マーケターのように生きろ: 「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動

著者 :
  • 東洋経済新報社
4.07
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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492046852

作品紹介・あらすじ

【「何者でもない自分」が最強の武器になる生き方】
「やりたいこと」なんてなくていい。
「相手がしてほしいこと」をしよう。ただし、とことん、徹底的に――。

マーケティングの英知が生んだ【4ステップ】で
「仕事」「キャリア」「副業」「プライベート」…すべてで「求められる人」になれ!

STEP1 「自分がもっとも輝く場所」が見つかる…………市場を定義する
STEP2 「相手が本当に欲するもの」がわかる……………価値を定義する
STEP3 「自分がやるべきこと」がわかる…………………価値をつくりだす
STEP4 「自分を必要とする相手」に見つけてもらう……価値を伝える


【本書の効能】
①あなたが「本当に輝ける場所と方法」が見つかる
自分からではなく「相手からスタート」するマーケターのような生き方で、
どんな人でも「必要とされる場所」と「そこで輝く方法」が見つかる!

②「マーケティング」の本質がわかる
さまざまな場面で価値観が激変する世界では、
「市場を定義し、価値を定義し、つくりだし、伝える」マーケティングの知識は
すべてのビジネスパーソンに不可欠なスキルになった。
その本質を、マーケティング実務のカリスマが余すところなく解説!


【著者からのメッセージ】
自分に特別な才能がないことは自覚しています。
もしあったとしたら、あの「暗黒時代」はなかったはずです。

私が「人から必要としてもらえる」ようになったのは、
そんな暗黒時代から現在に至る20年で体得した、
「生きる知恵」としてのマーケティングのおかげです。

私はマーケティングを理解することを通じて、
仕事の幅を大きく広げることができました。
そして、キャリアプランを見直すこともできました。
のみならず、それを生き方のレベルにまで広げることで、
個人としての情報発信や趣味も充実させることができました。

本書ではそんな「生きる知恵」としてのマーケティングを、余すところなくお伝えします。

感想・レビュー・書評

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  • 本書はマーケティングの考え方を人生に活かす方法を記載している本である。

    タイトルの『マーケターのように生きろ』とは『強烈なカリスマ』ではない人間が個を輝かす為の生き方であり、相手を理解し相手の役に立つ生き方である。
    ※『マーケターのように生きる』の反対派は『芸術家としていきる』芸術家は自分を表現して生きているので。

    マーケティングの4ステップとして以下が挙げられる。
    1市場を定義する
    2価値を定義する
    3価値を作り出す
    4価値を伝える

    この本ではマーケティングの4つのステップをキャリア・仕事に置き換える際の考え方を教えてくれる。

    これを自分の仕事(採用活動)に置き換えてみる。
    1市場を定義する
    →自社が採用するターゲットを決める。
    2価値を定義する
    →採用するターゲットが何を求めているのか。
    3価値を作り出す
    →自社で働く価値を伝え、作り出していく。
    4価値を伝える
    →自社で働く価値を伝えていく。

    この様になると私は思っている。

    マーケティングの知識は、プロモーションに関わっていない人間でも学ぶ英知だと気付きました。

  • 好きなことで生きようとすることができるし、それが称賛される時代だけど、すべての人がそう生きられるわけじゃないし、時代は変わり、社会も変わる。その中で、平凡な自分がより必要とされる人間でありたいと思うとき、どうあるべきかということを書いた本。自分はエンジニアとして生きてきた中で、最近やりたいことにこだわることに危機感を感じて市場価値を上げるためにいろんなことをチャレンジしたいと思っていて、そういう考えを代弁して後押ししてくれる感じのする本だと思った。薄くて時間もかからず読めるので、いろんな人に読んでほしい。

  • 「マーケティングとは思想である」この考え方は新しい学びだった。より相手に貢献したいと考えている全てのビジネスパーソンにとって、役立つ考え方が詰まっている。「相手に求められるためには?」ということを人々が追求すればするほど、競争が激しくなるとともに洗練されていき、日本はもっといい国になるのかもしれない。

  • マーケティングの技術を生き方に活かすとこうとしている本。
    マーケティングの四つの段階については なんとなく知ってるようやったけど全然知らんかった。 特に価値の四つの種類は日常でも考えたいなぁと思う。
    自分の仕事に活かせそうなことは結構あったけどまだまだ読み込んで自分の中に落とし込まないといけないなぁと思う。

  • マーケターの思考法のエッセンスを生き方に活かすための指南書。すべては、相手からスタートする(相手により添い、相手の役に立つことをゴールとする)というアプローチ(思想)が一貫している。特別な能力やカリスマ性がなくても、誰にも自分だけのやり方で、世界の欠けたピースを埋めることができるという言葉に勇気をもらえる1冊。

  • マーケティングという概念を抽象化し、それぞれのライフスタイルに落とし込んだ一冊。

    自分自身をどのようにマーケティングしていくか。ということを考えさせられた。「価値の定義」という概念を知らなかったので、自分の価値をスマートに定義できるよう工夫してみようと思った。
    また、PIE理論の中での「目立ち、印象」の重要性に対する指摘については賛成で、知ってもらうことがスタート地点だと思った。

  • 相手の役に立つか、という視点が大事という主張。
    キャリアにフォーカスを当てている部分もあり、就職や転職活動中の人にもオススメ。

  • 備忘録

    ・マーケティング活動とは
    価値を創りそれを伝え、交換し届けるまでをデザインする
    ↓上記を達成するためのプロセスとして、
    1.市場を定義する
    2.価値を定義する
    3.価値を創り出す
    4.価値を伝える

    ・前提
    マーケターのように生きる思想の1つとして、
    what to sayとhow to say を磨く。
    何を伝えるだけに軸足を置かず、どう伝えるかも重要なコミニュケーション。

    ・ステップ1 市場を定義する
    価値は提供する相手により変容するためまず市場定義が重要
    市場定義は、提供する「人の集団」を見立てる。
    ではどう分類するか?
    ありきたりなのはデモグラフィックと呼ばれる年代性別だが、ジオグラフィックのような居住地域やサイコグラフィックのような趣味嗜好。
    この切り口は重要。

    市場定義後に、有望性を評価する。
    市場規模、成長性、競合環境、関連性、シナジー

    ・ステップ2 価値を定義する
    相手を決めた後にその相手が何を求めているかを知る。
    価値にはどんな種類があるのかという知識とそれを引き出すための対話技術を駆使してインサイトを見つける。
    価値の4象限(これは特に面白い、実際の生き方でも役立てそう)。
    縦軸を顕在的か潜在的か、横軸を機能的か情緒的かで設定し、
    実利価値(機能的で顕在的) いま役に立つ
    保証価値(機能的で潜在的)何かあった時に役に立つ
    評判価値(情緒的で顕在的)アクセサリーのように意味がある
    共感価値(情緒的で潜在的)おまもりのように意味がある

    実利価値のみで人材の価値を判断するのはイケてない。なんか安心感があるみたいな保証価値など複数の価値で人材価値は判断すべき。

    この考え方を上司からのメッセージに例えると、
    場面上、機能的な価値を刺激する(評価、成長)メッセージよりも情緒的な価値(頼む力を貸してくれ)の方が特に若手は刺さりそう。

    ・ステップ3 価値を創り出す
    価値を定義しただけの絵に描いた餅で終わらせず、価値のレシピを知り相手との対話で創り出していく。
    現代は、いいものを作る(機能、品質)が重視される時代は過ぎて評判価値や共感価値になった。
    価値の創り方で重要なフレームワークは6P。
    従来の4P+プロポジション(主張)・パック(外観)
    例えば、しきじは品質で神楽坂の個室サウナは切り口(主張)。
    これらの機能品質、主張、外観を組み合わせを創りまずはコンセプトを作り上げていく。

    ・ステップ4 価値を伝える
    どんなにいいものでも伝えないと意味がない。
    価値を伝えるステップは、
    覚えてもらう
    好きになってもらう
    選んでもらう

    1.覚えてもらう
    こちらもステップがあり、繰り返し伝える→当事者意識を持ってもらう→心を動かす
    覚えてもらうための広告表現(クリエイティブ)も重視。
    2.好きになってもらう
    これも覚えてもらうと同じステップ。そのため覚えてもらうのと好きになってもらうのは同時にやる。
    3.選んでもらう
    これは近くまで届ける→価値を知ってもらう→付加価値をつける。
    近くまで届ける:配荷率や数
    価値を知ってもらう:〇〇オイル配合だから潤いしっかりキープ
    付加価値をつける:セールスプロモ

    価値を伝えるを仕事に生かすと、
    出世するためには自分の価値を伝えるのがグローバル企業ではマスト。
    ポイントはPIE(パイ)と呼ばれる、
    パフォーマンス(仕事の実力)
    イメージ(印象)
    エクスポージャー(どれだけ目立っているか)
    重要な割合は、
    実力1、印象3、どれだけ目立っているか6
    用はどれだけいいモノでも理解してないと意味がない。
    そのための常套手段は話題になること。

  • やりたいことなんてなくていい
    相手がしてほしいことをしよう
    ただし、とことん、徹底的に。

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著者プロフィール

井上 大輔(イノウエ ダイスケ)
マーケター、ソフトバンク株式会社 コミュニケーション本部 メディア統括部長。
ミュージシャンを志すも挫折。小さな広告会社でプランナーの仕事を始める。当初はまったく仕事のできないお荷物社員だったが、マーケティングの英知から学んだ「仕事とは人の役に立つこと」という思想に目覚めて以降、仕事にかぎらずあらゆる場面で「必要とされる」ようになる。以降ニュージーランド航空、ユニリーバ、アウディジャパンなどでマネージャーを歴任。ヤフー株式会社MS統括本部マーケティング本部長を経て現職。
雑誌・Web媒体への寄稿や講演会・セミナーへの登壇多数。NewsPicksアカデミアプロフェッサー。著書に『デジタルマーケティングの実務ガイド』(宣伝会議)など。


「2021年 『マーケターのように生きろ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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