコメントを言うとしたら意味のあるコメントを言わなければならないとして、と考えながら読むということは確かに今までの読み方よりも頭が働いている状態だと思った。僕の読書は1つ進歩したと思う。勧められてる本も含めまた時間を置いて改めて読んでみたい本だった。

  • 試験問題を読み解く際には参考になると思う。それが英文でも日本文でも、問題文を読む際は構造を読む。そして骨を探す。まさにこのとおり。
    知識を得るための読書ならこの本のやり方をそのまま真似たら良いと思う。
    私も趣味の歴史に関する本をこの方法で読んで見たくなった。

  • 高校3年時の偏差値は35。
    歴代東大合格者ゼロの高校の学年ビリ。

    そこから一念発起して、2浪で東大に合格した著者。

    その秘密こそ「読書」だった。

    ただ漫然と読むのではない。

    本の装丁からあれこれ想像する。

    読者でなく「記者」になって、あれこれツッコミながら読む。

    本の要約を短くまとめてみる。

    似たような本を並行して読んで、違いや共通点を見い出していく。

    本との「会話」の仕方こそ、この本の目的。

    本の選び方もわかりやすい。

    ベストセラー。
    古典。
    自分で「今年のテーマ」を決める。
    そして信頼する人からの推薦。

    東大生は、合コンですら本の感想大会になるとか。

    これはうなずける。

    同じ本を読みあった者同士にだけわかる連帯感。

    同じ本なのに違う感じ方をできる友人への尊敬。

    そして自分では手にする事の無い本の感想を聞き、自分では開けられない扉を開く感覚。

    本を通す事で、相手との距離感がグッと近づく。
    初対面でも「同志」とも言える存在になれるのだ。

    本は親友である。

    本は恋人でもある。

    そして本は人生の師匠にもなりうる。

    人生を100倍楽しく生きることができる究極のツール。

    そこへの道筋を明快に示す好著。

  • 途中で断念。

    とても参考になるとは思うんだけど、同じ系統の本ならM.J.アドラー、C.V.ドーレン共著「本を読む本」の方が自分には合ってる気がしました。

  • 現役東大生である著者が流し読みで終わらない読む力と地頭力をつける読書法を紹介した一冊。


    本書を読んで読書法を学べるだけでなく、東大生がなぜ論理的に物事を解説できるのかということが読書という観点から理解することができ、勉強になりました。
    また、選書法も紹介されていてこれからの本選びの参考になりました。
    準備をすること、目標を持つこと、本と対話しながら読むことをしながら本の骨となる部分を捉えることなど読書を自分の力に変える考え方を学べました。
    また、質問読みと追求読みなど技術も多く載っており、実践的だとも感じました。
    本の下部に著者のおすすめする書籍も載っており、本社に載っている短文でかつ明瞭な感想でアウトプットの具体例があることは好印象でした。

    そんな本書の中でも主張の穴をわざと作っておくことなどは今後の本の読み方が変わりそうだと感じました。
    あと複数の本を検証読みすることは脳科学的にも有効だということは初めて知りました。

    本社を読んで考えて読書するということの大切さを学ぶとともにアウトプットしたり、ひとつのテーマを追求したりするなど一歩踏み込んだ読書を行うことで読解力と思考力が向上し、要約力や推測力という日本の最高学府や今後の社会で必要とされる力が身に付くのだと感じた一冊でした。

  • 読書術の本を年内に10冊読むと決めた。10冊と決めたから、本屋を歩いて表紙に「読書」と書いてある本は片っ端から手に取ってみるんだけど、この本を開いたときは著者プロフィールを見て「うげ!やめとこ!」と思った。現役東大生が書いた『東大読書』なんてタイトルの本、きっとえらそうでむかむかするに決まってる。
    そのとき思い出したのが、「たまには異質なものを取り入れることも読書には大事」という言葉だった。このあいだ、うちの会社の社長と飲みながら本の話をしていたときに言われたことだ。私はついつい好きなジャンルの本、日本語で書かれた本、読みやすい本ばかりを選びがちで、それには「難解な情報を読みやすく編集したものが好きだから」という理由もあるんだけど、確かにそれだけじゃあ刺激が得られない。私の大好きな「読書術」というジャンルでうげー!と思ったものをあえて読んでみるのは、小さな挑戦として大いにありじゃないだろうか。

    中身は思った以上に抵抗なく読めたし、むかむかもしなかった。この本で紹介されている読書術は、一言でいうと「能動的な読書」だ。本の内容を「へーそうなんだ」と受け入れるだけでは受動的で、著者の主張を一方的に聞いているだけにすぎない。一方、「本当にそうなのか」「別の視点はないだろうか」と考えて、著者と議論しながら読むのは能動的な読書だといえる。そうすることで自分の頭で考える力(この本では「地頭力」と書かれている)が身につく。
    この本の中で一番好きになった読書術は「議論読み」だ。議論っていっても、本について議論できる相手なんてなかなかいないよなあ、と思っていたところ、こんなふうに書かれてあった。
    「たとえば、『本を読んだ後の感想』を言葉にすることも立派な『議論』です。提示された著者の考えに対して、自分の考えを提示するのが『感想』ですから、『感想』は『議論』の一種なのです」(本文から引用)
    なーんだ、じゃあ私はこれまでずっと本と議論してたってことじゃん。本を読んでインプットし、それを噛み砕いて自分なりの感想をアウトプットする、というプロセスは一度やってみるとくせになってしまって、今ではアウトプットしないと本を読み終わった気にならない。それはたぶん、インプットからアウトプットまでのプロセスで脳が動いている感覚が心地いいからなんだろうなと思った。

    【読んだ目的・理由】読書術に関する本を10冊読むチャレンジの一環
    【入手経路】買った
    【詳細評価】☆3.4
    【一番好きな表現】
    何気ない本の1節が誰かに刺さることがある。なんでもない本の1ページによって、人生が変わるという人もいる。だから僕は、こう思うんです。「本の良し悪しって、読み手によって変わるんだ」と。(本文から引用)

  • 昔から活字に不得手な私ですが、1~2日で読了してしまいました。なぜ読めるようにならないのか、なぜたくさん読んでもイマイチ内容を覚えていないのか、多くの人が抱える悩みの殆どは、この一冊で解決出来ると思います。

    A型にありがちな完璧主義の私は、どんな本でも最初の頁から最後まで、隈なく順番に読むべし、と頑固な性格で、かと言って内容を正確に理解せず、読むスピードも遅く、自己嫌悪、そして苦手意識という負のスパイラルに陥っていました。

    読書量が多い人=頭が良い人ではなく、読書という行為が、考える力を育むきっかけを与えてくれるのです。漫然と受け身で読み流してはダメ、自分のアタマを能動的に使うことで初めて血となり肉となります。

    そんな私のような苦手な読者を意識してくれたのでしょうか、最後まで飽きずについてこれるよう、文量(情報量)は多すぎず、大切な箇所をハイライトしたり、パラグラフ毎に要点(サマリー)をまとめるなど、著者の細かい気遣いが随所に窺えました。

    いまの学校では、生徒に正しい読書法を教えているのでしょうか?私の学生時代には、残念ながらそれを教えてくれる人も、そのような書籍もありませんでした。当時“正しい魚の食べ方”を知っていたら、国語嫌いになることも無かっただろうなあと思います(偏差値もせいぜい50-55でした・・・)。このような本が簡単に手に入る、いまの学生と若者が実に羨ましい限りです。

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著者プロフィール

西岡 壱誠(ニシオカ イッセイ)
東京大学3年生。歴代東大合格者ゼロの無名校のビリ(元偏差値35)だったが、東大受験を決意。あえなく2浪が決まった崖っぷちの状況で「『読む力』と『地頭力』を身につける読み方」を実践した結果、みるみる成績が向上し、東大模試全国第4位を獲得。東大にも無事に合格した。
現在は家庭教師として教え子に 「『読む力』と『地頭力』を身につける読み方」 をレクチャーする傍ら、 1973年創刊の学内書評誌「ひろば」の編集長も務める。また、人気漫画『ドラゴン桜2』(講談社)に情報提供を行なう「ドラゴン桜2 東大生チーム『東龍門』」のプロジェクトリーダーを務め、受験や学習全般に関してさまざまな調査・情報提供を行っている。
著書に『現役東大生が教える「ゲーム式」暗記術』『読むだけで点数が上がる!東大生が教えるずるいテスト術』(ともにダイヤモンド社)、『現役東大生が教える 東大のへんな問題 解き方のコツ』(日本能率協会マネジメントセンター)がある。

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