サードドア: 精神的資産のふやし方

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492046531

作品紹介・あらすじ

「あなたはどうやってキャリアを踏み出したのか――」
18歳の大学生が、ビル・ゲイツ、レディー・ガガ、スピルバーグなど、
米国角界の著名人に次々と突撃インタビュー!

20歳のときに知っておきたい「成功への抜け道」
何者でもない自分の、何者かになる物語。

★セレブ珠玉の名言が満載!
★全米話題! 「人生のはじめの一歩の踏み出し方」をめぐる大学生の冒険成長物語!
★ジェットコースター級の超エンタテインメント、笑いあり涙ありのドタバタ劇!
★年齢や立場を超えて訴えかけてくる、現代人の普遍的な生きる姿が描かれる!

ビル・ゲイツ、マヤ・アンジェロウ、スティーブ・ウォズニアック、
ジェシカ・アルバ、ピットブル、ティム・フェリス、クインシー・ジョーンズ、
ジェーン・グドール、ラリー・キングなど、そうそうたる面々にインタビューをした著者は、
彼らの人生の始まりには、共通のカギがあることに気づく。

彼らはみな、サードドアをくぐりぬけて成功を収めたのだ。

【サードドアとは】

人生、ビジネス、成功。

どれもナイトクラブみたいなものだ。
つねに3つの入り口が用意されている。

ファーストドア:
正面入り口だ。長い行列が弧を描いて続き、入れるかどうか
気をもみながら、99%の人がそこに並ぶ。

セカンドドア:
VIP専用入り口だ。億万長者、セレブ、名家に生まれた人だけが
利用できる。

それから、いつだってそこにあるのに、
誰も教えてくれないドアがある。
サードドアだ。

行列から飛び出し、裏道を駆け抜け、何百回もノックして
窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先に─―
必ずある。

ビル・ゲイツが初めてソフトウェアを販売できたのも、
スティーヴン・スピルバーグがハリウッドで
史上最年少の監督になれたのも、……みんな、
サードドアをこじ開けたからなんだ。

【推薦の言葉】

冒険、ドラマ、すばらしい教訓が詰まっている。企業幹部も、大学を出たばかり
の人も、きっとインスピレーションと知恵を得られるはずだ。
─アリアナ・ハフィントン

笑って、泣いて、まるで感情のジェットコースターに乗っているよう。とにかく
興奮しっぱなしだった。数十年に1度、世代を決定づける本が登場するが、この
本はまさにそれだ。
─エリアンナ・ムリリョ

どんなビジネス書とも違う。希望、喜び、野心、自己発見が詰まった、笑えてゾ
クゾクする本だ。時には著者に声援を送り、時には涙が滴り落ちる。この本を読
んで私は、人生を謳歌したくなった。偉大な作品だ。
─マヤ・ワトソン・バンクス

感想・レビュー・書評

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  • 大学生の少年が、クイズ番組に出て資金を獲得し、ビルゲイツやスピルバーグ、レディーガガなど、多くの著名人に、インタビューするためにサードドアを探して奔走する話。その中で、多くの人々に出会い成長していく。

    まず、いくら断られても諦めずインタビューを申し込むみ続け、またそれを達成させる根気の強がすごいと感じました。
    ビルゲイツやウォーレンバフェットへの質問はうまくいかなかったかもしれないが、目標を実現させ、そこから学んでいく姿勢に関心した。

    とにかく出来ること全てに挑戦し、インタビュー前には徹底的に本を読んで相手のことを学ぶ。アレックスの成功の裏にはしっかりとした努力があるからだと思った。

    エリオットからの誘いを断ったにもかかわらず、エリオットはアレックスを讃え、その後も家族のように一緒にミッションを考え、アドバイスをし、アレックスの父も大切できる、人として素晴らしい人だと感じた。

    アレックスも、素晴らしい家族や友達に囲まれ、多くの人の助けがあって今があると思う。
    人との繋がりを、大切にして感謝を忘れないよう心に留めておきたい。

  • 当時18歳で大学生だった著者が、世の中の成功者たちはどのようにしてその第一歩を踏み出したのかをその当事者にインタビューし、それを本にして同世代の人たちとシェアしたいというミッションを思いついた時から、そのミッションが成功するまでの浮き沈みを記した本。

    本書に収録されたインタビュー相手は、ボクシング元世界チャンピオンのシュガー・レイ、ザッポスCEOのトニー・シェイ、セグウエィ発明者のディーン・ケーメン、有名司会者のラリー・キング、ビル・ゲイツ、スティーヴ・ウォズニアック、ラッパーのピットブル、レディーガガ等々。

    日本のわらしべ長者のように、あらゆる伝手をたどり、そして見つけたメンターの助けを借り、全くうまくいかないときでもめげない著者のストーリーは、まるで青春小説を読んでいるかのよう。

    誰もが彼のように最終的にはうまくいく、ということはないだろうが、それでも自分なりの「ミッション」を見つけたらそれに向かってありとあらゆる手段を尽くしてみる、というチャレンジはしてみようということを本書は言っているように思う。

    10代後半から30代くらいまでの全ての若者に読んでほしい本だと感じた。

  • 意識高い系「自分探しの旅」が失敗しがちな理由 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
    https://toyokeizai.net/articles/-/417132

    サードドア The Third Door|東洋経済
    https://book.toyokeizai.net/thirddoor/

    サードドア | 東洋経済STORE
    https://str.toyokeizai.net/books/9784492046531/

  • 大学生が賞金番組で大金を得て、大物有名人にインタビューしまくるという若く荒唐無稽な行動で、たまに繋いでもらえることはあっても悉く断られる。そして気づく。諦めるか続けるか、成功者に聞いてもわからないという。そして辿り着いたのが、成功ではなく成長を信じて突き進むこと。456ページある中で416ページまでが序奏だった。ひとと違う自分だけの道を探すこと。
    317冊目読了。

  • 自己経験に基づいた自己啓発本。
    偉人伝を読むよりは親しみを持てると思うが、
    著者は信念は強いものの行動には拡散性が感じられ、
    このタイプの人間でなければ共感は難しいと思う。

    とにかく多くの人に協力を求めたことが分かるものの、それが「苦手だった著者の自己満足」という形にも捉えられる。それでいいのだが、自己啓発本に溢れた時代でこの分厚さの本を最後まで読む人がどれくらいいるのかとは思った。分かりやすく、多くの人に読んでほしいからこそそう考えてしまう。

  • インタビューで著名人のさまざまな金言が引き出された…みたいな本だが、それに限られない。
    自分より少し若い青年が書いた本というだけで衝撃的だが、彼がミッション達成の途中で抱く葛藤や苦しみには共感を抱く。(五里霧中、とでも言えるような状況だ)
    サードドアのメタファーは正に言い得て妙だ。
    しかし読み終えた時に一番大切だと感じたのは月並みかもしれないが友情や家族愛、そして何らかの繋がりによって得た人間愛なんだ、と感じさせられた。
    成功者になる為の秘訣に囚われ過ぎるのは良くない。何事にも夢中になること、そして、周囲を省みて感謝の気持ちを忘れないこと。
    後段にある大切な家族にまつわるストーリーは非常に共感した。
    私が一番尊敬し、感謝しているのは誰か?
    を自問自答しながら読むのも良い。
    今を生き抜く若者に、生き急いでいる若者にこそ読んで欲しい。そして、この本の内容や表面的に書かれたことに囚われず、その深層に流れる真理を噛みしめ、自分の生き方に当てはめてみてほしい。立ち止まる本として良いと思う。

    私も成功者への憧れは正直、ある。
    素直に自分を認めて、彼らの生き方から何かを吸収して生かしたいし、普段から努力を積み重ねることを惜しまないようにしたいと思う。

  • 50を過ぎたおっさんがが読む本じゃないかな?と、読もうか読むまいか迷ったけど、読んでよかった。
    たぶん、この本はこれからの自分の挫ける前の杖になってくれそうな気がする。

  • ただのインタビュー本と思うなかれ!

    いわゆる格言集とは違い、インタビューに向かうまでやインタビューを通しての著者の想いが等身大に描かれています。
    そんな著者の目線だからこそ成功者も一人の人間として描かれ、環境や才能ではなく「選択」で人生を変えられると感じさせてくれる本です。

    その「選択」をすることの苦しみや葛藤がとても共感できる著者が、人生のメンターや著名人たちとの出会いから乗り越えて挫折してまた乗り越えて自らのキャリアをつくっていく生き様がとても勇気づけられました。

    自分と向き合い、自分のミッションと向き合っている今の自分だからこそ響いた本だと感じます。

  • 1.サードドアとはなにか?精神的資産とは何か?著名人達はなぜその仕事に巡り合ったのか?

    2.サードドアとは、自分の滾った想いは実現する可能性があると信じ、行動し始める為に踏み出すための門のことです。
    著者は大学生の時に、「自分は何がしたいのか?」という素朴な疑問を持ち始め、各業界の著名人にインタビューして解決策を導き出すことを目指し始めることから始まります。持ち前の粘り強さを武器に、自分の想いを実現しようと志すなか、エリオットというメンターに出会い、運命が変わります。数々の苦難が著者を襲いますが、その苦難を乗り越えて、ようやくビルゲイツへのインタビューを手にします。しかし、ここでもまだ自分が納得できないことがあり、新たなサードドアを探し求めることになります。
    それぞれの著名人達に会い、何を感じながら著者が成長していくのか、また、読者自身も考えさせられる1冊です。

    3.自分に足りないものがハッキリわかった。それは「滾る」ということ、つまり、今自分がやってることに全力を尽くしてないことです。好きじゃない仕事をしていますが、どうしてもやる気が出ない。しかし、この先を考えると必要なスキルが手に入る。こんな思いが自分の頭を常によぎっています。
    ならば、見切りをつけて、今の仕事から得られるスキルを身につけることに専念して辞めることが今の自分にできることだと確信しました。1年でスキルを身につけ、自分のやりたいことに近づくために今日から全力で生きていこうと思います。

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