エニシング・ユー・ウォント すぐれたビジネスはシンプルに表せる

  • 東洋経済新報社 (2024年6月19日発売)
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  • 本 ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492047682

作品紹介・あらすじ

ミュージシャンとして充実した人生を送っていた1997年、
著者は自分のCDをオンラインで販売するためのサイトを起ち上げる。

「俺のCDも売ってくれないか」と友人、あるいは友人の友人から頼まれ、
それに応じるうちに「図らずも」ビジネスを初めてしまい、
著者はそれに「CDベイビー」と名付けた。

ビジネスを大規模に展開するつもりなどまったくなかった著者がとったのは、
音楽業界の通常のやり方とは逆のやり方。業界関係者にとって最適な形
ではなく、ミュージシャンにとって最適な形を模索したのだ。

するとかえってビジネスは発展し、起ち上げてから10年後、著者は
「CDベイビー」を2200万ドルで売却する。

会社を起ち上げてから売却するまでの10年間、著者は起業や経営、
お金や時間の使い方に関する数多くの課題に向き合い、自分なりに答えを出してきた。

本書は、そうして著者が学んだことを48のレッスンとしてシンプルにまとめたもの。

お金は二の次。自分も相手も幸せにすることだけをしよう、と説く著者の言葉は、
これからの生き方、働き方を模索する日本人にきっと刺さるのではないだろうか。

原書はアマゾンレビュー計5000件超と話題に。「忘れかけていた初心を思い出させくれる」
「基本に立ち返るのに役立つ」とベテラン起業家からも絶賛の内容。

「この本を読むことは、あなたにとって最高の時間となるだろう」ーーフォーブス誌

感想・レビュー・書評

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  • 好きな事を仕事にしなさいの典型的なカタチ。
    原題のAnything you wantどおり
    なので、表紙にある
    すぐれたビジネスはシンプルに表せる は
    ミスリードを招く気がする
    素晴らしい本だが、読みたかった本ではない。

    ただ、成功者は無駄な事をしない。
    自分のすべき事=したい事に没頭している。
    スマホ時間が減った時、幸せな時間が訪れるかもしれない

  • 物事にまっすぐ取り組み続ける力の強さ

  • 本屋でふと目に止まりそのまま購入。著者は米国でCDベイビーという企業を創業した方。

    感想。良かった。こういう話を聞いておくと、幅が広がる。著者も言ってるが、何か絶対解を教えてくれるわけではなく、僕はこうした、というもの。読んでて面白かった。

    備忘録。
    ・起業の究極の目標は幸福だ。利益やサービス開発や自己実現も。全ては自分や顧客を幸福にすることだ。

    ・ビジネス書に分類させると思うこの本の前書きで、ズバッとくるメッセージ。「今を生きる上で大事なものは何か。友人だ。金がなくとも、健康に問題があっても、友人がいれば幸せになれる。金があっても健康でも友人がいなければ幸せにはなれない。家族も恋人も関係が長く続けば友人のようになる。」

    ・ミュージシャンとしてそれなりに成功した著者が、ふとした縁から、CDの夢の流通契約を考え、それを実現したら会社ができて、大成功した。

    ・「成功とは、改善と発明を繰り返すことによってもたらせる。うまくいかないことを繰り返してもたらせるものではない」。その通り。

    ・「それは、顧客により良いサービスを提供することに繋がっているか?」という判断基準。事業拡大、資金調達、社員の昇格とかとか。顧客にとって最善か?と考えたらと。

    ・起業するうえで「お金がないから始動できない」は要注意。思うだけと、行動に移すかは大違い。金がなくてもできることはある。むしろ金がなければ、金がないなりにお客様にどのように貢献するかを真剣に考える。

    ・シェア型ビジネスや、事業共創では、自分が既に持ってることで人々が欲しがるものは何かを考える。その何かをシェアしてあげる。

    ・ビジネスとは、アイデアと実行力の掛け算。1ドルのアイデアでも2,000実行すれば。とか。

    ・悪いサービスはセコさから生まれる。

    ・意思決定理由を社内に説明することを繰り返し、それが行動規範になり、組織が回り始めた、と。

  • 感想
    アイデアを磨き込む。主語と述語で簡潔に表現できるようになるまで。常に繰り返す。今何をすべきか、どうすべきか。妥協することなく。

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